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なぜか石丸伸二さんが理解されないという現象について
東京都知事選以降、石丸伸二さんがメディアを賑わしています。
メディアへの塩対応や言動などに批判や賛同の声がたくさん上がっています。
この中で批判をする報道やコメントを見ていて、自身が経験してきた体験によく似たものを感じるので簡単に考察しておきます。
僕自身も仕事をする中でたくさんの対立を見てきました。
仕事で対立が起きる場合、価値観の違いによってそれが引き起こされます。
DiSC理論というものをご存知でしょうか?
これは人間の行動パターンを大まかに4つに分類したものです。
細かくは上記サイトを読んでもらえばわかるので説明は省きます。
柔らかいと硬いが同時に存在しないのと同じで、何かを重視すると反対側が犠牲になります。
そのため、一方にパラメータを振り切った行動をすると、反対側の要素を重要視する性格の人間が過剰に拒絶反応を起こすという現象が発生するのです。
石丸さんの場合、DiSCでいうとD(細かい点をいうと差異もあるので大まかにですが)
今、アンチ石丸さんの人たちの主張は、もう少しSの要素を持てという内容です。
個人的な繋がりはないので、石丸さん自身の性格がDなのかどうかはよくわかりませんが、主張としてDです。
石丸さんの主張はまとめると以下のようなことかと思います。
変化を嫌い、安定を求め、調和のために根回しをし、中庸な答えを出す。
これを続けた結果が今のやばい状態でしょ?腐った政治の温床になってるじゃん。変えないといけないんじゃないの?でも、それのカウンターをきっちり実行してる政治家いないでしょ?だったら僕がやるよ。
ということを仰っているんだと思います。
その人に対して、反対側の要素を求めること自体がナンセンスです。
昨日と言ってることが全く違う人を信じるのは難しくないですか?
スタンスをコロコロ変えることをすると支持者が迷います。
石丸さんは好き嫌いの話ではなく、すごく根本的な原理の話をしているんです。
好き嫌いの話をメディアが延々と報じているのもどうなんだろと正直感じてしまいます。
僕はSのタイプの性格です。このDiSCというものを知る前は、Dのタイプの人が理解できませんでした。
・言い方ってもんがあるだろ
・なんで人の意見を聞かないんだ?
・なんでそんな強引なやり方をするんだ?
とずっと思っていました。
ですがDにはDの正義がありました。
・言い方ってもんがあるだろ
→ 合理的に簡潔に話してるだけ。感情に配慮しろ?甘えるなプロでしょ?
・なんで人の意見を聞かないんだ?
→ 合理的に納得できるように説明してくれ。感想や感覚で無責任な意思決定できないでしょ?
・なんでそんな強引なやり方をするんだ?
→今までなぁなぁにして全然進んでないじゃん!
ってな感じでしょうか。
政治のブラックボックスに風穴をあけ、透明化し、エンタメ化して関心事項にする。これだけでも石丸さんの存在はものすごく価値のあるものだと思うのですが、どうですかね?