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映画「沈没家族」と「コレクティブハウス」

映画「沈没家族」の上映会の企画に携わり、
せっかくの機会なので、映画「沈没家族」を鑑賞して、「コレクティブハウス」と似ているな思っていることを書き出してみたいと思います。

映画「沈没家族」と「コレクティブハウス」、
この二つで自分の中にとても印象に残っている共通のエピソードは、
子供の運動会に住人みんなで応援に行ってしまうということでした。

映画「沈没家族」の中でも、コレクティブハウスの居住者から話を聞いても、そのエピソードをとても嬉しそうに話しています。

正直、家族の場合は、運動会の応援に行くということはあるでしょう。
でも、それ以外となると、どうなんだろう?

親しい関係の親戚、親しい友人ということなら、行くこともあるでしょうが、あまり行くことってないんじゃないかな?

遠くの親戚より近くの他人という訳でもないでしょうが、
コレクティブハウスの中では、
単身者も家族もそれぞれの暮らしを尊重しながら、
共同での暮らしも大事にされます。

毎月のミーティング、コモンミール、住居の共同作業をワーキンググループという形で行う活動等を通して、居住者がよく顔を合わせる機会があります。

そもそも、既存のコレクティブハウスに入居するときには、
見学に行って、コモンミールを一緒に食べて。
そうやって居住者との関係を考えた上で住みたいか?
ということを考えて、住むことになります。

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こういうことを日常的に行っている中で育まれている関係は、

家族通しの付き合いの中での子供という関係ではなく、
大人も子供も日常当たり前に一人の人として関わっているからこそ、
運動会という場にも応援に行きたくなる。
そんな心情が生まれているのだろうと考えてます。

書いている自分も、応援したい気持ちも出てくる。

物理的な立地などの環境要件も大事なことですが、
一緒に暮らしを創っていくという要件も
大事な要件だと思います。

せっかくの機会、
映画「沈没家族」を鑑賞して、知ってる他人の関わる子育てを考える
そんなキッカケになると幸いです。

【映画「沈没家族」を鑑賞して知ってる他人の関わる子育てを考えるトークイベント】

東京・東中野のアパート「沈没ハウス」で行われていた「共同子育て」。
この共同子育てで育った加納監督が当時関わっていた大人や自身の親に話を聞きながらまとめた映画「沈没家族」を鑑賞し、「多くの知っている大人の関われる子育て」について、加納監督とコレクティブハウス住人等でお話をしていただきます。

【日 時】
 2020年02月01日(土)
 ①第一部 10時50分~13時40分 (開場10:30)
 ②第二部 14時30分~17時20分 (開場14:20)
 (※)途中休憩が入ります
【会 場】
 町田パリオ 4階 (町田駅徒歩2分)
 http://www.pario-machida.com/about_pario#about_access
【詳細・申し込み(Peatix)】
 http://ptix.at/0k7A5T
【facebook イベントページ】
 https://www.facebook.com/events/745784535919916/

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