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5歳のジャーマンシェパードがやってきた!

2020年まで東京で暮らしていた私たち夫婦は、2021年春、里山暮らしを始めました。

もともと、私(妻)が子どもの頃に住んでいた祖父母の家が空き家になっていたこと、夫婦ともに在宅ワークになったことから、思い切っての移住。

そして、田舎暮らしをするなら…というか、ペット禁止物件でなくなったのだから、やっぱり犬飼いたいよねと話していた矢先、引越し先で知り合ったご近所の方を介して紹介されたのがジャーマンシェパードでした。

私は、犬動画や猫動画は大好きながらも、ペットを飼うのは初めて。夫は子どもの頃に犬や猫を飼っていたとはいえ、何十年ぶりかのペットが大型犬。。と、最初は尻込みしました。

とはいえ、せっかく紹介してくださったのだから、一度会うだけ会いに行ってみよう。と会いに行き、お試し散歩をすること3〜4回。

このイカつい見た目ながらも無邪気なジャーマンシェパードのことが、かわいくてたまらなくなってしまったのです。

名前は「シーフ」。隣町の、鉄筋を扱う工場の横で、大きくて頑丈な鉄筋の犬舎の中で暮らしていました。

シーフは、工場の先代の社長さんが飼い始めた犬でした。ですが、先代社長がなくなって約3年。工場の方もシーフをかわいがってはいるものの、お仕事もあるし、なかなかかまってはあげられない、お散歩も毎日は行ってあげられない…そんな日々が続くようになっていたそうです。

何人か、私たちと同じようにお試しで会いにきてくれた家族もいたそうですが、なかなかご縁がなく…

閉じこもりがちの生活のストレスからか、元々そういう癖があるのか、シーフは尻尾の先を噛んでいるようで、毛が生えず、ときどき血がにじんでいました。

私たちがお試し散歩に通いはじめてすぐ、帰り際に寂しそうに吠えるようになりました。その鳴き声を聞くたび、早く引き取りたいと思うようになり、初めて会ってから1週間ほどで正式に引き取ることを決めました。

それからさらに1週間足らずで、シーフは大きな犬舎とともに、8トン車に乗ってやってきました 笑

私たち夫婦は、あまり外に出ることのできなかったシーフの前半生分を取り返すくらい、毎日たくさんお散歩に行って、のびのび一緒に遊ぶことを誓っています。

シーフ!お外大好きなシーフがおじいちゃん犬になっても、カートに乗せてでも、お散歩に連れて行くからね!たくさん一緒に楽しく過ごそうね♪


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