【創意工夫の日本史】1986年7月 『写ルンです』発売
小型の簡易カメラではなく、フイルムにレンズを付けるという、逆転の発想から生まれたのが富士フィルムの『写ルンです』。
部品点数を減らし、紙パッケージをボディにすることで価格を抑えて、当時の価格にして1380円という低価格を実現したこともあって、発売から半年で100万本も売れたそうです。
ところで、『写ルンです』の商品名の由来ですが。
『誰でも簡単に、きれいな写真が手軽にとれる』という製品のコンセプトを表現する商品名を、開発チームは思いつくことが出来ず悩んでいたときに、試作