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ボクの家窓から花想へ

アリエルさんの企画のお誘い、『世界の車窓から』改め『世界の家窓から(お国訛りで!)』に乗らせていただきます。

とはいえ、ボクは母が四国、父が大阪の出身なのですが、関西各地を転々としたためか、なぜか標準語のパチモン的な言葉しか喋れないんですよねー。
 
仕事では相手に合わせて、比較的長く住んでいた、泉州弁と河内弁交じりの大阪弁を使うこともありますが、どうも大阪人でないヤツが大阪弁の真似をしてるようにとられてしまうんですよねー。
なので、テキストは標準語になることをご了承ください。

↑  仕事では相手に合わせてこんな大阪弁まがいを使ってます。

というわけで、ボクが毎日見る都会の風景はこんな感じです。
はい、きた、これ!

人がまるでゴミのようだ・・・って、人っ子一人いませんやん。

ちゃいます、ちゃいますって。
窓から真正面を撮ったら、向かいのアパートを撮ってまうねん。
どっからどーみても、不審者ですやん。
そやから、ちょっと野茂投手みたいに体をトルネードして、近くの山の写真撮っただけですねん。

ウチはちゃんと電気も水道もガスも来てますねん。
テレビは、ほんのちょと飛んでくる電波が弱いからケーブルなんやけどね。

ほんま、一度でええから都会の喧騒ってやつに包まれてみたいですわ。

というわけで、ボクは都会で暮らす大勢の人の孤独な心の囁きを耳にしながら過ごしています。たぶんそれは幻聴です。

そして最後にボクの花想です。
ボクの母親は花を育てるのが唯一の趣味でしたが、スマホやカメラとかの機械類は苦手だったので写真に残すことはしてませんでした。
そんな母が一度だけ、夜に、ボクにスマホで写真を撮ってくれと言ったきたことがあります。
夜にしか咲かない月下美人のいう花が咲いたんだそうです。それを生まれて始めたみた母親はボクにスマホで写真を撮ってくれといいってきたでのす。
よほど嬉しかったのでしょう。
いろんな花を撮ってあげれば良かったと、いまさらに、ボクは思ってしまうのです。

夕暮れから夜に咲き朝にはしぼむ、まるで人生みたいな花やね。

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はーぼ
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