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Blind #ポエムで繋ぐバトン

逃れるためだけに

体だけ 重ねていた

夜が明ければ 光が射せば

また途方もない苦しみに悲鳴をあげる

だから 逃れるためだけに

わたしは徘徊する 夜という夜を

闇の中でさぐりあうだけならば

あなたでなくったって わからないのだから



百瀬七海さんの企画された「 #ポエムで繋ぐバトン 」を、

しめじさんが受け取られて参加されていたので、

私もしめじさんから半ばもぎ取る形で、バトンを受け取っちゃいました(゚∀゚)ごめんなさい。

詩の中のワンフレーズを、ポエムのタイトル、又はポエムの文中に入れるだけ。選ぶ「バトン」は、文中の中からご自由にお選びください。

という企画の内容でして、私はしめじさんの「愛してた」という詩から「体だけ 重ねていた」というセンセーショナルなワンフレーズをお借りしました。なんとなく私っぽい気がした(※私が書くものの主人公っぽい気がした、と注釈しておこう念の為…)ので…。

百瀬さんの詩は「あああああああ(言葉にならない)」ともだえたくなる程、誰しもがひとつは持ち合わせているであろう切ない恋の記憶に訴えかけてくる気がして、感情移入して泣きそうになりました。

しめじさんの詩は「ああ、こう言っていなくなっちゃう男の人っているよなあ(´・ω:;.:...」と、女としてはつい寂しくなっちゃう心地。しめじさんって文章からしか存じ上げませんが、モテそう。恋愛経験豊富な方が書く詩だ…と感じて、勝手に「置いて行かれる側の女の子」に感情移入してしょんぼりしておりました。

(私は言わずもがな、映画とかでよく泣くタイプです。)

せっかくなのでお二人とはまた違う視点からの詩を書きたく、結局は私のよくモチーフにするタイプの女の子を降霊術して、ポエムにしてみました。

こんな感じの女の子。

素敵な企画に参加させていただき、本当にありがとうございました。楽しいー!!!

こういう過去を持ち合わせていたって、いつかその気持ちは苦しみだけでないものへと変化を遂げると思うから、どうあがいたっていいから生きていてね―と、ポエムの中の女の子に伝えてあげたいです。


#ポエムで繋ぐバトン



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