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フェアトレードのことを知ってほしい。

みなさん、こんにちは。私たち、THINK EARTH COFFEE は、フェアトレード100%のコーヒーブランドです。今回は、そもそもフェアトレードとは何か、ということについてご説明してみたいと思います。

歴史的背景

フェアトレードの背景には、16世紀頃~19世紀頃に行われてきた植民地政策があります。植民地支配を受けていたアフリカや中南米の国々では、ヨーロッパ各国で消費するためにコーヒー豆や紅茶、カカオ(チョコレート)などの農作物や加工品を生産することを強いられてきました。

現在も残る影響

植民地だった歴史のあるアフリカや中南米の国々では、そのような産業構造が続いていて、現在にも影を落としています。国際的な貿易の中で立場の弱い小規模な生産者は、その労働の対価に見合わない価格での取引をせざるを得ない状況も少なくありません。

取引価格が安い → 生活が苦しい → 無理に多く作ろうとする → 育成環境や労働環境が悪くなる → 品質が劣化する → さらに安く買い取られる

現在でも、このような悪循環が存在しています。

フェアトレードとは

そのような立場の弱い生産者に対して、持続的に公正な価格で取引を行うことで、生産者が持続的に生産を行い、生活の向上ができるようにする取引の仕組みが、フェアトレードです。

適性な価格で取引される → 収入が安定する → 技術習得できる → 生産が安定する → 育成環境や労働環境が良くなる → 品質が向上する → さらに高く買い取られる

このような好循環によって、生産者の経済的自立と、持続的な生産が可能になります。

フェアトレードとは、生産者と消費者が対等な立場で、持続的に取引を行うことができる仕組みです。品質の良い農作物や製品がいつでも手に入ることは、私たち消費者にとっても嬉しいことです。
できるだけ多くの人にフェアトレードを知っていただき、少しでもこの仕組みが広まってほしいと思います。私たちもそのために、良い商品を作り続けたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
THINK EARTH COFFEE

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