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仁王2の斎藤義龍について

大好きな仁王2の斎藤義龍について色々見ていて分かったことをまとめたいと思います。

仁王2のネタバレを含みます!
クリア済みの方、またはネタバレOKな方のみご覧下さい。







1.仁王2における斎藤義龍の正体は?


仁王2に登場する斎藤義龍は、主人公である「秀」の双子の兄弟です。
その事はストーリーを進めたり、人物紹介やサブミッションなどを見て行けば分かります。
「道三のかつての名 秀龍は、二人の子供に一字ずつ与えられ〜」
義龍に「龍」、秀の字に「秀」というわけですね。

義龍の人物名鑑

2.仁王2の斎藤義龍の経歴

まず、何故双子が生き別れになってしまったのか。
深芳野の人物名鑑におおよそ書いてあります。
「妖怪である自分や、半妖の子供たちの正体が周囲に知られたことで、深芳野は道三の元を離れることを決めた。」

深芳野の人物名鑑

またより詳しくは、サブミッション「秀龍の遺志」、「誓いの祠」と、終盤の中陰の間にて深芳野から聞くことができます。

仁王2ではこの時代、双子が忌み子とされていたようで、道三は気にしなかったものの深芳野は懸念し、主人公を連れ道三の元を去りました。道三は、残された義龍を立派に育てるぞと言ってます。

忌み子
立派に育てるぞ
双子
双生は不吉の兆し
心配
離れました

が、意気込み虚しく、義龍は霊石に魅入られてしまったようです。霊石を見つめる義龍の目が虚ろだったことから、対義龍のステージ名は「虚ろなる魔城」のようですね。

霊石

では何故義龍は霊石に魅入られてしまい、父親殺しにまで至ってしまったのか。半兵衛曰く、妖怪の血のせいではないだろう、とのこと。では何故か、こちらも中陰の間の深芳野が言っています。

半兵衛の予想

道三が離れていった深芳野や主人公を気にかけてばかりいたため、振り向いて欲しくて…らしいです。

心配する道三
振り向いてほしい

また、半兵衛が霊石を使わないようにと説得のために稲葉山を乗っ取ってみたりしましたが無駄だったようです。
史実で半兵衛が義龍の子、龍興の時代に稲葉山城の乗っ取りを行ってるのでそれが元でしょうね。

半兵衛
忠義心

そして稲葉山の戦いにて、半兵衛の助けを借りた主人公に打ち果たされ、ドロドロに溶けてしまいます。
溶けた理由として、無明は霊石の使いすぎ?と言ってます。

無明

その後サブクエスト「戻れぬ岐路」にて斎藤義龍と戦うことができます。あやかしの溢れる死者の森の中、義龍は沢山の霊石が付いている木の前に佇んでいます。死してもなお、霊石に頼っているように見えます。

戻れぬ岐路


3.その他の義龍について分かること

①史実より延命されている
斎藤義龍は史実では永禄四年に亡くなっています。
が、仁王2では主人公に倒される永禄十年まで生きています。永禄十年に行われた稲葉山城の戦いを双子である義龍と秀の字にさせるためでしょう。

永禄十年

②息子が居る
義龍の元からは家臣共々逃げてしまったようですが、義龍には息子が居たようです。主人公の甥っ子になりますね。
史実から見るとこの息子は「斎藤龍興」になるはず。①で述べたように義龍が延命されているため出番はありませんでしたが、史実通りであればストーリー中に若いうちに主人公の知らぬ間に死んでしまっていると思います。

逃げた家来と息子

③弟たちを殺している
史実では、家臣2人に頼んで弟2人を殺していますが、仁王2では義龍により殺された、として「虚ろなる魔城」に弟2人の血刀塚が存在します。呼び出して倒すと、上の方の弟の声が聞けます。
あまり仲は良くなかったようですが、弟の方はいつか義龍と分かり合えると思っていたようです。彼らも一応、主人公の異母弟に当たります。

上の弟

④配下
②にて家来衆は逃げたと言われていましたが、こんな感じで義龍に好意的?な人もいたようです。

⑤武器と小刀
2種類の武器しか装備できない主人公に対し、義龍は刀、二刀、大太刀と3種類の武器を使用しています。
また戦っている時は、腰に主人公と同じソハヤの小刀をつけており、こちらで妖怪化なんかをしています。
が、人物名鑑では小刀が付いてません。主人公は小刀のおかげで不死なので、無いのが正解でしょうね。システム上の都合でしょう。

小刀有
無し

⑥守護霊2体
主人公が最初に持つ守護霊が1体のみに対し、義龍は、守護霊を2体も持っていました。
サブミッション「誓いの祠」にて、道三が守護霊を発見し、息子たちを守ってくれとお願いをしています。そのため、近くにいた義龍に憑いていたのでしょう。

選ばなかった守護霊を2体を持つ
道三の頼み

⑦稲葉山城の変貌と地下牢
最初の覚醒編では普通だった城が、次の編で大きく変貌しています。霊石の力によるものと思いますが、「戦乱に力を求める義龍の心を映し出したもの」と言われていたようです。
また、稲葉山の地下牢は道三作で、その後義龍が広げたのだそうです。義龍は家臣たちまで捉えたりしたらしいですが、道三がそもそも何故こんな地下牢を作ったのかは分かりません…。かつて道三は妖怪退治をしていたようですが、捉えている妖怪も居たのかもしれません。

稲葉山


以上、仁王2の斎藤義龍についてでした。


義龍関係ない小ネタ
①とあるムービーで、描写ミスでしょうか、主人公の腰から一瞬小刀が消えてました。

小刀が無い…

②主人公の小刀は基本的には横にまっすぐ付いてますが、ムービーでたまに斜めについてます。ムービー中に小刀を触るやつだと斜めになるみたいですね。

基本
寝起き
たたりもっけ倒した後

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