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3-nov-2020 働きたくなさについて

強風と荒波でフェリーが欠航になり、座間味島に閉じ込められる。波が4m以下であれば航行するという条件で予報は3.2mだったので、宿の方も宿泊者も帰れるつもりでいた。仕事のために代替手段を必死で探す人もいれば、延泊を心に決めつつも機材の輸送を心配する人もいて、三者三様にバタバタとしている。

帰りたくない私は「働きたくない」とか「仕事を辞めたい」とか言って相手の反応を見るいつもの行事をする。よく一緒に食事をしていた老爺に「仕事の内容が嫌なら辞めたほうがいい。仕事がうまくいかないから辞めるのはよくない。」と言われる。

賞与ではこっそり評価を上げられつつも、実務関係の連絡では「ベテランの方々はうまくやっているけれど、若手の方々はできていない」と共有されつつ個人面談で粗雑な原則論を押し付けられながら働くダブルバインドが嫌だったのだと悟る。いくつも担当を引き継いだけれど、体感としては「ベテラン」の方々からもらったものは穴だらけで、「若手」から引き継いだものは丁寧な対応の痕跡があった。手順について意思決定をしている人達から私たちへの情報共有は英語であり、それを理解できる人とそうでない人の仕事ぶりは異なって当然だ。そして英語で書かれていることが徹底的にわからない人が「あなたたちは正しくやっている」と言われ続ければ、自信満々に明後日の方向に進むのは道理である。

失業手当について調べ、6年間勤務した28歳会社員の失業手当受給額は会社都合退職の場合697,440円、自己都合退職の場合は523,080円というモデルケースがあることを知る。月10万円あれば割といい食生活ができるので、生計可能期間は受給期間よりも長い。

鬱が軽快した状況でも、とある上司との面談のあと必ず調子を崩すこと、「個の尊重」のもと育成することを提案したら教育担当から外されたことが結構気になっている。

多少無理をしてでも帰ろうとしていた人達がヘリコプターをチャーターできず宿に戻ってきたのでゆんたくする。この風だと明日も帰れないかもなぁ。

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