
Devil (Beat by Rick Life)⑤ミックス
"Devil (Beat by Rick Life)"解説シリーズ、最終日になりました。
「ミックス編」でございます。
このコーナーもいつもやってる気がしますね。
今回の「頭で考えた」基本手順は、
ラフ・ミックス
※ここで音作りを大胆にやる
↓
ミックス
①ノイズ処理
②レベルやピッチ等基本処理
③エフェクトという意味の音作り
※ラフ・ミックスの設定をそのまま引き継ぐ
④空間処理
この流れでした。
ラップやビートメイクと違って、ミックスは機会がないと練習だけでやり込むのは難しいので、毎回少しずつ洗練させていってる感じですね。
バースはノイズ処理や基本処理(レベルやピッチ等)が命で、リバーブ量をどうするか位しか悩みませんが、
そこから一段レベルを上げる為にアレンジも必要になって来ます。
今回の場合だと、
「D.E.V.I.L.デビル」の後に続くサイドの「ビル」、
ラストのビートがなくなった後にかかる「るぅ〜」の所の別々のディレイ等です。
リバーブもそうなんですが、僕は曲中必ず2種類以上のディレイを使うようにしていて、それらが彩りをもたらすと勝手に思っています。
マスタリングは、正直あまり拘ってません。
これこそキリない作業になってくるので現段階の個人リリースではやや割愛してますね。
ただし、自分が完全に好きな設定をOzoneで作ってそれを通すようにしてます。
具体的には、OzoneでHiphop音傾向、ストリーミング設定、ソフトクリップ上げ、平均ラウドネス-13LUFS台などです。
という事で、マスター設定は1種類しかないです。
最後になりますが、今曲ビートメイカーのRick Lifeさん、粋なビートをありがとうございました。
これからも頑張ってください。
そしてカマしてください。
↓↓"Devil (Beat by Rick Life)"↓↓