2/14🇮🇳（寝台列車にて。思考が深まる。）

10日目🇮🇳

今の気持ち。お金を稼ぎたい。どこの国に行っても、お金で経験を買える。今回の旅でもお金の問題でできなかった経験・諦めた経験もたくさんある。どこの国に行っても、経験をお金で買うことができる。ただ、自分を高めるためにも、見たことない景色を見るためにもお金を稼ぎたい。日本の常識はインドでは通用しない。それが当たり前。昨日のおっちゃんの「日本の文化とここの文化は違う。2日間の私のガイドに嫌なことはあった？」と言われて、言葉が詰まってしまった。あまりにも自分がお金に執着しすぎていたのかも。昨日会ったももなさんも話していた。「日本円で200円くらい多く払うならよくない？」って。
ともきも話していた「お金余って持ち帰るなら、スラムでばら撒いてくればよかった」と。自分たちにとって少しのお金かもしれないが、このお金で1人の命を救えたのかもしれない。お金の価値ってすごい。お金ってその人の労働へのありがとうの気持ち。自分も稼げば稼ぐほどありがとうの気持ちをいただけるということなのか。どれだけ、世の中に自分の仕事を還元できたか。稼げる男になろう。いろんな気持ちが寝台列車の中で溢れ出てきた。「君と会えたから…」という本を読んでいる。読みながらふと感じた。旅は人生と同じと。例えば、今回を例にエジプトに行くとしよう。まずエジプトまでの航空券を探す。ホテルも探す。いつ旅立つかも決める。果たしていくらかかるのか。いろんなことを考えるだろう。ただ、今考えたことは全て手段である。これらを考えられるすべての根本(why)となるのは、「なぜエジプトに行きたいか」ということ。自分の場合、「アフリカ大陸に上陸してみたい。アジアとは違う文化に触れてみたい。最初の文明であるエジプトを見てみたい。ピラミッド旅を見てみたい」こんなことろが自分がエジプトに行きたいと思った根本の理由だろう。旅は自分で目的地を決める。自分でお金も払う。行かされた旅(誰かに目的地を決められて、お金を渡されてやる旅)は面白くない。人生でも同じではないか？誰かに生かされた(行かされた)人生は全く面白くない。ただ他人の引いたレールに乗っているだけだから。大切なのは、生かされた(行かされた)人生ではなく、生かす(行かす)人生であると思う。ただ、他人のレールに一切乗ってはいけないということではない。そのレールを借りることは必要。(現に、今アグラからバナラシまでの電車に乗っているが、インドに住んでいる人が汗水流して引いてくださったレールがあるおかげで電車に乗れている。移動できている。)他人のレールを貸していただきながらも、自分のレールを生きる。旅は人生と同じ。Life is journey.
「人生は旅」。この言葉が今、自分の心の中で腑に落ちていく。自分がエジプトに本当に行きたいと思っていなかったら、そこにいくまでの準備もしていなかった。本当に行きたいからそこに行くまでの準備をした。人生も目的地まで本当に行きたかったら、そこまでの準備をしっかり行う。やっぱりLife is journey.世界の共通言語って笑顔やな。どこの国行っても笑っていればどうにかなるで。ちょっとのことでクヨクヨしない。誰よりも笑いで溢れる人生にしてやるってか、誰よりも笑顔を見た人生にしたいな。

笑顔を見る＝自分が与え続ける(相手が笑顔になれるようなことを)

バラナシ到着後
はい、旅行業者に騙されたことが確定しました。
信じられん。まあ良い経験かーっては思ってるけど笑　6万円さいならー。ビレッジビラという泊まる予定のホテルがなんと、ガンジス川から約10kmも離れていることが確定した。そのまま、久美子の家と呼ばれる、日本人のゲストハウスに助けを求めた。その後、近くのゲストハウスを訪れたら、詐欺だということがわかった。くそーっていう気分やね笑。でも、日本のYouTubeに数多く出てる、ラッキーにであった。ラッキーが火葬場やらなんやら案内してくれた。目の前で遺体が焼かれていた。死について考えた。横には小さな子供もいた。多分生まれて間もない。生と死について考えた。他の日本人で20万騙された人がいたらしい。その人と比べるとまあ安い笑。