日本保守党の研究 46 政党要件と政党助成金
日本保守党の総選挙への初挑戦は、小選挙区1、比例区2の3議席に終わりました。河村たかしさんの減税日本と協力したおかげですね。
5議席には達しませんでしたが、比例区での得票率が2%以上という要件を満たしたため、政党要件を満たした政党と認定され、政党助成金が支給されるようになります。
政党助成金は、4月・7月・10月・12月の年4回に分けて交付されますので、12月に初支給です。
助成金の総額は、国民一人当たり250円の税金ですので、例えば、2007年の助成金は、2005年度の国勢調査の人口により319億4000万円でした。
政党助成金は、議員定数割として計算した額と、得票数割に分けて計算した額を、合算して2で割って計算します。
議員定数割は、その政党の衆参両議院議員数をX、衆参両議院議員総数をY、政党助成金総額をWとすると
W×X/Y
得票数割は、
4分の1を、前回の衆議院議員総選挙の小選挙区での得票率
4分の1を、前回の衆議院議員総選挙の比例区での得票率
8分の1を、前回の参議院議員通常選挙の選挙区での得票率
8分の1を、前回の参議院議員通常選挙の比例区での得票率
8分の1を、前々回の参議院議員通常選挙の選挙区での得票率
8分の1を、前々回の参議院議員通常選挙の比例区での得票率
これらの得票率の合計をA%とすると
W×(A/100)
これらを足した額の半分となります。
日本保守党の場合は、前回と前々回の参議院選挙の得票は、ありませんので、前回すなわち今回の衆議院選挙の得票率分のみとなります。
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