どきどきTHINFANFANのタトゥー紀行 第1話 『童貞卒業』
まえがき(長め)
タトゥー紀行だなんて名打ったものの、俺は彫師でもなけりゃタトゥーオタクと言っていいほどの知識や経験もなく、ただちょいーとタトゥーが入った小太りのアル中である。調子乗ってごめんなさい。
酒飲みながらべらべらなんかタトゥーの話しますね。続くかはわかりませんがファーストタトゥーから今んとこ最後にゲットしたタトゥーまでのこと書いていこうかと思ってます。
今マツコの月曜から夜更かしを観ながら酒を飲んでいます。酒は濃いし番組は面白いし現在ここまで書くのに50分かかってます。くそー。すでに続かない気がしてます。イライラしてきました。
こんな感じで最近22時〜寝るまでの24時ぐらいまでやることもなく漠然と酒を飲んで過ごしていてなんだかな〜と思ってたんですよね。だからなんかやるかーってなって放置プレイnoteでも起こしてやろうかとね。はいスタート!!!!
え?タトゥーを好きになったきっかけ?んー分からんけど子供の頃から何となく『触れてみたいもの』として金玉の裏にあった。親族にも入ってる人はいなかったし触れる機会はなかったんだけどなんとなーくあった。
時は流れ中学生。その頃は近所に住んでた兄貴分の影響があってバンドミュージックにハマり、そうなるとバンドマンのタトゥーとか見て音楽以外にビジュアル的な部分にも心底憧れたってワケ。LINKIN PARKから入ってDragon Ash、最終的にPay money Tomy Painにどハマり。ボーカルのKもタトゥーがっつりでかっけぇーやべーとなり、「俺もタトゥーほしいな〜でも世間体的に入れられんのかな〜」とか思ってたワケ。
地元の祭りに昔から参加しててそれとなくタトゥーはタブー視されていたし、その頃はタトゥーに関して現実的には考えてなかったのよね。
そっから高校生。姉の結婚式でグアムに行く機会があって、観光中に行った現地スーパーの本コーナーでINKEDっちゅー大御所タトゥー雑誌に出会い即買い。開いたらすんげーーー!!!ってなるタトゥーアーティストがおってページをめくるたびに興奮してたんす。ホテルのロビーで。
そこまで俺が見てたタトゥーとは全然ちげースタイル、技術がそこには詰まってておもろすぎる!!!となるのです。さっきのKのタトゥーはいわゆるB&Gがほとんどで、俺はこっちじゃなくてこっちのスタイルが好きなんや!って気づくのよね。
その辺から"他にないモノを持ったタトゥーアーティスト"に恋焦がれていくのです。特にその号でぶっちぎりに興奮したのがPietro SeddaとNikko Hurtadoでした。
前者は人面に風景を落とし込んだりするダブルフェイス??(で合ってるかはわからん)ってスタイルを武器にするイタリアのタトゥーアーティスト。
え!何これ!全く見たことねぇ!カッコ良すぎる!となるのです。これに憧れて数年後にお馴染みキングオブレジェンドタトゥーアーティスト、ENさんにとあるオーダーをします。それはまた別の時に。
後者はリアリスティックの世界最高峰、タトゥーを知る者で知らない者はいないぐらい有名なタトゥーアーティスト。
これが8年前ぐらいの作品らしい。唇えぐすぎるやろ。こんなんタトゥーの右も左も知らん頃に見たら良くないって。リアリスティックってかもはやリアルやん。被写体やん。そのまんまやん。強すぎる。できすぎている。
ってな感じでたまたまやべーのをファーストタトゥー入れる前から見てて、それ以降はタトゥーインターネッツサーフィンをしてましたねぇ。ほじくりまくってもなんぼでもやべー人出てくるから世界は広い。インスタグラムには感謝しかない。
ほんで今その当時買ったINKEDを見返してるんですがNikkoは載ってませんでしたwwwwwwいや、厳密には載ってる。(なんかのコンベンションの写真)
多分彼にはインスタで出会ったんだと思います。しかないです。勝手に雑誌で出会った感出してすんませんした。
見返して思い出したけどこの人にも脳みそ揺さぶられたわ。
特にタトゥーの話をする人もおらず、オナニー的にずっとシコシコいろんなタトゥーをインターネットで見て過ごした高校時代〜20歳。
今でこそタトゥーってのは年々ポピュラーなものになってきてるし、俺もタトゥーの話振られた時にはどの年代の人だろうが少しでも理解してもらえるようガンガン喋るし、タトゥー関連の友人も増えてそれについてオープンに会話できるようになってきたけど当時はマジでナニイッテンノアイツハーみたいな感じだったなぁ。
中学でバンドにハマった頃に、学校で話が合う奴おらんかったみたいな感じであんま気にしてなかってけどサ…。
でも当時相手にされてなかったけど時間が経ってからタトゥーも音楽も、お前の好きなものかっこいいね!みたいな反応もらえたことは嬉しかった!!!
おい見てくれよ当時のPietro先生めっちゃカラー。マジでかっこいい。近頃はノンカラーばかりインスタにアップしてるからちょっと寂しいかも。カラーも見たい。
遂にファーストタトゥーの話入るか。
本題?です
その日は21歳の誕生日だった。スーパー好きだった女の子が東京に就職し、特にやりたいことも目指すものもなかった俺はその子を追う形で実家を出ていた。
夜勤中に誕生日を迎え、その帰り道にスーパードライを煽ってたら突然「今日タトゥー彫りたい」となるのです。
帰ってすぐ知ってるスタジオに片っ端から電話しました。当然断られるか出ないかがほとんどの中、「目的の彫り師は無理だが、ゲストワーク中のイギリス人なら行けるよ」ということで行ったのが渋谷にあった有名店。
彼がこちら
当時はトラッドのパンサーが売りだ〜みたいな説明受けてほほ〜んって感じでジェイソン彫ってもらいました。
これ。改めて見るとシュールでおもろwwwなんこれwww
ファーストタトゥー彫ってもらって完成見てからも内心「…笑」ってなりましたよそりゃ!んまでもスタジオにいた興奮とかファーストタトゥーっていう盛り上がりもあって「あ、あああああありがとうございます!!!最高ぅ!」みたいにもなってたwwwwww
帰ってからも寮の友達にタトゥー彫ったやで!!ってはしゃいでたし色々高揚してた。めっちゃカッコいい!とまでは思ってなくとも。
それでもファーストなんて冷静に考えてたらいつまでも入れないだろうし、これを糧に次こそはかっけぇ!っての彫ってもらいたいともなりましたのです。
これは現在。いやおもろい。こんな感じでジェイソンタトゥーは後にふたつ追加されます。それもまた別の時に。その時はクソマジぶち上がりました。
ファーストタトゥーに関してはマジであんま話すことないので急に終わります。因みにセカンドも同じ彫師さんにお願いしですがそっちは気に入ってます。また次があれば。
おつかれした!!!!
PS
やっぱアゴのラインあたりおかしくね?
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