見出し画像

海外赴任・海外駐在の良い点悪い点【製造業編】


「海外で働きたい」という思いをもって、メーカーや商社を志す人は多い。

私も、海外で働くなどまずない超ドメスティック異業種からの転職組。
海外キャリアを通じて、自分自身の経験幅や能力を高めたいという気持ちから転職活動を行った。

入社後のキャリア面談でも海外赴任したい旨を伝え、それなりにスキル・人脈面で努力もした。
結果転職後3年を経たずして海外駐在の機会を掴んだ。

そんな思い描いた海外キャリアを歩んだ一方で、帰国後数年でまた転職をしているくらいなので、「海外赴任してよかった」の一言では済まないくらいの悪い点もみえてしまった。

この記事では、私が海外赴任・海外駐在を経て考える良い点・悪い点と、海外駐在を目指すために知っておくと参考になることをざっと紹介したい。

海外赴任・海外駐在の良い点

海外赴任・駐在のメリットはざっとこんなものかなと思う。

業務面では、多くの場合一担当から一つランクアップした仕事をすることが多く、仕事や組織のマネジメント能力を身に着けやすい。

また、多くの場合、会社が費用をかけてまで海外派遣したいと考える人材であることから、赴任が打診されている時点で会社からの評価はある程度高い。
海外駐在中に成果を出せた場合、より昇進・昇格に有利な立場となることは言うまでもない。

プライベートな面では、なんといっても異文化を衣食住あらゆる面で感じられる点がメリット。

ちょっと旅行しただけでは味わうことのできない経験を通じて、精神的にも強くなれることは海外駐在員の特権だ。

海外赴任・海外駐在の悪い点

海外赴任・海外駐在の悪い点についても触れておかなければならない。

詳細は以下の記事でも紹介中。

単純になれない土地(特に途上国)に住むことで生じるストレスや困難は慣れる。

ローカルスタッフが仕事をしない、言ったことを忘れて、どんなトラブルがあっても毎日定時帰り。
これも慣れる。

ただし、本邦側からの無茶な仕事の依頼や調整、マイル稼ぎかと言わんばかりの来客対応にはかなり辟易とした。

上記リストには書きそびれているが、海外駐在後に元職場に戻ると良くも悪くも裁量も刺激が少なすぎて、転職したくなる点もデメリットかもしれない。

私の周囲でも、帰国命令と同タイミングや、帰国後数か月で転職していった事例を多く目撃した。

海外駐在を目指すために知っておくべきこと

海外駐在を目指すためには、その会社でどんな部署、どんな能力、どんな性格の人が海外赴任されやすいかを早くにチェックすべきだ。

中国、タイやアメリカなど、国別に海外赴任に選ばれやすい人の特徴をまとめた記事も参考にしてほしい。

日々の仕事で成果を出し、上司だけでなく同僚・他部署の関係者からの評価も上げていきながら、海外赴任に選ばれるその日を待とう!

そして、事務系入社の場合、海外営業を経験していると、海外赴任候補に選ばれやすくなる。

海外営業の転職には、英語力の他に、①営業経験、②業界経験、③海外とのビジネス経験、④英語以外の言語、⑤貿易実務経験がアピールポイント。

希望する企業の必須・歓迎条件に当てはまらない場合でも、上記のスキルがある場合面接でアピールする機会が与えられるかもしれない。
努力で付け加えられる武器は手に入れよう。

こちらの記事も参考。

最後に、海外営業の一日を私の経験に沿ってBtoBの場合、BtoCの場合で記事にした。

これから海外営業や海外赴任を目指したい人にとって、現実を知ることができる記事かもしれない。

この記事では、海外駐在・海外赴任の良い点、悪い点と海外駐在(海外営業)を目指すために知っておくべきことをまとめた。

海外で働きたいと思っている人にとって少しでも役に立つ記事となれば幸いいだ。


いいなと思ったら応援しよう!