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見える既知、と、見えない未知

今からするのは私がパッと閃いたというか、思い付いた考えです。
私は自分自身の思考、言動に自信を持つことが出来ません。そういった人は多いのではないでしょうか。
私は、自分の思考や言動が正しいのかを自問自答し、答えを求めて迷宮入りし、最終的には答えを見つけ出せずに取り越し苦労に終わってしまいます。それによって得られたのはストレス、失ったものは自信と自身。そして、そういった時間はとても辛かったです。
では、どうすればそうならないのか。
私が一番最初に思い付いたのは、他人を頼る事です。
一人で思考をした場合。私がある物事をどれだけ時間を費やして考えたところで、それは私の視線から見たとても平面的な物です。これは、未知の物体を正面から見ている状態。自分の立場からはそれを一方向からしか見ることができませんから、未知の物体を未知の物体としてしか捉えることが出来ません。
他人を頼って一緒に思考した場合。それは少なくとも未知の物体を二方向から見ることになります。二人の立場からは見えない部分がすくなくなり、さっきの場合より未知が未知でなくなりました。
一緒に思考する人数が増えれば増えるほど、未知の物体を正面、右、左、上、下、後、さらには、右斜め上、右斜め下……というように、より鮮明に捉えることができます。それによって、未知が既知に変わります。
そしてこの未知とは、何かを考える上で自分では思い付く、気付くことが出来ない部分です。自分の知らない事が周りに転がっていれば、誰しも不安になります。
見たこともない小動物が自分の周りを蔓延っていたら、不安と恐怖に襲われるでしょう?

そして、私の様に自分自身の思考、言動に自身が持てない人は、未知な部分が多いのではないでしょうか。
自分に見ることが出来ないなら、他人に見てもらえば良い。そんな風に自分を思って動いてくれる人はあなたの周りにも居るはずです。
私は男だから、私は大人だから、誰かに頼るなんて恥ずかしい、そんな風に思わずに、自分のために自分の分からないことを打ち明けてみましょう。単純に自分の意見を話してみるだけでも十分です。
そういう時、話を聞いてもらうための家族、仲間です。
持つべきものは良い友。
弱味を見せることが出来る人ほど、強い人はいないように思います。
何かを考えるときは、シンプルに考えるに限りますね。
こういった当たり前の事を改めて振り替えるのは、とても重要だと思います。
物事を複雑に考えすぎて、迷宮してしまっている人の少しでも役に立てれば嬉しいです。
以上

thinking_men

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