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前世体験でみえた"家族"に関わること

ヒプノセラピー(催眠療法)と言われる心理療法一つのアプローチ、
前世療法では前世の記憶を呼び起こし再体験します。

相談者が
なんとかしたいと思っていることや気になっていること、

例えば、
家族との関係 や 仕事上の相手との関係、
やりたいけど出来ないこと、
逆に、辞めたいけど辞められないこと、
何かわからないけど気になること、
等々。

催眠状態を利用して潜在意識に働きかけることで、
前世や今世の幼少期の記憶にアクセスし、
再体験することで、相談毎の解消を図り、心を癒やしていく。

心を癒やすこと、心に引っかかっていることを完了させることで、
それまでの物語を終わらせることになり、
次の物語へ向かっていくキッカケになります。

前世療法を体験する

前世療法を受けていると、前世の記憶が浮かんできます。

セラピストの質問に答えながら
その浮かんできたことに対して評価判断無く
そのまま口に出していきます。

そのまま口に出していくことで、
ぼやけている輪郭が明確になっていく。

思いも寄らないことが浮かんでくるので、
前世の体験として話しながらも、
もう一人の自分、顕在意識の自分が
これ本当か!? とツッコミを入れながらも、
そのまま口に出していきます。

妄想として創作しているわけではなく、
ただ浮かんできたことなので、

評価判断することなく、
何も脚色せずに、ただ浮かん出来たことを話していきます。

そうやって話しながら、
前世の自分の体験を、今世の自分で再体験して、体感する。

でも、それがとても大事なこと。
本当の自分が求めているメッセージが表れてきます。

前世体験

自分はヒプノセラピーを提供しています。
もちろん、自分自身もヒプノセラピーを受けています。

そんな自分が前世体験をした一つの前世の話し。

時代は中世期かそれ以前のヨーロッパ、山間の村でのこと。
詳細な国や時代まではわかりませんでした。

この村では、狩猟を生活の糧としていて、
自分は村で1、2を争う狩猟の腕前。
妻と二人の息子の父親という家族でくらしていました。

この妻と息子は、現世での妻や兄弟と同じ魂ということを
感じています。ソウルグループなんでしょうか。

自分は、息子達も自分と同じように狩猟が上手くできるように
訓練をつけていました。

この村では、狩猟に行って獲物を捕まえることで一人前の大人として認められるので、子ども達は初めて狩猟に行くことを心待ちしていて、
自分は父親として狩猟で獲物を捕まえられるように、厳しい訓練をつけていました。

その後、息子(長男)も年頃になり、初めての狩猟に一緒に向かっていった。

狩り場について、別々に分かれて猟をしている。
そうして、猟をしている中で、亡くなった息子を発見してしまう。

戦闘があったのか、狩の標的として間違えたのか。
理由はわからないけど、槍か弓かで貫かれて、亡くなっている息子。

周りに道具は見えないから、
何でやられたのかはわからないけど、

初めての猟で獲物を捕まえ、
認められることを期待していた息子が
息絶えた姿で、その場に倒れている。

それを見つけ、とってもショックを受けている自分、
失意の中で元気を無くし、
家に引きこもる日々を過ごすようになってしまった。

自分が猟に連れて行かなければよかったのか、
教え方が悪かったからか、
そんなことを悔やみながら、引きこもる日々。

本当なら、次男に猟をさせるために訓練しているのだが、
その訓練をする気にもなれず、引きこもっている。

そうやって嘆いたまま、その世での人生を終えていく自分。

それが、自分は何故"家族"に対して関わりたいと思っているのかを
テーマとして受けたヒプノセラピー(前世療法)で再体験したこと。

これは、本当にあったことかどうかはわからないけれど、
自分にとってのメッセージが含まれて、とても腑に落ちること。

前世での自分が家族を喪失し、
焦燥としたまま人生を終わらせたこと。

そういう家族の哀しみを終わらせる。
そして、他の人のそういう哀しみをも癒やしてもらう。

そんな想いで、今世にいるんだなと、
とっても腑に落ちたことでした。

何があったとしても
自分を責めたり、家族から攻められたり、
そんな哀しい関係ではない、元気になる家族関係をつくって欲しいと
願っています。

ちなみに別の前世では、子どもの自分が槍で刺されて亡くなるということも経験していました。亡くなった子どもの気持ちを知りたいということだったんだと思います。

世は何度も繰り返している

人は何回の世を繰り返しているんでしょうね。
自分自身、毎回違う前世が出てくるので、何度も繰り返しているんだと思います。

その参考になるかわかりませんが、こんな本が売っています。

この中では、一人の少女が前世療法を何度も受けて、
その中で数個の経験した世について書かれています。

長い生もあれば、短い生も。
人間の生はもちろん、人間以外の生も。
魂が二つに分かれたツインレイとして二人の生も。

多くの世を過ごしてきた魂は
今のこの世で何を成し遂げようとしているのか。

もしかして、なんとなく生きづらいと思っているときは、
実は、魂のやりたいことと違うことをやっているのかも。

そういうこともに目を向けてみることも、良いかもしれません。


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