なぜ、オリジナル缶バッヂのガチャガチャを設置したのか。
尾道に来て2週間弱経ちましたが、家も見つかってないのに「藝術と生活 itonamiオリジナルスクエア缶バッヂコレクション」のガチャガチャを導入しました。
わたしたちが生み出したキャラクターやデザイン等、藝術と生活 itonamiの理念を具現化したアイコンが全部で10種類!
なぜ、こんなごく個人的で不毛(?)なグッズを生み出して、ガチャガチャにしたのか、お話ししておきます。
地方では、商店街の店先やドラッグストアにガチャガチャが設置されているのをよく見かけます。時々、K-POPアイドルのキーホルダーなんかがあったりしますが、K-POPなんて全然興味のないわたしは、いつも「だれやねんこれ」と呟いていました。
そんな時、ガチャガチャの中に
「本当にだれかわからない人が入ってたらおもしろいな」
と思いました。そして、
わたしと咲さんの写真を韓流アイドル風にする
という観点からガチャガチャのコンテンツを考えて、2種類ではさみしいので増やしていき、だれがどういった目的で作ったかわからない(けれど、かわいい)缶バッヂを制作しました。
わたしは常々、世の中に「なんじゃこりゃ」みたいなものがあるほうがいいと思っています。また、「だれがどういった目的で作ったかわからないけど、なんとなくおもしろいよね」というような類いのものが好きです。
ガチャガチャの中身は企業の専売特許じゃないので、それぞれが中になにを入れるかいろいろ考えて楽しめるツールだと思います。だから、世の中にあるガチャガチャには、多種多様なオリジナル商品が入っているほうが絶対おもしろいです。
そういうものが社会にせり出して、道行く人々の目に触れること、そして見た人が「なにこれ」と言ってクスッと笑うこと、そういったことが現代社会には必要だと思っています。
だれが欲しがるのかはわかりませんが、尾道某所でのみ購入可能ですので、見かけたらいい大人がガチャってみて下さい。
そして、わたしか咲さんが当たったら、リュックやキャップにつけて、友だちに「だれこれ?」と言われてみて下さい。