作文の書き方 その四の2
作文の書き方 その四の2
そして、こんな風に並べ直してみました。
つまりこうですね。
始まり
↓
川上から大きな桃
↓
桃の中から、可愛い男の子
↓
猿がお供
↓
きびだんご
↓
鬼退治
↓
山のような宝物
↓
犬がお供
↓
めでたしめでたし
あ、『雉がお供』はどこらへんに入れようか、または入れずに置こうか……と考えている最中、ってことです。
そして、この『↓』の部分にいろいろと付け加えていくのです。
この記事の『カードとカードの間を埋める文を補う』というやつですね。
(よかったら、ご自分でもやってみてください。 いろいろな『異本・桃太郎』ができると思います。(^^) )
例として、私が書いたものを……
始まり
↓ 川の上流には桃源郷がありました。
川上から大きな桃
↓ おばあさんがびっくりしていると、その桃がおばあさんの方へと転がってくるではありませんか。 そして
桃の中から、可愛い男の子
↓ その男の子は、おばあさんにお辞儀をしました。 そしてどこからともなく猿が現れて
猿がお供
↓ おばあさんはびっくりしながらも、おやつに持ってきていた
きびだんご
↓ をその子にあげました。 するとその男の子はにっこりと笑って
鬼退治
↓ に行ってきます、とおはあさんに告げて、お供の猿とともに鬼ヶ島へとでかけました。 そして数日が経ち……男の子は帰ってきました。
山のような宝物
↓ とともに……そして、その宝物を運ぶためにかどうかわかりませんが、いつのまにか
犬がお供
↓ になっていました。 その男の子のことを「桃から生まれたから桃太郎じゃなあ」とだれ言うともなく言い出し、みんな桃太郎の取ってきた宝物のおかげで幸せに暮らしました。
めでたしめでたし
……とまあ、かなりむちゃくちゃですが、作っている過程ではこんなものです。(^_^;A
これに、更にいろいろ付け加えたり、削ったりして完成品が出来上がるわけです。
→続く
註:例によって、写真は『みんなのフォトギャラリー』から、うたたねさんのものを使わせていただいております。 感謝します。<(_ _)>
註2:デルタ・スクロールは上丘(じょおかー)さんの考案された手法です。 ありがとうございます。<(_ _)>