clu舞コラム #2 clu舞の現在

clu舞を始めたきっかけについて書きました。今になってclu舞を始めた頃のことについて考えると、今とけっこう違うというか、かなり未知数なものであったことがわかります。『潜在性のけもの』という本を作るくらいなので、自分のできることのポテンシャルはなんとなくありそうな気配を感じつつも、現動化する方法を見つけるのに苦労しているような感じです。

clu舞を自分の「スタイル」と安心して呼べるのは、EJCでもらったフィードバックが大きいです。たくさんの人が褒めてくれたのはもちろんですが、英語は主語が欠かせないものなので“Your juggling style is so cool”と言ってもらえると、「スタイル」と呼んでいいものになってきてるのか……。という自覚がわきます。

見てわかりやすい構成要素は、スイング、スピニング、フラリッシュ、バックキャッチの多用、そして跳躍する振り付けが多くあり、ステージ(公園)を大きく使うことでしょう。最後の二つを合わせて“skipping”と形容する友人がいて、言い得て妙だと思いました。私の空間認知の得意な範囲が上空なので、浮遊感というか、普通のジャグリングと少し違う見栄えも特徴です。インプロのなかでクールだと思った振り付けはノートに文字起こししてるので、なんとなく名前がついてます。2022年の7月までに名前がついた振り付けを凝縮したアクトがEJCで披露した演技になりました。

現在取り組んでいるのは、4本clu舞の即興→命名/振り付けの文字起こし作業、1〜3本でできる新しいムーブの開発(リサーチ)、命名済みの振り付けをループ技に改変することです。
もちろん軸の強化(バレエの継続)、7クラブの練習(ジャグリング基礎力)というファンダメンタルなこともやってます。

道具の操作自体も振り付けの抽象操作もだんだん複雑なものになってきたので、マインドマップを作成したり、リサーチで出てきた種を厳選して伸ばす方向(当座の振り付けの制約)をしたりしたいなぁと思っている今日この頃です。

整理がうまくいかないと知恵熱出るので、死活問題……。

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