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ひとりっ子ってかわいそう?

伝えたいこと

  • 「かわいそう」という実感がない

  • 「かわいそう」の基準は人それぞれ

  • 「かわいそうな人」を創り出しているのは、自分自身の価値観

  • 形容詞や形容動詞を使う時、その人の価値観と比べる対象がある

  • 比べる対象を変えることで、ネガティブ感情を減らすことができる


私は、ひとりっ子歴47年のベテランひとりっ子です。

私の幼い頃は、ひとりっ子って珍しかったため、友達の親から

「ひとりっ子ってかわいそう」

とよく言われました(今ではひとりっ子がメジャー)。

兄弟姉妹のいる人の思考は、
1.遊び相手がいるから寂しくない
2.兄弟姉妹がいない生活をイメージしたら寂しくなる
3.寂しい≒かわいそう

しかし、ひとりっ子は、そもそも兄弟姉妹のいた経験がありません。
だから、経験したことのないことを言われてもイメージできないのです。

友達の親が、私を見て、勝手に「かわいそう」な人を作り出していたことに最近気づきました。

私だって、災害や飢餓のニュースを見ると、「かわいそう」って思います。
でも、それって私の価値観が作っていたんです。
そして、「今の私」と比べていたんです。

「高い、安い、良い、悪い、暑い、寒い」などの形容詞や「かわいそうだ、綺麗だ、積極的だ、静かだ」などの形容動詞を使う際、そこに自分の価値観が隠れています。
そして、必ず何かと比べているんです。

私はネガティブに感じる形容詞・形容動詞を使った時、比べる対象を変えて、ネガティブ感情を減らすようにしています。

「今日は雨!悪い天気!」
 ↓
「今日は雨!(晴れと比べて)悪い天気!」
(「晴れ=良い、雨=悪い」という私の価値観)
 ↓ 比べる対象を「晴れ」から「台風」に変える
「でも、台風と比べたら良い天気!」

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