新社会人10か月目
学生を卒業して社会人になり10か月目を迎えた。大好きな彼氏(もはや家族)と暮らし始めて8か月目になった。世界で最もでかい会社の一つで働いている。
今は、8時55分まで寝て、起きてスムージーを作ってそれを片手にPCを立ち上げ、合間にご飯を作りながら、24時、たまに2時くらいまでPCを閉じられなかったりする。空いている時間にはInstaglamのストーリーやTwitterを数分見て、すぐ気になって仕事のメールを見て仕事に戻る。ベッドの中では、彼氏にくっつきながら、ひたすら仕事が迫りくる恐怖から気をそらしている。
学生の時は、6時に起きて6時半まで野菜とご飯とお味噌汁の朝ご飯を食べて、勉強しながらのんびりして、早めに家を出て学校に行って、夜は23時にはベッドに入り24時には寝ていた。空いている時間には油絵を描いて、音楽を聴いて、映画を観て、本を読んでいた。ベッドの中では、明日したいこと、来週したいこと、来月したいことを考えていた。
中学校の頃に、「父親は将来楽に暮らせるようにお仕事を蕁麻疹が出るほど頑張っているが、将来とはいつだ?よぼよぼで生きるのが辛い老後のことか?私は今からいつまで頑張り続ければいいのだ?」と卒業文集で書いた。
私は長女なので弟に正しい生き方を示さなきゃいけないから、嫌になってワーホリに出かけたり貯金をはたいて遊んだりはできない。
ライフステージを早く進めることで、"楽な将来"が早く来る気がしていたのかもしれない。同棲して、結婚して、子供を産んだら幸せになるのでは?と思っている。同棲したら家事をしなくちゃいけなくなったし、結婚したら遊びに誘われる回数も減るだろう。そして子供を産んだら育児なんて想像がつかない。どんどんきつくなっていくだけなことに気づいた。
わたしはきっと子どもが大好きだから、子どもに幸せになってほしいから、たくさん勉強していい大学に入った。将来の夫に頼ると母みたいになるから、自分で稼げるように弁護士になろうかと勉強したけどそれじゃ子どもとの時間が取れなさそうだから、民間就職を決めた。その分料理をできるようになった。母の料理が好きだったから。だけど、結局金払いのいい会社に入ったら激務になってしまった。
このままずっと仕事をして、育児はきっと人に頼らざるを得ないから子どもは私が母になついたようには私にはなついてくれない。一生懸命働いて子どもがいい学校に行っても、私は口ばかりの稼ぎ口になってしまう。とても悲しい。すでに悲しくなってもどうしようもない。子どももいい迷惑だ。
今自分が仕事ばっかりなのはなんでもいいのだが、将来の貯金、子どもの教育環境、夫婦仲の行く末、両親の暮らし、弟の仕事が心配。弟の仕事は結局私の会社に入れたからいいとして、両親の暮らし(別居を続けるのか離婚させるのか)は自分じゃうまくコントロールできなくてつらい。二人には恩があるから、彼らが路頭に迷ってしまったときに助けられるようにもしなきゃいけない。
今後の計画は、①一つ上のレベルに上がり、一気に給料を上げる。②激務の部署から、ちょうどいいWLHの部署に移る。③2人子どもを産み、育休を取る。④子どもを育てながら、ちょうどいい部署でじわじわ給料をあげる。⑤子どもが中学くらいになったら、Managementに挑戦し、レベルを上げ一気にまた給料をあげて、大学の費用を稼ぐ。