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インハウス動画

最近、インハウス動画というキーワードをよく聞くようになってきました。
ちなみにAdobeさえも

このような感じで、進めていこうとしています。

急増する企業の動画内製化
アドビがおこなったアンケート*によると、既に動画内製化を実施している企業は約43%、これから実施する、または検討中と答えた企業は約48%という結果がでています。このよう多くの企業が動画内製化に取り組んでおり、その理由として、外部に制作を依頼するコストを削減したい、内製のほうが効率が良い、などがあげられます。
* 2020年にアドビが実施したインハウス動画セミナーにて、来場者135人に対しておこなったアンケートより

とうとう、自社で動画制作を行うことが当たり前になりつつあるなぁと考える一方で、まだ導入しても半分以下なのかと思う部分もあります。

たしかに社内動画クリエイター育成が遅れる企業の言い訳を考えてみると、2点ほど思いつきます。

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問題①:時間コストがかかる確かにいろんなノウハウ動画があって、「動画編集」と調べると、膨大な情報量にぶつかります。しかも、ちょっとした知識で一通り調べて、今の自分に必要なものを見つけ出すというリサーチを何度も繰り返すのは、さすがに時間がかかります。ちょっと、プロから教われば1時間で済むことが自分で考えたり、情報を探すと1週間以上かかることもあります。

問題②:相談ができない
動画編集ソフトを購入し、自分ではわからない問題に遭遇すると、その部分から先に進めなくなり、調べているうちは動画編集ができなくなります。動画作成で起こる問題は、わかる人に聞けばすぐに解決できるようなことがほとんどですが、ネットを調べてもなかなか答えは見つかりません。

問題③:そもそも高いクオリティーの素材が撮影できない
一番の問題が此処です。動画編集はやる気がありますが、実際に何を撮影すればいいのか?スマホで撮って大丈夫?というレベルの方々が多いと思われます。これもスマホレベルで済む問題もあれば、一眼レフとかシネマカメラまで用意しなくてはいけない場合もあります。同じく、調べたところで必要なカメラがなければ、動画編集さえも始めれません。

などが考えられます。

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言うなれば、自分で調べて時間をかけるか、プロと一緒に二人三脚で短い時間で社内動画クリエイターを育成するか?という二択になってきている気がします。オンラインで学ぶもいいけど、なかなか難しい。やはり、親身になってくれるポートナーと膝と膝を付き合わせながら、自社の問題、課題を見つけ出して、動画編集への苦手意識をなくす作業が必要となります。

そのためには、自社の強みを研究し、他社との差別化を計ったあとに生まれる「動画コンセプト」が必要です。そうしないと、動画はできたけどなんの意味があるのかわからない?という動画になりやすいと思われます。

さて、ひとまず動画コンセプトについては次回とさせて頂きます!


株式会社シンク・スリー 
取締役 大西

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