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2025年にSEVENTEENは破壊されるか?

暗い話題なんかグチャグチャ書いて申し訳ない。だけど中国の台湾進攻が怖くてたまらないのだ。

去年辺りからミャンマーでの軍事政権樹立に始まり、アフガニスタンでのタリバン政権掌握、ロシアのウクライナ侵攻、ついにこないだはガザの衝突とテレビはずっと物騒な映像を定期的に流している。日本は幸運なことにまだ戦火に巻かれることも無く、我々はテレビの画面を神妙な顔で見つめるだけで済んでいる。観光地に行けば多様な言語のパフェを耳からいただけるし、大学では中国出身の女の子たちが学食メニューを楽しそうにあれこれ指さしている。その内のどれだけの人の頭に、中国と日本が衝突しうる話題がこびりついているだろうか。

アメリカの軍部だかの見立てでは、恐らく2025年あたりがXイヤーだと睨んで警戒しているそうだ。もし進攻があれば、アメリカ+韓国+日本VS中国、最悪ロシアや北朝鮮までくっついた大戦争に陥る可能性もある。アメリカ人と中国人を擁するセブチは、そしてグローバル化極めるKーPOPそのものは、どう考えても産業の根本から木っ端微塵に粉砕されるだろう。実際、一昨年辺りまでNCTのライブに楽しんで行っていたロシアのファンたちは、もうNCTには会えない。もうNCTはロシアには来れないし、彼らだって簡単にはロシアから出られない。
そんな風に推し活の心配ができている時点で私はまだお花畑だ。東アジアを巻き込む大戦争になれば、自分の生活や命だって確たるものではなくなるというのに。

まだ世間は、そんな未来が来るかもしれないなんて微塵も感じていないように思える。熱愛や兵役やでタイムラインは連日ヤイヤイ大騒ぎだが、戦争で国ごと引き裂かれるかもしれないなんて想像してるCaratは他に見ていない。些細なことでもすぐ食いついて大袈裟に広げるKーPOPのYouTuberたちですら、ネタにしようと思いつくものはまだ居ないらしい。でも、今年のケレンで泣き崩れるウジさんを見たとき、その後「もしも世界最後の日が来たら」なんて歌が出たとき、多分セブチだって分かってるんだと感じてしまった。もし本当に戦争が起きたら、現役世代の彼等には戦場で向かい合う可能性だってある。今まで数多の苦難を乗り越えて、それでも結束を保ってきた13人が、こんな突拍子もなくふざけた理由で叩き壊されるのか?そのうえで互いに殺し合いをさせられるのか?戦争ほどありふれていて、しかも醜いものもない。

今ならまだ間に合う。今ならまだ、ジュンもミンハオも揃って日本に来れるし、ゼミの中国から来たあの子と友達でいられる。SEVENTEENが13人であるうちは、友達と卒論の辛さを他愛もなく話せる。今しかないんだ。でも、自分だけ不安に思って、今を必死に生きようとするのは孤独で、辛い。熱愛報道や不仲説なんかよりもっと確実な根拠を持って、しかも着々と迫り来ている最悪の結末。それにどうやって抗えばいいんだろう?戦場のニュースを見る度に、無力感が黒くて大きな覆いに化けてかぶさってくるような思いがする。日常の中で、ただ一人窒息死してしまいそうだ。

もうすぐFollowコンサートが日本にやってくる。私は公演を、SEVENTEEN一人一人の姿を、会場にいる色々な場所からやって来たCaratのみんなとその空気全てを、これで最後かもしれないつもりで目に焼き付けに行く。
その前に、どうか最後にならないことを願って、ここに暗い不安の全てを吐き出しておくことにする。


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