水耕栽培で大葉を育てています
実は半年くらい前から部屋の出窓で水耕栽培をしています。
WEBを参考にしながらも、自分のニーズに合った水耕栽培のやり方に絞り込むと情報が少なくて案外手探りの部分が多かったのですが、とりあえず安定して大葉の収穫ができるようにはなったので、まぁ上手くいっているのかな、と思います。
せっかくなので、SNS向け撮った写真を使って僕のやりかたについて共有します。
僕のコンセプトは以下の通り。
数日に一度、継続的に収穫する
室内で栽培するので過度の臭いや虫の発生はNG
設備に予算をかけない。でもあまり見た目が貧乏くさくないようにしたい
さぁ、Let's 水耕栽培!
Step1: 種を発芽させる
種は近くのホームセンターで買ってきました。200円くらいだったかな。
スーパーで舞茸かなにかを買った時のトレーにキッチンペーパーを敷いて、種をパラパラっと蒔きます。
その上からティッシュで軽く覆って、水でひたひたにしておきます。
芽はティッシュを破って出てくるので、写真くらいでうすく覆っておきます。ちなみに、写真は「明らかに蒔きすぎ」です。結構発芽率が良いので、あまりたくさん蒔くと後で「これどないすんねん」状態になりますよ。
水が乾いてしまわないように注意してください。ひたひたになっているくらいをキープするのが良いと思います。
1週間くらいでちっちゃーく芽が出てきます。カワイイ!
芽が出てきたら日の当たるところに出してあげましょう。水面が乾かないようにだけ注意してください。
Step2: スポンジ住宅へ
その後、さらに2週間ほどで双葉になります。もう少しそのまま育て、根の長さが1.5~2cmくらいになったら100均で買ってきた食器洗い用のスポンジを小さく立方体にカットし、さらに切り込みを入れて、そこに苗を一本ずつ入れてあげます。
ピンセットがあると便利かと思います。これも100均で売っています。
なるべく成長の度合いの良さそうな苗を優先しましょう。残りはバックアップな感じで、引き続きトレーで育てます。
僕はこの段階から液肥を使用しています。
↓これ。微粉ハイポネックス。500倍に薄めて使用します。付属している軽量スプーンの小さい方1杯で1Lの液肥ができます。一度作ったらわかると思いますが、多分これ、窓際水耕栽培レベルでは一生かかっても使いきれません。。
Step3: ペットボトルハウスへ
そのままトレーでもうしばらく育て、スポンジの下からちょろっと根が見え始めたらペットボトルのお家にお引越しです。
WEBなどでよく見かけるアレですね。ペットボトルの上半分をカットして、ひっくり返して重ね、スポンジごとおいてあげます。
液肥がちゃんと根っこに届くように水位の調節だけ注意してくだい。
この頃から、水やスポンジなどに緑色の藻が付着してくるようになることがあります。アオコといって栄養と日光のある場所で繁殖するらしく、WEBで検索するとアオコの発生を悪とするような記事が散見されます。
が、大葉のような強い植物であれば、少々は問題なさそうです。僕はこのStepでは何も対策はしませんでした。どうしても気になる方はWEBを参考にしていただくのが良いかと思います。
(次のStepでは軽く対策します)
Step4: 集合住宅へ
ペットボトルの底に根がつくくらいまで成長したら、いよいよ最後のお引越しです。
ペットボトルのままで育てても良いのですが、大きく成長してくるとペットボトルのバランスが悪くなって倒れやすくなる、液肥の追加がしにくくなる、など取り回しが悪くなってくるので、僕は下記のような100均グッズで集合住宅を作りました。
ハイドロボール
適当なクリアカップ 小さくて大丈夫です
適当な四角い収納用の箱
適当なPP製のふた
アルミホイル
写真で見ていただいたらどうなっているかなんとなくわかると思います。
工夫した箇所は
・アオコ対策にアルミホイルで遮光しています。ふたが光を通す素材だと、結構盛大に液肥にアオコが発生します。
クリアカップの一つに何も植えず、そのまま刺さっているのはそこから覗いて水面の高さの確認をしたり、液肥を追加するのに便利です。いわゆる「サービスホール」的な感じです。
ハイドロボールは無理に入れなくても大丈夫ですが、成長して背がたかくなってくるとどうしても不安定になってきます。その時に役立ちます。通常の土よりも清潔で雑菌もいないため、おすすめです。
成長しても思ったより重くはなりません。写真一番手前のプロトタイプは強度が気になってかなり分厚い素材を選びましたが、そこまでは全く不要でした。工作用のカッターナイフで穴あけができるくらいのもので問題ありません。
後は一週間に一度くらいのペースで水を変えながら、成長した大葉を収穫し続けることができますよ!
みなさんも是非充実した水耕栽培ライフをお送りください!