「旨いビールが飲みたくて」北海道旭川市&美瑛町&富良野市編
7月の21日、22日、今年の旅で最も遠い場所、そう、北海道は旭川に行ってきました。
北海道はこれで4回目。1回目は高校の修学旅行でスキー。2回目は25歳くらいの時に、お正月に家族で函館、札幌、小樽あたりのツアー。3回目は30歳？31歳？くらいの晩秋の時期に苫小牧で舞台公演。そして今回4回目。約20年ぶり。初の夏の北海道です。
旭川空港に到着したのがAM8:30。早っ…。
そこからレンタカーで富良野へ向かいます。
これぞ夏の北海道！！！
そして、
ベタですが、
ここに寄らずには帰れない。
ドラマ「北の国から」の後半戦の舞台になった、五郎の石の家です。
ああああ あーあ
ああー あああああー
実は今回、“夏の北海道(富良野)に行くならまぁ行っとくべきだろうなぁ～”くらいのノリでこの「北の国から」のお家を見に行ったんですが、いやぁ～、びっくりしました。何にびっくりしたかというと、ここのロケーションと建物のリアリティにです。とんでもない環境に、信じられないくらい精巧に作られた家があるんですよ。今回は夏だったから良かったんですが、真冬だったらとてもじゃないけど長時間居られないです…。周りになんにもない森の奥に、ただポツンと建物があるだけ…。こんなところで長期間ドラマを撮ってたかと思うと、1人の俳優として恐怖を感じずにはいられませんでした。しかし同時に、そんなことが可能だった時代と状況に羨ましさもおぼえました。
「北の国から」のお家を見終わって、旭川から来る途中に通り過ぎるだけだった美瑛の景色をもっと見ておきたいと思い、帰りに寄ってみることにしました。
調べてみると「マイルドセブンの丘」というスポットがあるらしく、とりあえずそこへ向かうことに。
あ、ご存じない方のために一応説明しておきますと、マイルドセブンというのは、むかし超メジャーだったタバコの銘柄です。今はたしか、メビウスという名前に変わってると思います。ちなみにセブンスターの丘というところもあります。これもまた超メジャーなタバコの銘柄です。セブンスターは今も売ってます。ちゃんと調べてないので詳細をお知りになりたい方は各自でググって頂きたいのですが、おそらく当時、そのタバコのCMの撮影で使われた場所なんだと思います。
「マイルドセブンの丘」
多分美瑛のほんの一部しか見れてないのですが、ほんとめちゃくちゃいい！！一年中ずーーーっと見ていたい景色が全方向に広がっていました。
ではしばらく美瑛の絶景をどうぞ。
しびれるほどの美瑛の景色をたっぷり堪能し、今回泊まるホテルへ。
荷解きも済ませ、少しのんびりしたのでいざ今回の目的のビール屋さんへ！！のはずだったんですが、
ウソのようなほんとの話なんですが、
今回行こうと決めていた某ビール屋さんが、日曜日がお休み、と！！！
東京でちゃんと調べたはずだったんですが、あらためてサイトの細かい注意書きを読んでみると、2023年の9月から日曜日は定休日って書いてあるじゃないですか！！！
“ビールの旅でビールが飲めないなんてありえねぇ…”と一瞬頭が真っ白になりましたが、必死になって検索してみると駅周辺にかろうじて1、2軒クラフトビールが飲めるお店が存在するっぽいことが判明し、急遽そこへ行くことに。
で、ホテルから歩くこと数十分、ようやくたどり着いたのが今回おじゃました「Freehouse THE YEAST」さんです。
寒い地域の特徴ですよね。
今回も動画&写真で大忙し。。。
では早速1杯目を。
1杯目はハイ・ワイヤーというラガービールです。
僕はラガーが大好きなんですね～。
ちょっと柑橘系の味のする、超サッパリなラガー。
一瞬で飲み干せます笑
そして2杯目。
今回のビール旅では、このビールに出会えたことが本当に幸せでした。
北海道限定、サッポロクラシックです。激ウマ！！！
いつもはお店の方とあまり色んな話はしないんですが、今回はこのビールが旨すぎて、熱く語り合っちゃいました。ほんと旨かった！！
ぬか漬けも浅漬けも合いますが、
やっぱりピクルスが最高だと思ってます。
3杯目はディープクリーク/ミスティミヤギというヘイジーIPAです。
ヘイジーによくあるパイナップルっぽい香りではなく、ちょっと桃みたいな香りでした。旨っ！
4杯目は山梨にあるあのUCHU BREWINGさんとのコラボビール、UCHU×TEENAGE(DDH DIPA)という名前のヘイジー系ビールです。
濃い、強い、重い、強烈なヘイジー。アルコール度数も8％…。お値段も1杯1,400円と少々お高め。めっちゃ美味しいビールなんですが、これを基準にしちゃうと他が物足りなく感じてしまうかも。。。笑
5杯目は〆(シメ)という名前で、ダークファームハウスエールというスタイルのビールを。見た目は黒ビールなんですが、そこまで黒ビール感(ロースト感)は強くなかったです。黒ビール初心者の方や黒ビールが苦手という方には入り口としてオススメです。
いわゆるセコマってやつですね。
2日目
この日は14時過ぎの飛行機で東京に戻らなければならなかったので、広い北海道、あちこち行くのは難しいと判断し、“旭川といえば” 的な所へ行こうと思い、少し早めにチェックアウトしてあの「旭山動物園」へ。
北海道の広さを感じられます。
月曜日の午前中ということもあってでしょうか、ガラガラではないもののさほど混んでいる様子もなく、焦らず動物たちの様子を楽しめました。
鳥が羽ばたいても大丈夫なように
結構な広さをネットで囲っていました。
僕の大好きなアムールトラです。
やはりトラは美しいなぁ～。
ライオンは微動だにしませんでした。
こっちはアムールヒョウです。
1500万年前から姿が変わってないそうです。
ガン飛ばされてます…。
角がご立派！
大概食べます。
デカい！！
シロクマとは言わないんですよ笑
ダチョウは「かば舎」というところに居るんですが、
肝心のかばは居ませんでした。
大雑把ではあるもののほぼほぼメインどころは見ることができたので、そろそろ帰ろうかな、と。ただ飛行機が出発するまでの残り時間を考えるともう一つ観光スポットに行くようなことは出来そうになかったのでどうしようかなぁと思ったんですが、食事くらいならゆっくり出来そうだったので、急遽ラーメン屋さんへ行くことに。(実はこの時点で、旭川がラーメンが有名だということを分かっていませんでした)
動物園からそんなに遠くなく、かつ空港にも向かいやすい、かつ旨そうなお店という条件で検索して、出来てきたのがここ。「麵屋 柊」さんです。
いやぁ～、大正解！！スープはしっかり濃いのにしょっぱくなく、麺は細縮れで食べやすく、チャーシューも脂がしつこくなく味も甘めで何枚でも食べれてしまう。北海道最後の食事としてここに来れてラッキーでした。
約20年ぶりの北海道、しかも初の夏の北海道、最高でした。
他のどの都府県でも体験できない広大さを堪能できましたし、北の国なのに、「夏らしさ」を味わえました。また是非遠くない将来に来たいですねー、北海道。次は春とか秋なんかもいいですよね～。
さ、８月、９月は本業の俳優業(舞台)に専念して、１０月は岐阜県の郡上八幡に行きたいなぁーと思っています。本業に専念するあまり、旅の予約を忘れちゃったりして笑
どうなるか、乞うご期待です！
※舞台の詳細は別の記事にアップしておりますのでご興味ございましたらそちらを是非覗いてみてくださいね。
今回もまた懲りずに長い長い動画を作りましたので、よかったらこちらも是非ご覧になってみてください。