エイトブリッジがファンの質問に全力回答!公開インタビューの様子をレポート
2020年5月4日(祝・月)にエイトブリッジさんの公開インタビュー企画「東京で考え中 presents VIP取材ルーム」を行いました。
この企画では参加者の方から事前に集めた質問を中心に答えていただきました。今回はその様子を一部公開します。参加していただいた方は、どの部分が記事化されているか特典のアーカイブ動画と見比べてみるのもおすすめです。
メディア露出が増えて変わったこと
立川:zoomでのインタビューはなかなか慣れてないと思いますが、お2人的にはどうでしょうか?
別府:そうですね。芸人仲間とzoom飲み会を一回やったくらいで、あまりわかってないですからね、ぐりは。
篠栗:僕はわかってるから!(笑)反応が分からないので不思議な気持ちですね。どんな顔して聞いてるのかなぁと気になります。あ、今チャットで「聞こえてますよ〜」ときましたね。ありがとうございます。
立川:参加者の方から質問を募ったところ、計45個の質問が集まりました。その中から厳選してお答えしていただきます。まずはここ最近のお仕事で1番印象残ってるものは何でしょうか?
別府:やっぱり「さんま御殿」ですかね。さんまさんはちょっと本当に緊張しちゃいます。あのさんまさんに話を振っていただけて、一個一個返してくれるので、さんまさん優しいなぁって思いました。
篠栗:僕も最近の番組の収録に参加させてもらったやつでいうと、「さんまの向上委員会」ですね。収録は「さんま御殿」より先だったので、初さんまさんは「向上委員会」なんですよ。去年の27時間テレビでTKO木下さんがかしわ餅に扮したキャラがあって、その2代目を選ぶ「柏餅オーデション」に僕が出たんですけど、「柏餅誰か行けるか」ってなったときに、たまたま眼鏡をくいっとげたらいけるから手を上げたと思われて。断るのはなしだなと思って、スッと立ち上がって、何も考えてなかったので急遽考えて何とか乗り切った形にはなったんですけど…1番心臓がキュッとなった瞬間だった気がしますね。
別府:へえ、恋と一緒だね。
篠栗:ちょっと違います(笑)
立川:閉店ガラガラのところは結構すごい仕掛けにいってる人多いですもんね。自分の持ちネタとか。
篠栗:そうですね。でもまさか別府ちゃんのアーモンドアイのモノマネがあんなにウケるとは思ってなかったので、そこは本当に意外でしたね。
立川:なるほど。ではテレビに出始めて1番変わったことは何ですか?
別府:僕は声かけてくれる方が増えたことかなと思います。さっきも食材を買いに行ったら「今日は何作るんですか」みたいに聞かれましたね。
あと、「おもしろ荘」で優勝した直後にぐりと代々木公園でネタ合わせしていたら、「写真撮ってもいいですか?」と声をかけられたんですよ。「いいですよ。ちなみにあそこのベンチに相方が座ってるんですけど呼んできましょうか?」と聞いたら、「相方は大丈夫です」と言ってましたね。
篠栗:知らないよ!そんなこと言われてたの?
別府:「よろしく言っといてね」と言われて。
篠栗:そこは呼べよ!寂しい男だあ…
別府:あなた気付いてたでしょ?
篠栗:すごい写真撮られてるなぁとは思ってたのよ。でも声までは聞こえてこなかったから。いいなぁってずーっと見てましたけどね。僕は道を歩いてても一切気付かれないですから。
立川:でも下半期は気付かれるかもしれないですよ。では芸人さん以外で芸能人のお友達できましたか?
別府:事務所の先輩になりますけど、有働由美子さんですかね。
篠栗:有働さんは何度かお食事連れて行っていただいたりしてますからね。別府ちゃんも有働さんに手料理を振る舞ってたよね。
別府:そうなんです。有働さんに酢豚とか青椒肉絲とかエビチリ、麻婆豆腐とか作りました。
気になる!くりぃむしちゅーの運転手について
立川:特に気になっている方が多いのは、くりぃむしちゅーさんの運転手に関することですね。運転手って運転以外にお仕事あるんですか?
篠栗:僕は上田さんの運転手をやってますけど、特にないですね。「何時にお迎え行きます」と連絡を入れたり、あとは車の中にドリンクが積んであるので、楽屋にお水が足りなかったらそれを持って行くくらいですかね。別府ちゃんの方はもうちょっと仕事があったみたいですけど。
別府:いや、仕事は運転手だけですけどね。朝アイスコーヒーが用意されてると、有田さんが喜ぶっていうのはありますけど。
篠栗:仕事じゃなくて善意の範囲なんだね(笑)
別府:そうそう。基本的に僕たちは座付きとかじゃなく運転手なので、本当に運転だけって感じですね。
立川:運転しながらいただいたアドバイスとかありますか?
別府:有田さんは僕らがエイトブリッジになる前の漫才の動画とか見てくれてたんですよ。当時は僕がボケてぐりが普通のツッコミをやってたんですけど、「別府はボケるとかじゃないよなぁ。馬鹿な方がボケてるってなんか普通だよな、お前ツッコミとかやってみれば」みたいな感じで軽く言われたんです。なので今のスタイルができたのは有田さんのおかげですね。
篠栗:僕も上田さんからたくさんアドバイスをいただいてますけど、1番のアドバイスは「ブレーキは早めに踏め」ですね。僕、ブレーキのタイミングが遅くなるときがあるんですけど、これは今でも守ってる教えです。
立川:運転手としてのアドバイスをいただいたんですね(笑)ちなみに別府さんは3月付けて有田さんの運転手を卒業したそうですが最後の日は何かありましたか?
別府:最後の日は確か「しゃべくり007」の収録だったんですよね。最後、有田さんの家に着いて「この2年間ありがとうございました」と言ったら「おお、これからもよろしくな」みたいに言ってくれて終わりましたね。
篠栗:何かズバッていう一言みたいなのはあったの?
別府:ズバッていう一言?「これからお前と会うことはないと思うけど」と言われて「いやありますよ」と言ったみたいなそういう感じかな。
篠栗:じゃれあってるだけじゃねえか!(笑)
立川:(笑)運転手を辞める件はご自分で申し出されたんですか?
別府:そうですね。僕もありがたいことにお仕事いただけるようになったので、卒業という形です。
立川:篠栗さんはもう運転手はやられてないですか?
篠栗:僕はまだ継続して側で勉強させてもらってます。
2人の出会いを振り返る
立川:お次は2人の出会いに関する質問です。お2人はワタナベコメディスクール出身だそうですが、数ある養成所中でワタナベコメディスクールを選ばれた理由は何でしょうか?当時のお互いの印象もお聞きしたいです。
篠栗:これは多分別府ちゃんも僕と同じ理由だと思うんですけど、ワタナベの養成所だけローンを組めたんですね。本当は僕は人力舎とかに行こうかなと思ってたんですけど、人力舎は一括しか受け付けてなかったんですよ。ワタナベだけローンが効いたので僕はワタナベにしましたね。別府ちゃんもそうだよね?
別府:そうですね。
篠栗:入ったときの別府ちゃんの印象は、とにかくうるせえ奴だなぁと思って、あまり好きじゃなかったというのは覚えてます。こいつとは仲良くならないぞと思ってましたね。別府ちゃんが僕のことどう思ってたのかは知らないですけど。
別府:僕らはクラスも一緒だったんですけど、同期には僕と同年代の方が多かったんですよね。だから学生ノリというか、すぐ裸になったりとか、お尻でガラスを拭くとかやってたんですよ。それをぐりは「こいつらサムいわ」みたいな感じで見下してましたね。なのでぐりは蚊帳の外でした。
篠栗:いやいや!僕、ハブかれてたの?自分から外に出たつもりだったんだけど。
別府:やっぱノリは違うなぁって。ぐりは年上だったしね。ノリについてこれなかったでしょ?
篠栗:5個違いますからね。たしかに今考えてみたらそうだね。ということはハブかれてたってことか…
別府:ハブいてもないですけれど、ちょっと歳の差がありすぎて…仲が悪いとかじゃなくて、あまり喋ってなかったですね。1番嫌だったのは、養成所の時にぐりが僕の家に泊まりに来たことがあるんですけど、一緒にお酒飲んで喋ろうよってことでビール買ってくるわって出て行って、5分後くらいに戻って来たら寝てたことですね。そこでもう嫌になりましたね。
篠栗:(笑)だからお互いコンビ組むとは思ってなかったですよね。
別府:僕は1回ぐりを断ってますからね。
篠栗:当時、お互いピン同士で、コンビを組んでいないのは僕らくらいしかいなかったんですよ。それでコンビ組もうって誘ったのに断ってきやがって…
別府:当時はピンでやりたかったのよ。僕は「焼き鳥ボーイ」って名前で活動してて、焼き鳥をあるあるを主にやってましたね。ハチマキ巻いて割烹着着て、俺これで売れるぞーと思ってたんですよ。「焼き鳥あるある〜♪『ビールに合う 炭火炭火!』」みたいな感じで。あとスラムダンクの赤木剛憲になって1人コントやってましたね。
篠栗:僕は養成所の時は一人二役で漫才をやるっていうピンネタやってたんですよ。すごく斬新なことをやって売れると思ってたんですけど一切ウケなくて、3ヶ月ぐらいで心折れたのは覚えてます。養成所の時はずっと1人漫才やってましたね。
別府:あれおもしろかったけどなぁ。
お互いが尊敬するところは…
立川:続いてコンビに関するご質問ですが、お互いの直してほしいところはありますか?
別府:僕は本当にたまに「うわー、やってるわ」と思うことがあるんですよ。
篠栗:何?
別府:あのね、すごくナルシストなんですよ。チラチラ鏡を見てるのも気になるんですけど、いつも2人きりだと馬鹿みたいな会話してるのに、第三者がいるとクールにキメこんでくるんですよね。これは直していただきたい。
篠栗:ちょっと心当たりないけどなぁ…
別府:ああ、出た!これこれ!ナルシストだからなあ、ぐりは。あと後頭部ハゲてますからね。
篠栗:後頭部じゃねえよ、てっぺんだよ。歳のせいかてっぺんちょっときてますからね、あまり後ろに回り込まないでほしいです(笑)別府ちゃんは頭が悪いとかお馬鹿なのはしょうがないんですけど、せめて人の話を聞いてほしいなとは思いますね。基本、自分の話をしたら僕の話はもう聞いてなかったり、他の事考えてたりするので、そこはちょっと直してほしいなぁ。
別府:まぁ容量が違うからね。
篠栗:頭の中の容量が?
別府:そうそう。多分、ギガ数が少ないよね。頭にWi-Fi飛ばしてくれたら相当凄いと思うよ。
篠栗:あんま頭の中ギガ数で数えたことないからわかんないけど…
立川:逆に尊敬できるところはどうでしょうか?
別府:尊敬!?ぐりからどうぞ!
篠栗:ずるいなぁ、自分が無いとそうやって人に回すから…何ですかね、ちゃんと言われたことを忠実にやるところじゃないですかね。マネージャーさんとか、有田さんに言われたことを忠実に守ってやってるところ。
別府:それで?
篠栗:あとは料理の腕前もさすがだなと思いますね。
別府:おう。あとは?
篠栗:家族を大事にしてますね。お兄ちゃんとかおばあちゃんとかに電話してるところをよく見るのでえらいなぁと思いますね。僕は全然電話とかしないので。別府ちゃんは?
別府:あとある?
篠栗:もういいよ!こういうのは3個までなんだよ。次、別府ちゃんでしょ。
別府:ぐりは僕が引っ越した時に洗濯機を無料で付けてくれたんですよ。そういうのはやっぱいいなぁって。家電に詳しいのでいいなぁと思いますね。
篠栗:付けましたね。もう1つは?
別府:もう1つはですね、僕が引っ越した時に洗濯機をつけてくれたんですけど、その洗濯機の振動がおさまる土台をくれたんですよ。そういうの知ってるところでやっぱ尊敬できましたね。
篠栗:ああ、あげましたね。あともう1個ぐらいもらっていいかな?
別府:もう1個?もう1個ですね、あのー、僕が引っ越した時に…
篠栗:洗濯機の話ばっかりやないかい!洗濯機の話しかないんかい俺は!
篠栗:えーと、蛇口をちゃんとこうしないと水が漏れるとかそういうの詳しくて…
篠栗:人間性とかお笑いの話とか聞きたかったんだよ!そういうところはないの?
別府:はい、えーと、洗濯機が…
篠栗:もういいよ!尊敬するところないみたいです。僕の今後の頑張り次第ですね。頑張ります(笑)
◆
インタビューの後には参加者の方とエイトブリッジさんがお話しする時間も設けました。「テレビの時とは違った2人の掛け合いが見れて楽しかった」「自粛中ということもありとても嬉しい」「ファンも参加できるイベントは画期的」など嬉しい声を多数いただき、皆さんにご満足いただけたようで運営も一安心です。
当メディア初となる企画でしたが、おかげさまでなんとか無事終えることができました。エイトブリッジさん、参加者の皆さん、ありがとうございました!
次回の公開インタビューも現在準備中ですので、楽しみにお待ちください。
エイトブリッジ プロフィール
別府ともひこと篠栗たかしによるナチュラルエイト所属のお笑いコンビ。2014年結成。別府が大分県別府市出身、篠栗が福岡県糟屋郡(かすやぐん)篠栗町(ささぐりまち)出身で、出身地が芸名の由来。ともにくりぃむしちゅーの運転手を務めていた。※現在は篠栗のみ
サポートはすべて今後の運営費とさせていただきます。