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娘にイライラ・モヤモヤ。その奥にある真実はいつでも美しい。

あーーー

上手くいくと思ったのに
逆にモヤモヤをつくってしまった。

(前回の記事)


私のイライラを掘り下げて
娘とのことにたどり着いて
娘への本当の想いに気づいて
胸が熱くなった。


それを遂げたいと思っていたら
たまたま娘と二人で出かけるチャンスが
やってきたのだ!!

夫に弟のほうをお願いして
娘とカフェに行くことにした。


娘孝行。


早速行動にうつした私、エライ!
考えてても行動しなきゃ意味ないよね!
よく思いついて設定した!

モチベーションは高かったのに
実行してみると…


なぜなんだ!!??
イライラしてる自分がいる。


こんなはずじゃなかったーーーー
あーーーー


ってことで、
書くことで想いや思考を整理します。


娘孝行はじまり

小1の5月半ばから学校に行きたがらなくなり
週3日オルタナティブスクールに通っている娘。

そのお迎えの後、
通り道にあるカフェに行くことにした。

ちょうど弟は早帰りで家にいるので
娘との時間がつくれるチャンスだった。

弟がいるとどうしても譲る方になってしまう。
さらに私は一人の時間がとてもとても大切で
暇さえあれば自分の事に没頭している。


「おかあ…」


いつも何か言いたそうだけど言えない、
そんなふうに見える。


寂しい想いさせてる自覚はあったし
前回の記事でそれがより鮮明になって
私は行動に移した。


二人きりでカフェに行こう。
きっと喜ぶ。

少しでもチャージしてくれるといいな。


娘孝行の暗雲

お迎えに行って、
これからの予定を伝えると

いいの?
おかあと二人でカフェにいけるの?
嬉しい!!

喜んでくれた。


よかったぁと思ったのも束の間、
浮かれてるのかなんなのか
元々そういう子でもあるけれど

車内でうるさい!

喋りまくってる。
話しかけてくる。
うざい。

車でほんの5.6分だけど
もうやだな、帰りたいな、
とチラつくくらい。


嫌な予感がする。


娘孝行挽回

可愛らしい感じのカフェについて
娘も嬉しそうだし
私もちょっとテンション上がる。

(環境ってやっぱ大事だなぁ…)

スイーツと
今日は好きな飲み物もどーぞって
こんなときは出してあげたい。

いつもはかなり優柔不断な娘だけど
今日は早く決めてくれて
安心して席に着く。

キッズスペースのあるお店で
おもちゃや本で楽しみながら待つ。

ケーキ屋さんごっこのお客さん役をやらされ
内心めんどくさいな、娘孝行だしな、
と思いながら、ちょっと付き合う。

こんな自分は嫌だけど
本心だから仕方ない。
とりあえず全部出すことが大事なのです。
私の気持ちはすべて大事なもの。
否定することはしない。


ここまでは、まぁよかった。


娘孝行波乱の兆し

注文したものが届いた。
スイーツとドリンク、二人分。

私はピスタチオのプリン。
んーーー、思ってた味じゃなかった。
あんまり好みじゃない。

娘はワッフル。
ちょっともらったけど、甘い、濃い。
ホットレモネードも、甘い、濃い。

甘すぎるの苦手な娘。
あまり進まない。

お店選び、失敗だったなぁ
あーあ、残念
最高の時間にしたかったのに

本当だったら、
美味しいね~
そっちのも味見させて~
ってウキウキしたかった。


この、
言葉にはならないちょっとした後悔
が明暗を分けた・・・!?


何の気なしに
私はスマホを眺める。

娘は食べ切らないうちに遊び始める。


そして、
あれが勃発。


娘孝行で事件勃発

カチャーン

おもちゃがカップに当たり
レモネードがこぼれた。

不幸中の幸いで
テーブルの上だけで済んだ。
おもちゃなどにもかからず。

でも、甘いレモネード、
テーブルはベトベトに。

やりそうなことを、やる。

あー、もう、だから嫌なんだよな。


家でも、テーブルに食べ物があっても
思いついたらすぐに遊び始めるから
よくこぼす。

食べ終わってから遊んで。
食卓じゃないところでやって。

いつも言ってるのに同じこと繰り返す。


イライラモードになる私。


やっぱり来なきゃよかったかなぁ(悲)


言わせたくないことを
言われた。


イライラMAX。


分析開始

この時間を悪いものにしたくなかった。

失敗したなんて言いたくない。
お店にもだし、娘にも。

いい時間にしたかったのだよね。


それを紛らわすように
スマホに手を伸ばした。気がする。


そっから悪循環。。


私のイライラは防衛反応。

目の前で起きたことに対して
危機的なものを感じて
反応してしまう。

これは、幼い頃からの自動スイッチ。
こうして反応することで生き延びてきた。
私のサバイバル方法なんだ。

でも、死ぬことはない。

だから、手放していいもの。

今、それに取り組んでいる。


深掘りする

自動で発動したのは、

①お店選びに失敗した気がした…

もっと考えていれば
せっかくのカフェ時間なのに
時間もお金も有効に使いたかった

「予測できなかったダメな自分」
に引っ張られた。

ここから始まったんだ。

②レモネードこぼされて…

考えたらできるだろ
ちゃんとしろよ
ダメな客だと思われるだろ
しつけできてないと思われるだろ

これ、今回で一番大きく出た反応。

「ちゃんとしてないといけない」
に引っ張られすぎてしまった。

③来なきゃよかったかな、と悲しませた…

娘がシクシクモードになると
罪悪感におそわれる
また娘を傷つけてしまった

「母親失格なことしてる」
に引っ張られて
そんな自分認めたくなくて怒りになった。


どれも、

できてない自分
ダメな自分

が浮き彫りになったときに
反応としてイライラがくる。


なんでできないんだ
どうしていつもできないんだ

そんな自分にイライラする。
そうさせる相手にもイライラする。

ダメな自分でいると危うい。
そう思い込んでいるのが原因。

これ、深掘りすると幼少期に行き当たる。
今回はそれは割愛。


私の問題だった

書きながら整理して
自分の本当の姿に気づく思考時間。

目の前で何か起きると
それに支配されるというか
サバイバルモードになって
自分を見失ってしまうんです。

なもんで、
書きながら自分の真実に気づいて
自分が一番びっくりしてます。


【ダメな自分が浮き彫りになった】


これだったかーー。

書き始めた時には 
ここに行き着くと思っていなかった。

もしかしたら根本的に娘とは合わない

とか、

なんとなく予想たてていたけど
そこじゃなかった。

私の脳の自動反応が根っこだった。


娘のせいでもなければ
私のせいでもない。

私の反応ではあるけど
「自動」だから知るよしもない。

でも、それが自覚できたから
無意識から意識的に変容が可能にはなった。

簡単じゃないけどね。


私の問題を引き出す娘

これは私の側の問題だ。
でも、実は、
娘も無関係ではないことに気づいた。


娘は、私に

「ダメな自分」を見せてくる人。

片付けられない
こぼす
なくす
考えなしに行動する
学校行きたくない
あれもこれもやりたくないって布団かぶる

いわゆる世間一般の
「ちゃんとする」ができない人。

つまり、私が毛嫌いしている
「ダメな人」をやって見せてくる人なんだ。

だから反応しまくってしまう。

娘がダメな子なら
母の私もダメな親になってしまう・・・

自動的にそう判断してしまう。

だからこそ距離をとりたくなる。

・・・娘への苦手意識はここからかぁ。


「ちゃんとしなければ」に頭が占領され
自分が自分でいられなくなる。

自分を取り戻すために
距離をとってたんだ。

私と全然ちがう世界を生きてるような娘

その挙動が気になってしまうんです。


深い深い願いに辿り着く

つまり、こうか!

娘を見て想うのは・・・


ダメな人でいると危険だ。
痛い目に遭う。
痛い目に遭わせたくない。
そんなあなたを見たくない。
幸せでいてほしい。
心身健やかにいてほしい。
楽しい人生にしてほしい。
思い切りあなたを発揮してほしい。
だからちゃんとした人になりなさい。
ちゃんとした生き方を教えるから。


そう、これが私の想い。願い。

いろいろ省略して
最後の二つがどうしても際立ってしまうけど

本当の想いは真ん中に詰まってる。

幸せでいてほしい
幸せじゃない姿を見たくない


そこなんだよね。


そう考えると

こぼすとか、なくすとか、
ほんとにちょっとしたことなのに
めくじら立ててる自分が
アホらしくなる。

むしろ、

言いたいことややりたいことを我慢させて
心蝕んでしまってる。

もちろん、好き放題では困るけど
イライラをぶつけるのは私のやり方じゃない。
言い方や態度は改める必要がある。


本当の願いは

『あなたの将来の幸せのために』

そう思うだけでも、変わってくる。


しつけがなってないと思われることと

あなたの将来の幸せ


消しゴムがすぐなくなることと

あなたの将来の幸せ

天秤にかけるまでもない。

娘孝行なんて言ってて恥ずかしい。

まずは私が整ってないと。


まとめ

イライラを掘り下げると
真実に近づく。

怒りのエネルギーってすごいけど

頭に血が上って
動悸をおこして
身体を熱くし
身体を震えさせ
声を大きくする

そこまでして果たしたい願いがあるってこと。

すごいことだと思う。

それを、ただ怒って終わりじゃあ
もったいない。


その奥にある、私の真実。
温かくて優しい想い。

そこに気づいたら、
意識が変わり、行動が変わり、
現実が変わる。

本当の願いをしっかり握りしめて
一歩一歩を大切に歩んでいきたい。

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