既存企業の失敗

株式会社シンクスリー 取締役の大西です。
徳島の教習所「広沢自動車学校」のサポートをしたり、四国最大規模のドローンスクール「広沢ドローンスクール」の運営をしたり、企業内の映像クリエイターを育成(インハウス化)をするスクール「広沢映像学校」の運営をしたりしています。

ハーバードビジネスレビューという雑誌を見ながら、面白い記事を見つけました。どのような記事かというと、

小松製作所は現在、スマートコンストラクションという契約型プラットフォームを通して、ドローンを用いた調査、ダンプカーの稼働調整、自立運転型の各種土木機械の運用など、建設現場の業務すべてを包括提供している。このプラットフォームは建設プロジェクトを優に15%以上も削減する。もっぱら売り切りだった従来のブルドーザー事業よりも、はるかに多くの価値を生み出しているのだ。

ということでした。このコラムを読んだ瞬間に、
「NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX」を思い出しました。
・・と思ったら、その続きにネットフリックスの話題が(笑)

ビデオレンタル、DVD郵送、動画配信の3つの軸でビジネスモデルを比較した内容が面白くて、料金、利便、品揃え、即時性、人気作品の入手、複数のデバイス対応、媒体の多様性、他のアプリやプラットフォームとの連携。

この8つのポジション全てに「動画配信」が圧勝していることがわかります。そして、9つ目として、「デリバリーコスト」が、HBRでは、
動画配信:0.25ドル 
DVD:1.25ドル 
レンタル:2.24ドル
とされています。

もう圧勝ですね。

私たちがサポートしている、広沢自動車学校のオンライン学科も同じことが言えます。

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という感じで、徳島県で初めて取り組んだところ、大きな反響を頂きました。つまり、DXだけではなく、CXを重視すると動画を活用する意味が生まれます。

ですが、特に教習所業界では、オンライン学科にシフトできない企業もあると思います。理由は、人が足りない、制作する時間がない、技術がないなどいろいろあると思いますが、一番は「誰に相談したらいいかわからない」というのがほとんどの様です。おおよそこの機会に業態を変更できるのは、15%程度ではないか?という風にも言われています。

これは、Netflixやアマゾンで示されている歴史と同様で、ちょっと時間経過すると「レンタル事業」の様になってしまいます。

外部環境が読めないからこその一手を探る方々へ

これからのビジネスとして、ドローン、映像活用は必須と言えますが、さてさて、何から始めたらいいかわからない方は、ぜひご相談下さい。

大西

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