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複数領域にまたがる専門性
不確実性が高いビシネス領域においてBTC人材が求められているという言葉を聞く機会が増えているように感じます。
BTC人材とは
B:Business
T:Technology
C:Creative
例えば、私が行っているデザイン起点から行う新規事業や新サービスのコンサルティングが挙げられます。「デザイン」「ビジネス」双方の視点に加え、実装には「テクノロジー」への理解も求められます。BTC人材に代表される、高い専門性を複数必要とする業務は増えているように感じています。
しかし、このような重複しづらい複数領域の高い専門性を持った人材を育てるのは難しいというのが現状です。そのため新卒から育てるというよりは、経験を積んだ人を中途採用することが多いのがこの領域の特徴です。
そもそも専門性の高いスキルの習得には「学習」と「実践」を繰り返す環境が必要になります。そのため複数の専門性を身につけようとした場合、その分だけ環境も必要になってきます。
もし1つの会社でこの経験サイクルを回す環境や、それに応じたキャリアパスがあれば、人材を育てることができるかもしれません。しかし、そのような環境を作れている企業は、ほぼ存在しないと思います。
しかし悲観する必要はありません。「経験サイクル」を回せる環境を自ら作り出せばいいのです。
私は転職という手段を活用し、その環境を手に入れてきました。その結果BTC人材に近い状態になることができていると思います。
複数の専門スキルを身に付けるため手段としての「転職」について、私の経験を別の記事でまとめています。その中で「キャリアデザインの考え方」から「転職の攻略法」まで、実践で使える内容になっていると思いますので、参考にしていただければと思います。