見出し画像

就労継続支援事業所との半年間のあゆみ

弊社はThinkLedge(シンクレッジ)という経理記帳代行サービスを展開しております。

ThinkLedgeは、DXにより作業の一部を就労継続支援事業所の障害のある方々にお任せすることで、活躍の場を創ることを目指しております。


ThinkLedgeサービスの仕組み

ThinkLedgeでは、AIを使って仕訳作業を行う仕組みになっています。
しかし、紙の書類をAIに読み込ませるためには一度書類をスキャンして画像データとしてパソコンに取り込む必要があります。

このスキャン作業を就労継続支援事業所の障害者の方々にお任せすることで、障害者の方々の活躍の場を創るのがThinkLedgeの特徴です。


障害者の方々との協力体制について、詳しくは↓の記事の後半をチェック!

こちらもチェック


今回は、ThinkLedgeに取り組んでくださっている協業先の(株)ARUの担当者の方からコメントをいただいたので、ご紹介します。
こちらでは、スキャン作業だけではなく、仕訳作業にも取り組んでもらっています。
より高度な業務に従事している意欲的な方々です。

以下、コメント



〔利用者の方の作業の様子〕
作業は3回目くらいからスムーズに出来るようになり、スピードも上がってきております。
それに加えて、自分で考えて証憑(会計資料)の重複などを見つけて確認したり、入力内容も合っているかなどネットで検索を行い、ご自身で考えてから職員に質問するということが増えてきました。
仕訳に関する指示書もよく読んで理解してくださり、職員としても心強い一員です。
ご本人も他の作業よりシンクレッジの作業は調べたり考えたり内容にやりがいがあるようで、積極的に取り組んでいただいております。

〔職員の感想〕
就労支援の作業は、繰り返し同じことをするというものがどうしても多くなってしまう中で、シンクレッジのような過去仕訳を調べたり、証憑の内容を見て考えたりする仕事は、社会とのつながりがより感じられ、一般就労を目指している方の第一歩となるとも思います。
内容も、証憑の分類、スキャン作業、仕訳作業と、工程がありますので、今後作業が増えた場合、一人ひとりにあったお仕事を将来的に提案出来ると思っております。
サポートする側の私たちは、難しいと感じられるところは出来るだけ寄り添い、仕事のやりがいや達成感を利用者の方に感じていただけるように、マニュアル作りや声かけをしていきたいと思います。


こちらのコメントをくださった担当者の方はThinkLedgeがローンチされてから半年間ずっと携わっている、それこそ本当に黎明期を一緒に作ってくれている方です。

ThinkLedgeの発展は弊社の内側の努力だけでは叶いません。

(株)ARUの担当者の方も作業に対応できるように努力をしてくださっており、作業を行う障害当事者の方々も日々研鑽を積み重ねていらっしゃいます。
また、弊社とのスムーズな連携のために2週に一度の定例ミーティングを継続して行なっています。

こういった事業所様の頑張りの上に今のThinkLedgeはあるのです。

今後も、協業してくださる皆様と共にThinkLedgeのさらなる発展を目指して頑張ってまいりますので、私たちがスクラムを組みながら進んでいく様子にご注目ください。


(左)株式会社ARUの担当者様 (中央)代表取締役の薄田様 (右)弊社スタッフ

いいなと思ったら応援しよう!