崩スタ考察妄想【刃 雲上の五騎士 飲月の乱】
みなさん、やってますか?崩スタ。
前回の考察が思ったよりも多くの開拓者の方々の目に触れていたので、
いるんだ!考察のオタク…!となってました。
ver1.2がきてから情報が増えて、案の定ミスリードだらけだったじゃん~となったわけですが…合ってても外しても考察するのが面白いので良し。
フロムからそう学びました。今回もネタバレを含んでいるので、ver1.2の
メインストーリーを見てない人は見てからの方が良いです。
相変わらずかなり妄想多めなので、そこはご了承ください。
1万6千字超あるので、時間に余裕ある時のがいいかもしれません。
ではさっそく書いていきます。
※8/1 追記 鏡流と刃のことについて一部書き足しました。
追記部分には追記と表記しました。
刃という男
過客シリーズにて言及されており、ざっくり言うと何者かにボロボロにされた後、失われていた記憶を取り戻しカフカと大鎧の男に拾われ星核ハンターの仲間となった。
以前Twitterで、刃についての雑な考察をあげたことがある。
ありがたいことに思ったより多くの方に反応頂けて、みんなの刃ちゃんloveを感じて嬉しかったがミスリードだらけだったというオチ。
改めて語っていくが、自分でゲーム内の書庫開いて遺物のフレーバー全文を読んだことある人は、過去のとこは読み飛ばしてもOK。
過客から見る「刃」の過去
過客シリーズの特に必要だと感じた部分だけ、一部か全文抜粋していく。
全文が気になった場合、是非ゲーム内から刃ちゃんのことを確認しよう。
不老不死の呪いは根強くとある通り、刃も豊穣の呪いが宿っている。
"身体が決められた形に戻ろうとする"というのは豊穣の呪いの特徴。
彼の軌跡には"無尽形寿"があるがこれは豊穣の奇跡で、”倏忽”は
豊穣の使令として名前が出ているが、一旦忘れても良い。
無名の者とは刃を差し、長槍を持ち自分を競い合ったのは丹楓(丹恒)
である。
お揃いの腕甲をつけている。業物だからなのか、この腕甲はもう片方の腕甲の位置を掴めるらしい。星穹列車に乗る前の丹恒を追いかけることが出来ていたのは、恐らくコレのおかげ。
後半部分は、刃と丹楓によって飲月の乱が起きたことを示唆している。
以前考察した時のミスリードの原因その1。
刃が非凡な武器職人であることは分かっていたので、龍脈一族の巨匠とは刃ではないか?と考えていた。後述するがそれは誤りだった。
なので、龍脈一族の業物というからには丹楓から片方譲り受けたのだろう。
ペアルック。
時系列的にはこうだ。
1.身体がボロボロ、記憶のない状態で目覚める。
2.身体の復元と共に、過去の記憶を少し思い出し始める。
3.腕甲を元に丹恒を探し始める。
4.カフカと"大鎧"が刃に接触する。
5.戦うが敗北し、カフカの"聞いて"される。
6.取引を飲み、星核ハンターに加入する。
引用してないが、このタイミングで身だしなみを整えてもらったらしい。
丹恒を襲っている絵(星4光円錐:逃げ場なし)は今の服装と同じなので、あの絵が正しいのであれば星核ハンター加入後に襲い始めたことになる。
つまり、時を同じくして羅浮から丹恒は追放されている。
星核ハンターとしての活躍が書かれている。
後述するが、かつて……の部分は飲月の乱の出来事に言及している。
最後は取引の内容だろう。刃は死が救済だと考えているのだろうか?
飲月の乱のことかなり悔いていることが、キャラクターボイスから読み取れる。
ミスリードの原因その2。
物をつくる喜びを忘れ……の一文を龍脈一族の巨匠の裏付けと読んでいた。
ここまでが、飲月の乱以降から現在までの刃の情報。
メタ的に言うとver1.1迄の情報だった。
以降はver1.2で得た情報を踏まえて踏み込んでいく。
"刃"は持明族?仙舟人?
今までの認識と異なることが書いていて、謎が深まった部分がある。
とりあえず異なる仙舟から5人きたというのは、出身地全員違うって話??となったので出身地について考えてみることにする。
・丹楓:波月古海は羅浮にあるから羅浮。
・刃:羅浮の出身とは言われてないので可能性としてはありえる。
・鏡流:蒼城から来たと本人談(現在は失われた。彦卿も知らない程度には古い仙舟)
・景元:羅浮の将軍なので羅浮だと思われる。
・狐族の子:特に設定がない為、別だと考えても良い。
なので、羅浮だけの人間ではないよ、くらいで解釈しておく。
次に、雲上の五騎士について判明していることを整理する。
・飲月君 丹楓
・景元
・刃
・鏡流
・狐族の女性
だと思われる。
狐族の女性……もういないんだろうな。悲しい。
本題だが、仙舟で留学する短命種って誰だよ!!って話。
実は、ver1.2で追加された鱗淵境に答えがある。
過去の幻影が残っており話かけることができるものの1つに、丹楓と
「応星」と呼ばれる人物の会話しているものが存在している。
少しメタにはなるが、応星と呼ばれる人物の声は、三木眞一郎ボイスなので、刃だろうという予測ができる。
話の内容は後で少し触れることにする。
メタ以外にもう一つ。
「仙舟で留学する短命種もいた。」の部分に相当するっぽい、
中国語「也有抵达仙舟求艺的短生种。」をdeeplで和訳してみる。
「また、技を求めて不死の船に到着した短命の種族もいた。」
となった。
これを踏まえて、刃のストーリー4を見てみる。
情報量が多いのが、まずは短命種が誰か?ということから触れていく。
文中の彼とは、文脈的に刃のことだと思われる。つまり、商船に乗って仙舟にきた刃は神工鬼斧に感動したらしい。
つまり、仙舟の技術に感動したわけだ。
この部分だけで、刃は短命種であることの裏付けとなる。
なぜならば現在登場している長命種は、少なくとも豊穣の民以外では仙舟に属しているからだ。
先程、過客シリーズのフレーバーテキストを根拠として
「刃は持明族で相当な腕を持つ鍛冶職人」と考察したと触れたが、
見事にミスリードだった…というのがこれで分かる。
実態は、短命種。つまり通常「豊穣の呪い」を宿していないことになるが…。
雲上の五騎士と刃
刃が雲上の五騎士の内の短命種、ということを確認できたところで他の4人とのことに触れながら整理していく。
まず、先述のストーリー4内の文と既存の情報で、刃は努力を重ね長い歳月をかけて4つの業物を作っていたんだなということが読み取れる。
このうち3つは推測することが可能で、言及のある「支離」、「撃雲」、「景元の剣」である。
支離はキズ一つない剣…仙舟の最強の剣士…と書かれている通り、当時は
鏡流に贈られたものではないかと思われる。
しかし現在の支離とは刃が所持しており、キズだらけである。何故そうなっているのか?何故刃が所持しているのか?
ヒントとなるものがあるが、脱線する為詳細は後述する。
狐族の少女については現在情報がなさすぎるが、明るい性格の弓の名手だったようである。三弓流。
黒髪に龍の角を持つ男子は、言わずもがな丹楓。この槍は現在丹恒が所持している撃雲。
彼とよく口喧嘩をしていた少年…というのは、消去法で考えると景元となる。
なお、「この陣刀」って書いてるから、「支離剣」を刃からパクってない?!って一瞬思ったので英文を確認すると、陣刀のところは
Devastator Glaiveとなっている。支離はshard sowrd。なので否定できる。
景元の武器の名前は、EN版公式放送で符玄が「Star fall Reverie」と呼んでいた。Devastator Glaiveでググると出るので気になる人は調べてみよう。
直訳だと「星降る夢幻」とかになるのか?おされな武器ですね。
というわけでこれが3つめだ。
武器オタクの人は気になってるかもしれないが、通常グレイブって言うと雲騎軍兵の持ってるような槍の穂先が刀になってるようなやつを指す。
薙刀の類。
だから剣(刀)じゃなくね?「Devastator Glaive」と「Star fall Reverie」は別物じゃね?!
と思うかもしれないが、必殺技時の神君と本人モーションを見るに敵を「薙いでいる」から同じものということで。(適当)
はっきり分からないが、剣と薙刀で形態変化するのかもしれない。
夢幻とか名前についてるし。
ちょっと脱線したが、少しだけ雲上の五騎士の過去が見えてきた。
次からは不穏な部分に触れていく。
恐らく、このあたりが飲月の乱に関係しているのでは…?と考えている。
今や■は死んだ…この身体が唯一の刃になる…との通り、人間であった
「応星」は死に、「刃」として生き始めたことを示していると思われる。
まず、刃のストーリー1の内容を見ていく。
「」の中のセリフは、魔陰の身におちた鏡流のものではないか?と推測している。
根拠としては、まず「女の血のように赤い眼」とあるように刃を殺害したのが女性であること。
2つ目は、過客シリーズのフレーバーテキストにおいて
「かつて、彼はその身で無数の極致に至った剣光を味わい、幾度となく繰り返される敗北の中で引き裂かれた。相手はいつも心臓を貫く正確無比な一撃で彼の結末を描く。」
というものがある。仙舟において「剣首」の称号を与えられ、剣で極みに至っていると呼ぶに相応しいのは鏡流であること。
そして、極めつけに刃キャラクターボイスのこれ。
"あの女"が少なくとも千回刃をいたぶって殺した結果、幻痛が走るようになり、その際両腕も器用には動かせなくなった可能性が高い。
仙舟人が初めて豊穣の恩恵を受けた時のように、短命種に豊穣の呪いが宿った特殊ケースだからなのか、腕の形が復元しても神経にダメージが残ってしまったのか。
そうだとしたら、、、なるほど「化物」だな。鏡流。
ついでに、刃の武器についても考察してみる。
以下は刃のキャラクター紹介文章の一文。
「彼は古びた剣を使って戦う。ひびが入った刀身は、その体と心のようだ。」
そして、通常攻撃名「支離剣」。
上記ストーリー内の文章の
「彼は自身を殺す剣を見つめた。その刃は半分砕けている。」
これの日本語文の表現がやや微妙だったので、
英文→日本語
中国語→日本語
をそれぞれdeepl翻訳にかけてみる。
英→日
The blade was broken in half and lying on the ground.
→刃は真っ二つに折れ、地面に転がっていた。
中→日
他盯着地上那杀他的剑,剑刃碎了半截。
→彼は地面に落ちている自分を殺した剣を見つめた。
ということで、日本語文と英語文ではほぼ同じと思ってよいと思うが、
中国語ではdeeplを信じるなら刀身の状態には言及されていない。
しかし地面に転がっている=彼女の手から離れていることは日本語文以外からは読み取れる。
なので、これらを都合よく解釈し
支離はこの時に鏡流の手から離れ、刃が使用するようになったのではないか?と。
刃を殺し続ける過程でぼろぼろになったものを使用しているのは、
過去への執着からなのかな、と思ってしまう。
多少なり修復はされているかもしれないが、詳細不明。
さて、ここまで情報が揃うと少し見えてくることがある。
飲月の乱のことだ。
飲月の乱
人は5人、代価は3つって何?
刃の丹恒についてのセリフ。
分かっていることを推測込みで整理する。
・首謀者は丹楓と刃である。
・その結果として仙舟全体を巻き込む事件となった。
・そして「愛するもの」を化物へと変えた。愛するもの、のニュアンスは英文を見る限り言葉の通り「最愛の人」。
・禁忌を犯した為、丹楓は脱輪輪廻の刑とし強制的に丹楓としての生を終えさせられた。
・鏡流はこの時に魔陰の身に落ちており、飲月の乱になんらかの形で巻き込まれている可能性が高い。
・このタイミングで鏡流によって刃は千回以上殺されている
・人は5人代価は3つ(恐らく5騎士の内、飲月の乱に関わった人物の数?丹楓、刃、鏡流。後述。)
・雲騎軍と景元が魔陰の身に堕ちた鏡流と対峙、景元がこれを鎮圧している。 【崩壊:スターレイル】ショートアニメ「飛光」 - YouTube
・鏡流が行方不明となる。
景元について
「代価」を弁えていたとはなんなのだろうか?
景元が「代価」を弁えていたとは、飲月達の行動が招くリスクを一番理解していた、と読める。
そうなると、なんとなく「知っていたのに止めてくれなかった」という悲鳴に聞こえてしまう。
「人は5人、代価は3つ 景元 その中の1つは貴様じゃない その中の1つが貴様だ」
これがヒントになる気がするので分解して読む。なお、「人は5人」は、
雲上の五騎士として決めつけて考える。
「人は5人---その中の1つは貴様じゃない」→雲上の五騎士ではない
事実ではない。
「人は5人---その中の1つが貴様だ」→雲上の五騎士である
事実である。
「代価は3つ---その中の1つは貴様じゃない」
→飲月の乱の"当事者"の数だと考えた場合、事実である。
(景元の主導で鎮圧しており、起こした側ではない)
「代価は3つ---その中の1つが貴様だ」
→飲月の乱の当事者の数だと考えた場合、事実ではない。
事実を繋いだ場合、「雲上の五騎士の内、3人が犠牲になった」である。
この解釈であれば、一応整合性が取れるが、少し違和感がある。
理由としては、単純にこのような表現を使う場合の言葉の対応は
「人は5人-----その中の1つは貴様じゃない」
「代価は3つ-----景元、その中の1つが貴様だ」
普通こうならないか?と。ただしその場合意味が通じなくなるので、
ミスリード誘ってるのか???とか思っちゃう。
なので、別の解釈を考えると
その中の1つは貴様じゃない→当事者ではない
その中の1つが貴様だ→お前は弁えていたが何もしなかった
この解釈の場合、「雲上の五騎士の内、3人が犠牲になった。お前は当事者ではないが無関係だと言えるのか?」といった感じだろうか。
他にヒントを見つけられないので、一旦このどちらかだということにしておく。
飲月君は何をした?
飲月の乱に関わったと思われるキャラクターについて順番に見ていく。
刃について
先程紹介したストーリー1を見てほしい。
実に奇妙なことであった。の一文から繰り返し書かれていることは、豊穣の呪いの症状である。
刃は短命種である為、本来豊穣の呪いの対象ではなかったはずだがここで発症している。
そして「実に奇妙な感覚」だと感じている以上、今回が豊穣の呪いの力を実感した初めてのタイミングだと思うのが自然である。
つまり、飲月の乱を契機に刃は豊穣の呪いを受けたこととなる。
呪いを受けて以降、どのタイミングでかは具体的には不明だが魔陰の身も発症するようになった様子。
その際は狂暴化するものの、目に見えた身体の変化はない模様。
普段はカフカの言霊で封じ込められている。
鏡流について
飲月の乱で魔陰の身に堕ちたが、自ら魔陰の身になる為薬を服用している「薬王秘伝」の連中はともかく、通常であれば魔陰の身には前兆がある。
(五衰の兆候というらしい。「大毫の日記」という資料で触れられているが、この記事では言及しない。)
主に加齢が進んだことにより発症に至ることがあるようだが、はっきりとした原因は不明。魔陰の身は治療不可である。
極度の鬱を発症し進行し続けた場合に魔陰の身に堕ちる等、加齢や薬王秘伝の薬以外の要因のケースも存在しているようだ。
なので既存のケースを見る限りでは、感情の高ぶり等は関係しているかもしれない。
いずれにせよ、元々怪しまれていた形跡は資料としてない為、なにかの干渉を受けて魔陰の身となったと思われる。
雲上の五騎士、剣首、そんな人物を十王司が見ていないはずはないからだ。
その後のことは刃の話の際に前述した通りだが、正気を失ってはいたものの
魔陰の身に堕ちた時には身体的な変化はなかった様子。
丹楓について
お前一体なにをした????鏡流の何?!?!?!?
刃と何をしたのか?飲月にしかできないことをしたのだとは思うが、考察するヒントは刃が呪われ鏡流も魔陰に堕ちたこと。
共通していることは、豊穣の呪いが2人に絡んでいることである。
・刃を長命種へと変えようとした説
1人だけ短命種の応星君とずっと一緒にいたかった説。心の中のちいかわが、この場合丹楓の最愛の人って刃ッテコト?!って言っている。
共謀して何かを行ったのは刃の為、刃だけに対して何かをしようとした線は薄め。
※8/1追記
しかしよく考えたら1つ視点を見落としていた。
過客シリーズの「愛する者を化け物にし…」の部分が刃の視点の場合。
刃が鏡流のことを愛していた、となる。
つまり、応星君が鏡流と一緒にいたかった説。
しかし刃は短命種であり、ゲーム内の会話やイベント、資料内で表現されている通り短命種と長命種の恋は悲恋に終わる。寿命が違いすぎるからだ。
仙舟人が1000年は生きるとすると、短命種の寿命は10分の1にすら満たない。
刃が鏡流と一緒にいることを望むなら自分が長命種となる必要がある。
そんなことに協力してくれそうなのは…飲月だったのかもしれない。
この解釈だと、景元が知ってて止めてくれなかった、、という前述した解釈と一致する。景元の胸中を考えると心が重たくなる。
・丹楓の脱鱗時期が近かったが、したくなかった説
みんなと一緒にいたかった丹楓、豊穣の力を取り込んで長命化しようとして大暴走。
しかし当然バレると怒られる。だから短命種の一番怒られなさそうなお友達の刃にお願いして共謀した。
ただ、別に一人でこっそりやれた気がするというのと
飲月の乱で丹楓が大暴れした情報が出てきていない。
仮説を立てるなら、豊穣の力に干渉して気を失った丹楓。
止めに入った鏡流と刃がその力に巻き込まれ……というパターン。
・鏡流にもっと"生きて"欲しかった説
これを話す前に、そもそも鏡流さんって死にかけてたの?って話がでてくるので、時系列を考えつつ動機を探してみる。
仙舟人は寿命では死なない。
攻撃等、なんらかの理由で身体機能が停止するか、魔陰の身に堕ちる時が死。
つまり魔陰の身の封じ込めができれば……。
飲月の乱の発生時期
星歴6300年、蒼城は活性化惑星「呑界羅喉」に吞み込まれた。
星歴7380年、鏡流が魔陰の身に堕ちる。景元との戦闘後に行方不明。
星歴8096年、軍学校的なところで彦卿が主席を取り景元の護衛となる。
星歴8098年にも記録がある為、現在は8098年以降となる。詳細は見つけられなかった為不明
※8/2追記
資料、「丹鼎司官報の一部」において
現在 星暦8100年三月十五日の日付で、白露がいなくなり大慌て、半夏が連れ出したのでは?という話が描かれている。これは白露の同行クエスト内容と一致する為、現在の西暦はこれ。
飲月の乱発生時期は、7380年であることが分かる。
鏡流が彦卿の同行イベントにて、出身が蒼城であると発言。
これにより、少なくとも鏡流は6300年以前には誕生していたことになる。
仮に6280年に誕生とする。
その場合、飲月の乱発生時の彼女の年齢は1100歳(!)
逆算すると、雲上の五騎士の活躍は星歴6300年~7380年の間のあたりのどこかということになるか。
そして、年齢を考慮すると仙舟人の身体に呪いの影響が出てきてもおかしくない頃合いのように思える。
魔陰の身の兆候があると、十王司が介錯するっぽいウワサがある。
ここまで考えた後に下記の資料を発見。
読めないって?俺も正確に読めなかった。
以下は翻訳機を使った意訳なので参考まで。
罪人丹楓、お前は盗みを働き禁を犯した。
不老不死への貪欲さ故、不死を盗み、軍禍を招いた。
神々も人間も激怒し、誰も許しはしない。
秩序と平和を守るため、正義を実行し、罰する。
しかし
過去の功績を考慮し、重罰は免れよう。
脱鱗輪廻によって罪を償うのだ。
彼は仙舟より永久に追放され、戻ってくることはない。
仙舟の治める地に足を踏み入れることは許されない。
大事なのは2行目。不死を求め、とある。
ということで3つ目の説は、
鏡流に長生きして欲しかった丹楓が、刃と協力し持明族の建木の"豊穣"の力を使って不老不死にしようとした---説
※8/1追記
賊を擁し、という表現が日本語文独特なのだが、刃が長命種になりたかったことが発端だとすると賊というのが刃を指している可能性はある。
飲月の乱の真相は?
さて、丹楓が長生きしたかったのか鏡流に長生きしてほしかったのか。
そもそも出来る根拠があったのか?というのは謎のままではあるが、
この2説を補強する為、考察を続けていく。
まず、飲月にしかできないことは鱗淵境の建木の"玄根"への道を開くことである。ver1.2のメインストーリーを最後まで進めたプレイヤーなら見たと思うが、
力の使い方を"思い出した"丹恒が飲月の力を使い建木へみんなを導いている。
更に元より言及されている通り、持明族は鱗淵境に過去に飲月君 雨別の主導の元、建木を封印・管理している。
この事実から、飲月君でなければ"建木の玄根"への接近はできなかったはず。
最も、幻朧は実体を持っていなかったからなのか接近できていたが。
1.2の最後では、星核を利用して建木の成長を促して玄根から豊穣の力を利用し、壊滅の力と豊穣の力の宿った身体を作って立ちはだかった。
この場所なら、豊穣の力を利用することができることが分かる。
壊滅の「絶滅大君」だからという可能性もある。
しかし、星神"不朽"の力を使える飲月君なら干渉できてもおかしくないと思っている。
シナリオクリア後に建木の玄根まで行ってみよう。
週ボス倒しに行くといやでも接近するので気づいた人も多いのでは?
こういう見た目になっている。
完全に"龍"では?
龍とは持明族の先祖と言える星神"不朽"である。
建木が元からこの形でないことは自明なので、鱗深淵に建木が沈められ封印されている過程での変化だと考えられる。
1.1メインストーリー中、
「建木の根は蛟龍のように各所を貫き、外へ向かって蔓延する。」
という表現があった。その段階では、ただの比喩表現だと思っていたのだけど、今読むと匂わせに見えてくる。ちなみに、蛟龍は水棲の龍らしい。
デザインは"青龍"といったところ。ドラゴニックオーラでてるかと思った。
これ、豊穣が不朽に浸食されてない??
星核がトリガーとなった可能性はあるにせよ、
このことを考察する為には、まず鱗深淵の成り立ちを考える必要が出てくる。
この場所は波月古海の中に存在している。
波月古海とは何か?
長いが全文引用していく。
つまり、"不朽"の末裔は原初は星の地表を全て覆う「湯海」の存在している場所にいた。
その中では龍祖の力を存分にふるうことができたという。
しかしある日、龍祖の力を制御できなくなり故郷が住める場所ではなくなったと。
その後仙舟同盟にどういう経緯か拾われ、波月古海をまるごと羅浮洞天の中に移した。
これが波月古海。つまり"不朽"の力の海と言っても間違ってはいない気がする。
不朽の力の海に豊穣の建木を沈めていたとして、星神の力が浸食されることはありえるのか?
答えはYes.
スターレイル世界では、「運命の合流」が起こることが語られている。
実例として、"調和"のシペと"秩序"のエナはそれぞれ存在していたが、調和が秩序を内包した為に吸収され、エナはある日突然消えてしまったらしい。
豊穣と不朽の概念についてとか、"不朽"ってなんで消えたんだ?とか考え始めると、面白いが話が脱線するので一旦無視する。
長々と語ったが、以上が建木に対して干渉できた可能性が高いとみている根拠だ。
というわけで鏡流を生かそうとした説は、
丹楓は豊穣の力(不朽の力が混ざっている?)を使って鏡流を生かそうとした。
実行するにあたり、仙舟人である景元や狐族の子、鏡流には何も伝えなかった。
友人であり短命種だった応星(刃)は、丹楓に応える形で計画を実行に移した。
その結果、鏡流は身を魔陰に堕とし、応星は短命種ながら豊穣の呪いを後天的に受けることとなった。
仙舟に被害が出始めたことを受けたが先か持明族からの通報が先か、景元は丹楓と鏡流を逆賊として雲騎軍を動かす。
そして自らの師である鏡流と対峙しこれを鎮圧する。
これは後に飲月の乱と呼ばれた。
…という筋書きでどうだろうか?
結果は共通なので、読み替えが出来る。
丹楓が長生きしたかったパターンだと、
冒頭の一文が丹楓は豊穣の力を使って不老不死になろうとした。となる。
なのかの、「一番長生きできる人間って、何歳まで生きられるの?」
という問いに対し、丹恒は
「…無限にだ。だが、そんな存在は…もはや人間とは呼べない。」
と言っているのだけど、、自分への皮肉なのかそれとも。
※8/1追記
刃が長生きしたかったパターンだと、
刃は豊穣の力を使って不老不死になろうとした。
友人だった丹楓は禁を破る形で刃に協力、計画を実行に移した。
ゲーム内資料として以下もある。
全文引用する。
将軍:景元 飲月:丹楓 であるが、創作とされてるとはいえ、結構な脚色を感じる。丹楓はそんなこと言わない。
しかし「一部の持明族が隠れて丹楓を記念していた。」とある通り、飲月の乱自体は持明族から100%悪と思われているわけではないようだ。
何故か? 先程の引用に答えがある。
「私の知る限りでは、龍尊を讃える「六御諸公を撫し、兆載太平を開くけり」の『造像記』を非常に嫌う持明族が多い。それは理解し難いことではない。」
建木を波月古海に封印したことに対し、「故郷から持ち出した最も貴重な浄土と、最も誇りに思っている「龍脈」を差し出した」と感じている持明族が存在しているからだ。
龍尊雨月が、拾ってくれた仙舟への恩返しにと封印を買って出たようだが、みんながそう思ってたわけではないって話。
その人達からすれば、仙舟に反旗を翻した(ように見えた)飲月君 丹楓は
英雄に見えたことは想像に難くない。
そう考えると、このように英雄視する作品が創られたのも納得できる。
おわりに
ここまで読んでくれた人いたらありがとうございました。
かなりだらだらと考察しましたが、どちらにしろ丹楓が鏡流さんLoveだった説が飲月の乱の真相じゃない?!ということです。刃→鏡流は無いと思ってます。あの女呼ばわりしてるし、身体千回以上も
バラバラにされて好きだったら愛が重すぎてちょっと引くかもしれません。
※8/1追記
このように最初書きましたが、刃が鏡流のことを好きだったと仮定した場合、身体千回刻まれたのは好きだった頃の話ですね。
愛する人を化け物にした結果、愛する人にバラバラにされたと…ワッ…ワッ…
追記した通り、刃→鏡流の可能性はありえた、と訂正したいと思います。
さてお気づきと思いますが、彦卿の同行イベントの鏡流さんは飲月の乱から700年以上は経過してます。
そうなると1800歳(!!)よりも上になってくるわけですが…魔陰の身への抵抗は気合だけでなんとかなるものではないらしいので、やはり何かあるのかな?と思ってます。
刃がやったことに対し責任や後悔を感じているし、飲月の乱の犠牲者達を毎年忍んでいるような描写があるので。
彦卿の同行で、鏡流が彦卿に対して「刃はお前じゃ無理、死ぬ」的なことを言ったりしているので実力を知っている感じでしたよね。
刃の視点だと、ver1.2のメインストーリーで立ちはだかった彦卿の技を見て鏡流から教わったと即座に見抜いたり対比がありました。
後は軌跡の名前的に豊穣の使令が介入があった可能性も考えられるのかな~とかはあったりなかったり。
ただその場合、全く刃のヘイトが豊穣へ向いてなかったりだとか、そもそも情報無さ過ぎて考察不可能だったりします。
刃が剣ぶん投げてささったのがきっかけで丹恒が飲月として覚醒したり、
飲月丹恒が景元に撃雲ぶっさして、幻朧とのつながりを作って干渉したり、
お前の作った武器どうなってんの??とか気になるところはあるのですが、今回はこのあたりで終わろうと思います。
あと……俺の停雲さんを返してください……
首が横に傾いちゃったせいでペテルギウスって言われてて泣いてます。
でも分かる。悔しい。