お茶代ビジュアル課題『自分デート日記』
先月は構想まで練って落としてしまいましたが今月はお茶代参加させて頂きます。
一人で出歩くことが減っているのですが10月はたまたま東京インターナショナルペンショーなる文具展を発見したので参加してきました。
写真と共にその様子をお伝えします
はじめての文具展
以前から文具展にいきたいとは思っていたのですが、「文具女子博」はキラキラ感があって男子にとっては参加しづらいイベント
テレビ番組のトークイーンズのようにマシンガントークを浴びせられるか、女性専用車両に間違えて乗ってしまった男性のように白い目で見られている様を想像してしまい参加できずにいました。
そんな中で見つけた東京インターナショナルペンショーはもう少し気軽に入れる印象があり、ホントたまたまTwitterで見かけただけですがすぐにチケットを購入してしまいました。
入場後の混乱と今日の作戦決め
受付を済まし、1ブース目に向かうと独自のインクと万年筆を販売しており、最初から目を輝かせながら長めに話し込む展開
これでは全てを回れないと思いそこそこで話を切り上げて隣のブースに移ると木堀りのペンケースを発見✨
細部の写真を撮り忘れたのですがこれがまたよくできているのです
そしてその隣ではコメ兵が中古高級文具を売っていたりとここは誘惑ばかり…
これは狙いを決めないと時間がいくらあっても足りないと思い今回の目標を決めました
・自作ノートや手帳にあった紙を探す
・記念にインクを少し購入
・ここでしか出会わない人と会う
この3点に絞って各ブースを回る作戦を敢行
高級万年筆やケースやペンホルダーなどは別の機会にとチラ見しながら涙ながらのトリアージ(意味が違う)。大事なところを重点的に見る作戦です。
まずは紙を探す
決めたとしても上手くいかないのが、初心者の作戦
ブースを覗く→面白いものを見つける→少し話を聞く→面白くてちょっと質問する→もっと聴きたくなる→試しに触ってみたらと誘われる→感想を話す→話がさらに弾む→以下繰り返し
気づけば知らず知らずのうちに14万円の万年筆を握り椅子に座っている自分がいました。「うちのペンはね…」と優しく特徴を話しながら握りで癖とレベルを見極める職人店主
サバンナではぐれた小鹿状態の自分には「まだ不釣り合いなので釣り合ってから出直します(本音)」と伝えるのが精いっぱいでした。
いつかは高級万年筆を所有したいと万年筆の手触りを記憶しつつ次のブースへ
ここから本腰入れて紙を扱うブースだけ回ります
銀行で使われていた紙、
帳簿で使われる紙、
選挙の投票用紙に使われている雨でも滲まず、折っても開く紙
沢山ある紙の中からノートに使えそうな紙を探します
意外だと思ったのがノートを売っているブースはあっても、紙を扱うブースが少ない事。紙だけでも購入できますか?関東の会社ですか?店舗はありますか?日本橋なら行っても良いですか?と質問攻め(迷惑な客だったろう…)
そんなやりとりをしながらなんとか2種類の紙を購入
一つは書道用の半紙を滲まないように工夫した紙
もう一つは明るい色で描けばグレーが色を引き立たせ、濃い色で描くと白く見えるグレーの紙です
これでいつかはノートを作ろうと思いながら次のテーマへ
インクを探す
インクも今や個人で調合もできるし、量産をメーカに依頼できる時代。
本当に多くのインクが売られていました。
まさにインク沼。
写真ははちみつインク
たくさんの色に出会いましたが何せ時間がなくて写真も取れず、はちみつインクも最後に買おうと思ったら疲れて買い忘れてしまいました。😢
今回購入したのは「こころ」と「夜間飛行」。
実用感ありそうで気持ちの良い響きのインクを購入しました
ここでしかない出会い
今まで知らなかった道具や人と偶然出会えるのも展示会の楽しみ
はちみつインクを売られていた尚貴堂さんはインクボトルのオープナーだけでなく、インクの箱を開けるオープナーも作っていたりインク好きのオーラが漂っていて話すだけで楽しい方でした。
他にも万年筆用の皮のデスクマットを作っている方、ウォールナットで鉛筆を作っている方、自動車部品を加工する技術で金属万年筆を作るメーカ、字で絵を描く方など苦労や工夫を聞くだけで熱く語ってくれるので話すだけで楽しい方々ばかりでした。
まとめ
ちょっと駆け足になってしまいましたがはじめての文具展楽しんできました。
最後は残り1時間で欲しいものを買い揃えながら話を聞いたのでだいぶ駆け足で写真もほぼない終わり方に悔やむばかりですがとても楽しい1日でした
おしまい