妊娠中こそインプットのチャンス
職業訓練校で学生時代のようなワクワクと
新しいことへの挑戦でクラスメイトと共に苦しみ、
大学でのバイトは天国のような環境だった。
大学のバイトの契約が終わる頃、思っていたより早く妊娠発覚。
春休みの時に大学の施設を使って最後に制作活動をたくさん
したかったけど、酷いつわりが・・・。
可愛がっていた学生たちの卒業式だけは、なんとか出て、
お世話になった先生たちとも惜しみながら大学を後にしました。
死ぬかと思ったつわり時期
妊娠中にしたかったことも沢山ありましたが、
とにかく妊娠発覚と同時にひどいつわり。
毎日吐いて吐いて吐いて吐いて吐いて・・・・。。。
命の危険を感じたわたしは、実家に帰って寝たきり生活でした。
体重も40キロを切るようになり、
手足が棒のように・・・。
いっそこのままお腹の子と心中してしまいたいと思うくらい、
精神的にも病んでしまい、完全につわり鬱でした。
夫の心配などする余裕もなく、(ごめん・・・笑)
母が週末、実家に来た夫に手料理を持たせておりました。
みんなに心配かけたけど、母がいなかったら本当にヤバかったと思います。
つわり復活から嘘のように動き出す
元々、家にじっとしているタイプではないのに、
つわり鬱の時は誰にも会いたくなくなり、実家に引きこもり。
それが妊娠3ヶ月を過ぎたころ、
あれ?今日は吐いてない。
あれ?動けるかも?
と思ってからはすぐに大阪に戻って、これからどうしようか。
と考え出す。
個人的な仕事はつわり中でもPCまで這って行き
なんとかやっておりました。
コワーキングスペースに行き出す
Webデザイン事務所の一室を
コワーキングスペースにしているような場所があり、
そこでは希望者にはWebに関することを教えてくれる。(有料)
見つけた瞬間に申し込みをポチ。
すぐに見学。そして決定。
自分が今請け負っている仕事の分からない部分を
教えてもらったり、新たなことを教えてもらったりしながら妊娠中を過ごした。
そこのWebデザイン事務所のクライアントさんが、
私たちのような勉強中のものにも制作依頼を任せてくれることもあった。
プレゼンの日が決定し、参加者を募集する。
当日クライアントの前でプレゼンして、勝ち取った人が仕事を受けることになる。
私も一度だけ先生にやってみなよと言われ、参加してみた。
先生には事前に提出して確認してもらうのだが、
なんとクライアントの名前を間違ったままプレゼンしてしまい、
先生にも「私も事前に確認してたはずなのに気付かなかった。ごめんね。」と謝られてしまった苦い思い出。。。
完全に私が悪い。
スマホが出た瞬間に代わってしまったWebの世界
先生のWebの仕事を手伝うようになってきて、
納期に追われまくる日々を過ごすようになってきた私。
妊娠中としては、かなりハードでした。
出産予定日の当日の朝4時とかに最後の仕事を終えて
ホッとしたのを覚えています。(働きすぎ・・・)
この頃は、
・Web制作の仕事
・帽子のデザイン画を描く仕事
がメインでした。
PCで終わる仕事は、どこでもできるし便利でしたが、
とにかく時間に追われる。
まだスマホが出る前のHPは、主にFlashを使った動画がカッコいいHPだった時代。わたしもActionscriptを必死に学んでいたが、
スマホが出た瞬間にFlashが表示されなくなり、
世の中からFlashが消えた・・・・。
この時、私はデジタルの世界に絶望した記憶があります。
デジタルの世界は変化が速い。
昨日までの知識が今日からぜんぜん役に立たなくなる時もある。
そして常に新しい言語の勉強。
デザインだけするにしても、素人でも簡単にHPを作れるツールがどんどんできてくる
この頃からなんとなくWebの世界に喪失感を覚え出す。
このままずっとPCとにらみ合う仕事をするのか?
PC作業も好きだけど、
アナログな世界にももう一度戻ってみたい。
そんな気持ちが湧いてきた頃に
第一子を出産。
出産予定日きっちりに生まれてきて、
その日の朝まで仕事していたので、納期にギリギリセーフ!!!
と思っておりました。笑
あぶなかったー。ふー。