陰謀論が生まれる理由

私は「メディカル」のグループを持っているから、陰謀論をいちいち送ってくる人たちが後を絶たない。今だったら「コロナは嘘だ」だったり「人口削減説」「コロナワクチンは遺伝子操作ワクチンだ」だったり「ワクチンを打つと死ぬ」だったりする。そういう人たちは、自分が信じているデマを力説して、拡散して欲しい、と促してくる。

私が「そうじゃない」というと、歯を剥き出して噛み付いてくるので、最近は争う前に、解除・ブロックをしている。

世の中にはデマに振り回されている人が多い。その人が何を信じようと自由だけれど、時間を無駄にしていると思う。陰謀論を人のページに貼って、拡散シェアを要望してくる人の頭の中は「どうか?」と思う。それは非常に迷惑な話。それをやっている人たちは、自分のやっていることを悪いとは思っていない。

では、陰謀論はなぜ生まれてくるのか?

それは稼げるから続いている。陰謀論を言うと、みんなを怖がらせることができる。人々は怒って、反応して、アクセスがどんどん伸びる。集まると、インターネットは広告を掲載しておくと、それでお金が発生する。その記事を書いた人が稼げる仕組みになっている。陰謀論・デマを流して、お金を稼いでいる人たちがたくさんいる。

陰謀論は過激だから、人々の注目を集めることができる。そこでビジネスの仕組みを作っていける。

【陰謀論のビジネスモデル】

1、注目を集める⇨2、何か商品を見せる⇨3、何割かが購入する。

これはビジネスの基本で、注目・商品・購入の3つの手順しかない。

まずデマ情報を流す。不安を煽るような広告商品を出す。フェイクニュースを見た人の何割かは広告をクリックする。そうするとサイト運営者にお金が入る。

【もう一つのパターン】

1、フェイクニュースを流す⇨2、情報弱者がそれを信じる⇨3、恐怖を感じた人たちが記事をシェアする

注目を集めて、見た人が恐怖の感情を動かす、記事を拡散する、サイトのアクセスが伸びる、何人かが広告をクリックする。

【自分が騙されそうになったらどうするか?】

モトの記事になっている論文やアメリカのテレビ番組を見にいく。知らないテレビ番組や論文ではなく、ちゃんと認知されて有名なサイトかどうかが重要。第一次情報の確認もしないで、デマ情報を拡散するのは、危ないし、自分の信頼性をなくす。


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