8/31 ティダ親父の相場分析

ティダ親父の朝のつぶやき!(^^)!
おはようございます。8月31日、

前日日中


先週末の日本先物市場は、寄り付き、保有ポジション持ち高調整後、想定通り、取引材料不足の中で、買い先行で売り板をこなす展開から、週末要因もあり、時間の経過とともに様子見姿勢が強い狭いレンジでの取引となり、このまま引けると思ったところ、株式市場終了後に予定されていた安倍首相の会見内容が、14時過ぎに「安倍首相辞任意向」のリーク?報道が出て、短期筋の売り仕掛けが入り、個人投資家の狼狽売りが追随した事で、一時、日経平均先物は800円超の急落となりましたが、短期筋が値幅取りの利益確定の動きとなり、機関投資家の下値買戻しの動きから、相対的に買い圧力が高まり、引けにかけて下落幅を縮小する展開となっています。日経225先物の終値は22890円、日中値幅は830円となり、前日比-320円の下落となりました。現物市場は、東証一部は、売買高:16億6610万株、売買代金:2兆8251億円、週末要因の中で、ポジション縮小・調整が進み、リスクオン(リスク選好)の投資マインドからの「持たないリスク」の意識も継続していた事から、個別銘柄物色の動きも出て、売り買いが拮抗、堅調に推移していました。14時過ぎに安倍首相辞任の報道から、個人投資家によるリスク回避のポジション縮小(狼狽売り)の展開となり、下げ幅は一時600円超となりましたが、先物が下げ幅を縮小すると、安値買戻しの動きとなり、下げ幅を縮小して引けています。現物市場日経225指数は22882.65円となり、前日比で-326.21円の下落となりました。日銀によるETF買い入れは、8営業日連続で見送りとなり確認されていません。

前日ナイト

ナイトセッションは、米国市場は、米連邦準備理事会(FRB)のゼロ金利政策の更なる長期化が確認された事から、株式市場への更なる資金の流入期待が高まり、IT・ハイテク株等の景気敏感株中心に買いが入り、米国各市場は堅調に推移しています。S&P500、ナスダック総合は過去最高値を更新、NYダウは昨年末終値28538.44ドルを上回りました。ナスダック総合は11695.63となり前日比+70.30ポイントの上昇、NYダウは28653.87ドルとなり前日比 +161.60ドルの上昇となりました。為替相場ドル円は105円台前半の前日比1円以上の円高傾向となっています。

本日


今日の日本市場は、寄り付き、保有ポジション持ち高調整後、為替相場ドル円が円高傾向となっている事から、上値抵抗要因が増加する中で、次期首相問題の見極めも有る事から、週初の新規ポジショニングの動きは、ニュートラルのリバランス(ポートフォリオの組成変更)中心の取引となりそうです。様子見姿勢が出易い取引材料探しの相場展開は暫く続きそうで、引き続き、外部要因(次期首相問題、時間外の米国先物市場、国内コロナ感染拡大懸念、米中関係悪化懸念、海外市場、為替相場ドル円等)からの短期筋の値幅取りの仕掛けから上下に振られる展開が出易くなり、リバランスの取引きと方向性が共鳴する場面では、振れ幅が大きくなり易い為、注意が必要です。意識ラインとして、23530円、23330円、23270円、23150円、23120円、23000円、22890円、22860円、22770円、22550円、22390円、22310円ラインが意識されそうです。週末の日本市場は、安部首相の辞任発表一色となりましたが、ナイトセッションの世界市場は、アジアの小さな島国の首相が代わった事が取引材料となる事は無く、粛々と進んで行きました。今の日本が世界に与える影響力を改めて確認された形となりましたが、少しながら悔しく思うのは私だけでしょうか。
先物市場トータルポジションは前営業日現在、ニュートラル中心からショート側への傾きの大きさは-0.08(ロング傾向最大値=1、ショート傾向最大値=-1の範囲で変動します)となり、前日比で小さくなりましたが、ニュートラル圏となっています。
頑張れ日本!
今日も一日粛々と頑張りましょう。

お願いm(_ _)m

本日もお付き合い頂き、ありがとうございました!
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