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新時代到来!新王者誕生!【PANCRASE326/shooto0321】感想レビュー

こんばんは
昨日のRIZIN34の余韻がまだまだ残ってますが、
本日はパンクラスと修斗が行われました!

どちらの大会もタイトルマッチがあったり、注目選手の試合があったりと楽しみでした!

それでは大会を振り返っていきましょう!

【PANCRASE 326】

フェザー級絶対王者ISAOへの挑戦者決定トーナメント「4-MAN TOURNAMENT」一回戦や、ミドル級・女子ストロー級・フライ級の3大タイトルマッチという非常に楽しみな大会。

ゲスト解説はいつもの通り大沢ケンジさん。

試合数が多いため、気になった試合のみで失礼します。


第1部:第7試合 
パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント・リザーブマッチ 5分3R
透暉鷹vs.名田英平

4-MAN TOURNAMENTのリザーブ戦。5位・透暉鷹のフィジカルはランキング上位陣も驚異。8位・名田はノれば大物喰いも十分有り得る。

1R、透暉鷹が飛び膝で距離を詰めるとそのまま組み付くもそのままラウンド終了。
2R、名田がパンチを振って前に出る。そこに透暉鷹は組み付いてテイクダウン。名田のバックに周ってチョークが入り名田がタップ
結果は、透暉鷹の2R一本勝ち

透暉鷹がフェザー級 4-MAN TOURNAMENTのリザーバーに決定!

第2部:第2試合
ライト級 5分3R
葛西和希vs.松本光史

じょっぱり寝業師・葛西が怪我から戦線復帰もさっそく試練の一戦。昨年12月大会で1RKO勝ち、打投極の権化・松本光史が相手だ。年内のタイトル挑戦を考えたら当然共に落とす事は出来ない。2022年初戦ですべてが決まる。

試合展開
1R、サークリングで距離を取る葛西に対して、松本はじわじわと前に出てカーフと細かいパンチを集中させて反撃。互いに決定打がないままラウンド終了。2.3Rも同様の展開で若干松本がカーフとパンタで押し始める。終了間際に松本がスタンドでバックに回っり葛西の体勢を崩してグラウンドに持ち込みパンチをうち試合終了。
結果は2-1で松本光史の判定勝ち

微妙な判定はスプリットでしたが、ラストのテイクダウンが鍵でしたね。

第2部:第3試合
パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分3R
岩本達彦vs.Ryo

フェザー級ランキング2位・岩本、20戦近いキャリアを持つ。長身を生かした打撃からの展開を狙う。ランキング4位Ryo、締めて極める職人。2人とも短期決戦勝負か?

試合展開
1R、序盤に岩本のパンチがヒット。嫌ったRyoが組み付いてテイクダウン。しかし岩本は下から三角絞め。Ryoはこれをかわして足関節を狙う。岩本も応じて足関節合戦。どちらも決まらずRyoが上になる。しかし岩本は下からのアームロックでRyoがタップ。
結果は、岩本達彦の1R一本勝ち

岩本めちゃくちゃ強い!これは優勝候補筆頭だ。

第2部:第4試合 
パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分3R
中田大貴vs.亀井晨佑

フェザー級ランキング1位・中田、いかなる時にも前に出てパンチを振り回すブルファイター。ランキング3位・亀井、同じく打撃が持ち味だが試合IQも高い、決勝戦を見据えた戦いをするか否か?

試合展開
1R、近い間合いでの打ち合い。お互いにパンチを入れて削り合う。中盤に中田が左フックをクリーンヒット。亀井は腰を落とすがすぐに回復してラウンドを終えた。
2R、中田は前に出るが亀井がリーチを活かして遠めの距離からジャブ、フック、ローを蓄積。距離が近づくと肘も入れて手数を稼ぐ。中田は鼻から出血。途中で胴タックルに行くが亀井はしっかり切ってラウンド終了。亀井が巻き返し始めた。
3R、開始直後に亀井は胴タックルでテイクダウン。試合をまとめにきた。しかし早々に中田は立ち上がると怒涛の反撃。にじり寄って左右のフック、ボディを蓄積。亀井はまた組みに行くが中田は切ってスタンド勝負。最後まで亀井に主導権を渡さずに試合終了。
結果は、2-1で亀井晨佑の判定勝ち

接戦に強いザ・リッチこと中田大貴が無念の一回戦敗退。やはり打撃を効果的に当てていたことが勝敗に響いたか。
そして決勝は岩本vs亀井になるわけだが、今回の試合を見るとやはり岩本有利だろうな。

第2部:第5試合 
パンクラス・ミドル級王者決定戦 5分5R
内藤由良vs.ロッキー川村2

「ロッキー ザ ファイナル」
王者経験のある川村が遂にキッズレスリング時代の教え子、内藤由良と戦う時が来た。内藤は師匠超えを果たせるか?

試合展開
開始早々、内藤のタックルフェイントからの左フックで川村がダウンし追撃のパウンドでレフェリーストップ
結果は、内藤由良の1R TKO勝ち
内藤由良が世界ミドル級王者に!

まさかの秒殺劇。
そして内藤の目には涙。
まさに師弟対決という試合でした。

第2部:第6試合 
コーメインイベント パンクラス女子ストロー級チャンピオンシップ 5分5R
藤野恵実vs.KAREN

2年3ヶ月ぶりに女王・藤野が参戦!初防衛戦を行う。相手はランキング1位KAREN。代名詞と言っても良い肘は、これまで数々のFIGHTERの皮膚を切り刻んできた。藤野が「10年早い」とグチャグチャにするか?それともKARENが現役女子高生・女王の座を切り開くか?

試合展開
KARENがサイドキックで藤野の膝を狙い、藤野もサイドキックに合わせて距離を詰める。
そこからテイクダウンを狙うも倒せず、KARENから剥がされ再びスタンドに。そこからも同じ展開となるがKARENも組み付かれても足裏で攻撃して印象を与える。
2RからKARENが少し蹴りを出しだすも藤野に組み付かれる。しかし進展があまりなく3Rも同様の展開が続く。
4Rも藤野が組み付いてKARENが凌ぐ展開が続くと思われたが、今度は藤野がテイクダウンを狙いKARENを倒すもうまく入れ代わりKARENが上に。隙間ができた瞬間にKARENが上から肘を落とし、そこからバックに周り藤野の首を絞める。肘で藤野の額が切れ、チョークを決めたことで血が吹き出し、そこでレフェリーが続行不可能と判断し試合を止める。
結果は、KARENの4R TKO勝ち
KARENがパンクラス女子ストロー級チャンピオンに!

たった一発の肘で試合を決めてしまう殺傷能力やばいですね!!
藤野の「ババア舐めんな!」のお株を奪う「JK舐めんな!!!」のマイクは最高でした!
RIZINはあり得るか?

第2部:第7試合 
メインイベント パンクラス・フライ級チャンピオンシップ 5分5R
小川 徹vs.猿飛流

晴れてフライ級・第6代王者になった小川が早くも2度めの防衛戦に挑む。猿飛流は怪我を完治させ万全の状態で青コーナーに立つ。小川の長期政権が築かれるのか?猿飛流の愚直な思いが好結果を生むか? 最後まで緊張の解けないKOPCフライ級!

試合展開
1Rは小川がボディから自分のペースをつかみ、2Rから猿飛流が組むようになりスクランブルの展開になり両者打撃があたるように。3R小川がプレッシャーをかけボディをうち、猿飛流が関節蹴りをメインに返す。4R猿飛流のパンチがあたり小川がダウン。そこから猿飛流がテイクダウン成功。小川もなんとか立ち上がりスタンドの展開になり小川もパンチを返して5Rへ。猿飛流がテイクダウンからバック。小川も返すも猿飛流がスクランブルを制してバックに周り試合終了。
結果は、3-0で猿飛流の判定勝ち
猿飛流がフライ級王者に!

激闘でした!!!
マジで最後の最後までどちらが勝つか分からない展開で面白かった!!
ベストバウトが続き、最高の形で大会を締めてくれました!

そして続いては、修斗へ移行。

【shooto0321】

ライト級王者の西川大和がウェルター級へ挑戦。
そしてメインは世界バンタム級王者・岡田遼が2度目の防衛戦として、挑戦者“怪物”安藤達也を迎える。

PANCRASEを見てからだったので、第7試合目から失礼します。

第7試合
バンタム級5分3R
石井 逸人vs.石橋 佳大

2021年のインフィニティリーグを制し、2021年9月に安藤が持つ環太平洋王座に挑むも敗れた石井逸人が、“激闘王”石橋佳大を相手に再起戦に臨む。
石橋は2019年5月に藤井伸樹に3RにTKOけも、2020年11月に論田愛空隆に競り勝つと、後藤丈治にも判定勝ちで現在2連勝中。

試合展開
1R石井がテイクダウンするもうまく石橋が入れ代わる。石橋がバックに周り腕を狙うも落とされ、逆に石井が上を取り返しトップキープ。
2R近距離の打撃戦となり、石橋が組み付く。そこから石井が石橋を崩してバックに周る。そこから石井がチョークで締め石橋がタップアウト。
結果は、石井 逸人の2R一本勝ち

バンタム級ランカー同士の試合はやっぱり激闘が多くて面白いですね!!
お互い気持ちが見れて本当にいい試合でした!


セミファイナル 第8試合
ウェルター級5分3R
西川 大和vs.山田 崇太郎

西川は2020年に修斗初参戦を果たすと負けなしの快進撃を続け、昨年9月に川名TENCHO雄生の持つ世界タイトルに挑戦。見事史上最年少世界王者に輝いた。VTJ2021でリアネイキッドチョークをきっちりと極めてフィニッシュ。勝利のマイクで青木真也へまさかの挑戦表明。その直後に青木真也がケージに乱入し、乱闘騒ぎにまで発展。 そんな西川は2022年に1階級上となるウェルター級へのチャレンジをブチ上げた。

山田は‘職業筋肉’がキャッチコピーの国内最高峰のグラップラーで世界ウェルター級3位。昨年1月に修斗初参戦で“コンゴの怪人”グンター・カルンダを電光石火のヒールフック一閃。秒殺で切って落とし、国内トップグラップラーとして実力を見せつけた。

試合展開
1R山田がテイクダウンし終始グラウンドコントロールし、西川を削るも、終了間際に西川が下からのパンチと肘を打つ。
2Rも早々に山田がテイクダウンを取るも西川がうまく対応し、中盤に西川が足を蹴り上げと同時にうまく山田の体勢を崩してトップをとり返しパウンド。しかし腕を取られてスクランブルで山田が上になる。西川も先程と同じく蹴り上げから足を崩して再度西川が上からパンチ。
3R西川がパンチで前に出て山田が組み付き、そのまま倒れ込み西川が上になる。明らかに山田の消耗が激しく動きが止まり、西川がパウンドと肘でダメージを与え、そのままマウント移行から腕をとり山田がタップアウト。
結果は、山田 崇太郎の3R一本勝ち

マジ気持ちが強いな!
打撃じゃなくて一本勝ちするなんて、流石だな。
ウェルター級タイトルマッチか、RIZIN参戦を希望!
もしRIZINくるならライト級とウェルター級どっちでやるのか。
どっちでも楽しみだけどやっぱりライト級でみたいな!
そして以前から対戦要求していた青木真也戦は実現するのか? 

メインイベント 第9試合
世界バンタム級チャンピオンシップ
バンタム級5分5R
岡田 遼vs.安藤 達也

世界王者の岡田はMMA17勝5敗3分。2021年3月に大塚隆史を判定で下して初防衛に成功すると、2021年6月にRIZINバンタム級GPに参戦し、元谷友貴に判定負け。今回は約1年ぶりに修斗マット復帰となる。

安藤はMMA12勝3敗1分けの戦績。2021年9月20日に環太平洋王座戦でインフィニティリーグを制した石井逸人をほぼ完封で勝利し、初防衛に成功。攻めどきを見誤らず的確に技を叩き込む絶品の格闘センスを魅せた。

試合展開
安藤の左ストレートがヒットしプレッシャーをかけ、岡田がケージに下がったところに安藤タックル。しかし岡田もそれをうまく切り、そこからお互い様子見で2Rへ。
2R岡田がボディを打ったところに右フックが岡田のテンプルにあたりダウン。安藤の追撃のパウンドでレフェリーストップ。
結果は、安藤達也の2R TKO勝ちで世界バンタム級王者に!

岡田遼がぁぁあ。。
これはなんとも切ないですね。
やっぱりこのまま引退なのかな。
そして安藤はめちゃくちゃ調子いいのが分かりました。最後の右フックも完全に岡田の動きを見て打ってました。
ONEかUFCに出たいとのことで、今後も要注目!

■新時代!新王者!

PANCRASE、修斗ともに時代が動きましたね!

PANCRASEだと
ミドル級では、ロッキー川村をかつての教え子であった内藤由良が打ち倒し、
女子ストロー級では、ベテラン藤野の持つベルトを現役JKファイターKARENが肘打ち一発で大逆転勝利!
さらにフライ級も激闘を制して、猿飛流が新チャンピオン!

修斗は
ライト級最年少世界王者西川大和がウェルター級のチャレンジで見事な一本勝ちを見せ、バンタム級タイトルマッチでは最強の呼び声もあった岡田遼を怪物安藤が一発で沈め、世代交代を見せつけた。

若手がベテランを超えていくめちゃくちゃいい大会でしたね!!

昨日、今日と面白い試合が続きすぎて感覚が麻痺しそうです。

まとまりなくて申し訳ないです。

とりあえず今回はこの辺で!

お疲れ様でしたー

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