コンフォートゾーンを抜け出し、成長し続ける
今回はThirdworksプロジェクト成果発表を終えた参加者の下川嵩暉さんにインタビューを行いました。メンターの杉山さんとは毎回英語でのディスカッションを行っていたようです。気になる方は前回の記事をこちらのリンクから飛んで見てみてください。
イベントで学んだこと
(松田)
下川さん、先日の発表お疲れ様でした。それでは、質問に参ります。今回のThirdworksプロジェクトに参加した感想とメンターの杉山さんから何を学んだか教えてください。
(下川)
今回のThirdworksプロジェクトは一ヶ月間のイベントであったということが今回のポイントだったと思います。なぜならば、一日、二日のみのイベントだとしたら、イベントで得た熱量が恐らく一、二週間ぐらいしか続かないと思いますが、今回のイベントは一ヶ月という期間があり、先日のイベントはその対面会のようなものでした。ですので、今回のイベントでは熱意がすぐに消えるということはないと思います。プレイヤーの熱意がより持続的なものになるようなイベントだったのが良かった点だと思います。
杉山さんから学んだこととして、英語はもちろんのことですが、杉山さんが医学部であったこともあり、とてもハードなスケジュールにも関わらず、法律のこと勉強していました。そこで、自分の法学部と杉山さんの医学部は両極端にある学部だと思っていましたが、お互いが絶対に学ばないといけないこともあると気づきました。その一つの例として医療法です。医療関係者も医療法について詳しくなく、法学部でも医療法を全く扱わないのでお互い自分の分野でも知らないことがあるのだなと思いました。
居心地の悪い環境に飛び込む
(松田)
今回は英語力の特訓として杉山さんと英語のディスカッションを行ったということで、英語×医療の分野で居心地の悪い環境に身を置いたと思いますが、英語×IT、英語×スポーツなどといった英語×別の分野の人と触れ合っていきたいという思いはありますか。
(下川)
そういう機会は絶対に必要だなと思いました。なぜなら、法律は他の分野との親和性がすごく高いからです。ほかの分野のことを知っておかないと、法律が使える道具ではなくなってしまうと思うので、今後もそういう機会は探していくと思います。
(松田)
今後も居心地の悪い環境を探し、その中に身を置いていきたいとのことですが、居心地の悪い環境下ではどのようなことが大切だと思いましたか。
(下川)
その環境下でいかに自分の最善を尽くすかが重要だと思いました。なぜなら、自分から居心地の悪い環境に飛び込むことって滅多にないと思いますし、自分もそうでしたので、そのような環境に慣れていませんでした。そこで上手く対応するために、今回であれば一週間前からディスカッションのテーマを決めたり、分からないことを事前に調べたり、最善を尽くしました。今後も居心地の悪い環境に飛び込み、その中で自分のベストを尽くして成長していくことが大切だと思いました。
大学院進学への取り組みとその後
(松田)
下川さんは次大学4年生になるということで、大学生活があと一年残っており、その先の目標が米国への大学院進学だと伺っております。当然、今回のプログラムに参加される前から取り組んでいたこともあったと思いますが、今回のプロジェクトを機に何か新しく始めようとしたことはありますか。
(下川)
今回のプロジェクトに参加して米国への大学院進学のその先のライフミッションについてすごく悩みました。大学院に進学することがとてもハードルが高いことですので、そこに焦点がいき過ぎていて、その先のライフミッションが少し疎かになっていました。まだ、大学院に進学していないのでその先のことはわからないのですが、先輩や様々な経験をされている方にどのようにライフミッションを確立していくのか聞いたりしていきたいと思います。
(松田)
3月12日のイベントで、U23参加者の増田さんは夢とかライフミッションはアップデートしてもいいと思っているとおっしゃっていましたが、下川さんも米国の大学院に進学することで今までにない体験や人々と関わる機会も増え、その中でライフミッションも見つかっったり、アップデートされていくような気もしますね。
(下川)
アメリカでの出会いや人との関係もすごく大事だと思いますが、あと一年は熊本にいるので日本での人との関りや日本人の考え方など、自分が日本にいるからこそ考えられる世界観とかは大切にしていきたいです。
コメント
来年度から米国の大学院進学に向けての準備が忙しくなると思いますが、今回のイベントで学んだことや経験を生かして、まずは志望する大学院の合格をつかみ取り、その後ライフミッションを明確にし、成長し続けてください!応援していますし、共に頑張りましょう!