「農山村は消滅しない」を読んで
小田切先生の「農山村は消滅しない」を読了。増田レポートに対抗して出した本だということがタイトルからも分かる。
「消滅する」とされたせいで、地域で頑張っている人たちが「どうせダメだ」と諦めてしまうことを危惧されているようだ。
確かに一理ある。
怖いもので、世間の声というか、全体の雰囲気に、いつの間にか、飲み込まれてしまう恐れがある。
もちろん消滅する集落もあるだろう。しかし、当たり前だが消滅しない集落もある。「選択と集中」的にはどのような考え方をするのか僕は分からないが、少なくとも「集落を持続させたい」と思っている人がいる集落は、簡単に「撤退」などとは言わずに、その支援をするべきだろう。
その支援の在り方が、今後問われてくるように思う。
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