オワリはじまり⑥ 「今朝見た不思議な夢」

今の職場で働き初めて1週間ほど経ったぐらいから、始業時間と出勤時間を考えて8時に起きる生活を毎日行っている。今日は6時ごろにトイレに行きたくなったため一度起き、8時まで2時間あるのだからと、もう一度寝ることにした。

今日のタイトルである不思議な夢というのは、その2時間の間に見た夢のことだ。
夢の一番最初のシーンは、海外の駅の入り口から始まる。
周りは木々に囲まれており、ぱっと見どこの国でもありそうな駅の入り口だったが、オーストラリアだとわかった。なぜなら入り口に大学2年生の夏にオーストラリアに短期留学している期間お世話になったホストマザーがいたからである。

駅のホームに入り、僕はシドニー行きの電車のとある車両に乗り込み、その車両の一番後ろに座ることにした。そして、どのタイミングでそうなったのかは定かではないが、ひょんなことから日本人の子供2人と60代と見られる夫婦と出会い、話すことになった。

奥さんの顔は覚えていないが眼鏡をかけており、旦那さんは白髪で奥さん同様に目眼をかけていた。別に金持ちっぽくは見えなかったが、僕は夢の中で、
「この人数でオーストラリアに旅行しているということは金持ちなんだろうな」
という印象を抱いた。

そんな僕は夫婦と初対面にも関わらず、祖母の認知症介護の話をたくさん話してしまった。現実では、僕の事情を知っている人やある程度信頼関係を築かないと話さないのに、夢の中で僕はかなり話していたことを覚えている。

僕が介護経験を全て話し終わったところで、旦那さんが僕にあることを言った。
「おばあさんの介護の経験は、これからの君の人生できっと役立つ。その経験を活かしたビジネスをしてみるといい。」

その後どんなことをしたのかあやふやだが、僕がGoogleマップで電車がシドニー近郊まで近づいたところを確認したところで夢は終わった。


僕はいつも眠りが浅いのか毎日夢を見るのだが、起きた時には夢の内容を忘れることが多い。以前は夢占いとか興味があったので、覚えている範囲の内容をインターネットで検索したりしていたが、ここ最近はもっぱらしていなかった。

しかし、今回の夢に関しては内容があまりにも不思議だったので、そして初めて見る内容の夢だったので、僕は起床後にネットで「アドバイスを受ける夢」と検索することにした。

驚くのはこの後である。
検索してみると、その夢に登場した男性は僕自身で、そんな男性(僕)が現実の自分に対してアドバイスをしたかった、ということがわかった。

実は現在、僕は「認知症介護が楽になるモノなら売ってみたいな」と、考えることがある。別にその売りたいモノが何なのかなどは考えてなく、ただただアバウトに想像している。ただ「認知症介護に関わるモノを売るのであれば、介護保険の制度を学ばないとな。今もばあちゃんは生きているのだから知識をつけるのに損はない」という発想から、先週の土曜日に図書館で介護保険に関する本を借りて、時間を作ってノートにまとめるようにしている。

今回の夢の内容は僕が持つ潜在意識が影響しているのかもしれないが、今後もこの夢の内容を忘れないように示すことにした。



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