ロロマクラシックを A5 サイズに乗り換え
みなさん、こんにちわ。
システム手帳で仕事の予定を管理しているので、休日に電話かかって運悪く出先だったら何もわからない著者です。
先日、愛用していたロロマクラシックの手帳を買い換えましたので、経緯を書いていこうと思います。
買い換えたのは、レイメイ藤井のロロマクラシック A5 サイズです。元々はロロマクラシックのブラウンのバイブルサイズを使っていました。
つまり今回は、同じロロマクラシックのサイズ変更でした。
買い替えた理由
今までもシステム手帳を、同じロロマクラシックを利用しており、特に買い替える必要がないように思えないと言われたことがあります。確かにバイブルサイズの手帳であればスケジュールを書いて、ちょっとしたメモであれば書き切れるし、持ち運びも楽だから問題無さそうです。
しかしそんな中でも敢えて買い替えました。
なぜ買い替えたのか?
理由その1 大きさが足りなくなった
大きな理由はこれです。
ここもと何故か仕事の内容が増えてしまい予定が増えて来たり、仕事が増えると自然と湧いてくるタスクをバレットジャーナル宜しくの如くゾロゾロ書くことで、書く内容がかなり多くなってしまいました。
予定にフォーカスして言うと、自分の予定も増えましたが直属の上司の予定も書く様になりまして、カレンダーリフィルは文字だらけになりました。「自分じゃない他人の予定を書くなんて、それなら別の手帳を用意しろよ」と言われ兼ねませんが、それなら「1冊で色々な情報を収納する」というポリシーで手帳を運用している事自体、本末転倒となってしまいます。その為、別冊ではなく、一緒に記入しています。
更に英語に慣れるべく、予定などを英語で記入し始めました。これがまた字数が多くなり、大きさが足りない原因となりました。日本語であれば数文字で終わる事も、英語だと長くなってしまうことが多く、記入する幅がバイブルサイズでは小さく感じ始めたのです。例えば「ザクロ」だと3文字ですが、「Pomegranates」だと12文字。どちらもザクロなのに。笑
理由その2 バインダーが外れる様になってきた
リング径 15mm のバインダーを使用しているのですが、挟み込んでいるリフィルの枚数が多いのか、他に挟み込んでいるリフィルが干渉しているのか、真ん中以外のページを開こうとするとバインダーの金具が外れてしまうのです。その度にリフィルを押し込んで金具を嵌め込む毎日となってしまいました。ちなみに 15mm のリングだと約100枚の紙が収容可能です。
確認してみると、ノートリフィルが30枚、マンスリーカレンダーリフィルが2年分、ウィークリーカレンダーリフィルが半年分。そしてアクセサリーリフィルを付けています。ノートが多すぎるのか、こいつがやっぱり圧迫している。
で、まぁリングが外れて付けて外れて付けて、これが毎日毎日、否、毎回毎回毎回続くとなると面倒臭い面倒臭い。
早くこのストレスから解放されたくなるわけですね。間違いない。
A5 を選んだ理由
バイブルサイズ以上となると A5 サイズとなったわけです。必然的に。他に選択の余地がなかったので仕方ありませんでした。
※システム手帳のサイズは以下通り
※上に行くほど大きい
A5
バイブル(聖書。おおよそB6)
ナロー
ポケット
購入当初は A4 サイズの半分である A5 では大きくて利用しにくいのではないかと言う懸念がありましたが、今では満足しています。バイブルサイズという特殊な大きさでなくなったことによってメリットもありました。
そもそも A5 サイズが A4 サイズの半分という事もあり、会議資料が A4 サイズの紙ばかりですので、2つ折りで簡単に収納できます。また、食事会などで A4 サイズで渡されるお店への地図。それを保管する為に何回も折らなくて済む。素晴らしい。重宝するなぁ。
何より、記入できる内容が増えたのが嬉しかったです。
今までは少し書いたら次の行に移行しないといけませんでしたが、A5 サイズであれば、有る程度までは書き進める事ができます。前記の通り、予定は英語で記入をしているのですが、これも単語の文字数を気にせずツラツラ書く事ができます。素晴らしい。
デメリット
ここで、つらつら先に進む前に A5 サイズの手帳を使い出して感じたデメリットを書いておきます。やはり、メリットもあればデメリットもありました。
デメリットその1 重たい
仕事用のバッグでは、iPad Pro と手帳を同時に持ち運ぶので A5 サイズの 1kg 弱の荷物を2つ運ぶことになります。他の荷物(筆箱、Air pods やエトセトラ)加えて、カバンの重さと合わせて計 3kg くらい。貧弱なので結構堪える。。。
デメリットその2 別のアイテムと併用利用が難しい
この場合の併用とは同時利用を指します。
A5 サイズの手帳は通称「デスクダイアリー」と言われています。そう言われる由縁が、大きいので机を占領してくれます。だから Desk diary という訳です。他の紙を置く余地がありません。ましてやカフェで手帳と iPad なんて同時に展開できません。膝に手帳を置いて、机上に iPad を置いて操作する事で落ち着けています。猫背になるので、姿勢が悪くなりますけど、アナログとデジタルの融合で、作業もスイスイ捗ります。
机を占領されるという言い方もありましたが、結局そうなると手帳に頼ることになりますので、情報の集約は簡単にできます。バリバリ書くから。
デメリットその3 デザインが乏しい
これはバインダーのデザイン、リフィルのデザイン、どちらもです。
A5 サイズのシステム手帳とは実は利用者が少ないことが有名です。その利用者数が起因するデメリットとして、デザインが乏しいのです。バイブルサイズの手帳と比べると半分くらいバインダーの種類、また、リフィルに関してはもっと少なく、バイブルサイズから A5 サイズへの心変わりを抑制してくれます。笑
なので、みんなして A5 のシステム手帳を使って、バイブルサイズに負けない品揃えにして欲しい!笑
カバー(バインダー)のデザインについては、もう、ロロマクラシックがあるので、それを買うから良いのですが、とにかくリフィル。これ。
リフィルの模索
バインダーを買うとなるとそれで良いのですが、問題がリフィル。システム手帳の醍醐味であるリフィルがどうかでも随分と変わってしまうので、これは大事です。
検索してみると、やはり「バイブルサイズのリフィルの多さに慣れてしまうと、A5 サイズのリフィルでは種類が少なくて満足できません。自作をできるのであれば問題ないですが、そうでなかったら、多少なり不便を感じるでしょう」という旨のブログ記事達。。。
とりあえず主要なマンスリーやウィークリーのリフィルは、既製品で賄える事がわかりましたので、最悪自作しなくてもやっていけそうです。しかし他に既製品のリフィルがないかと検索すればするほど出てくる、「自作」の文字達と、ファッショナブルな自作リフィルの写真。などなど。
自作だってぁ……?
リフィルの自作
そう、行き着いた先が自作。
「A5 システム手帳 リフィル」で検索するとサジェストに必ず、1〜2番目に「自作」と出てきました。バイブルサイズでも3〜4個したの候補だったんですけど。笑
見てみると文字通り好き勝手に自作できるので、これなら、自分の好き勝手なリフィルを作れるというので、見てみることにしました。
その前に、必要なものがいくつかありますので、リストアップしていきます。
自作アイテムその1 エクセルを利用できるツール
これはもう Macbook Pro や iPad Pro があるので問題ありません。しかし iPad Pro で Excel を使って製図するのは、とてもとても骨が折れるので、お勧めできません。Macbook でやりましょう。
自作アイテムその2 印刷する紙
紙。これは重要です。
LIFE の紙が良いというレビューが多かったです。厚みはあるものの、その分、万年筆で書いたとしても裏写りが少なく、また破れにくいので保管も良い感じと。候補としましょう。個人的には選挙の時に使われる「ユポ紙」が気になります。厚いけど、鉛筆で書きやすく、触り心地サイコーなやつです。但し、A4 サイズからのよう(Amazon 調べ)ですので、切ってあげないといけないわけです。面倒くさいですね。
自作アイテムその3 プリンター
自作リフィルに向くプリンターというのはなさそうでした。どれもプリンターに特化した記事は無かったです。両面印刷だと、裏面を印刷する際に用紙の差し替えの必要がないので楽だと言う感覚でしょうが、紙が普通のコピー用紙と異なると、詰まったりする可能性があるとのことでした。
薄くても紙が破れてしまい、厚かったら詰まる。問題はプリンターではなくて紙のようにも思えます。
しかしながら、結局のところ、印刷された紙がどんなに再現率が高いかによっても変わってきそうです。
そう考えると、写真を印刷できるようなプリンターが良さそうですね。普通の紙を印刷する程度で安めのプリンターであれば、キレイめ印刷とか無さそうですしおすし。。
自作アイテムその4 リング穴を開けるためのパンチ
これは市販のものがありますので、それを購入すれば良いでしょう。
***
色々と考えましたが、そもそもの環境として紙を印刷する手段が家に無いことを思い出しました。プリンターが無いです。我が家。
じゃあ、印刷できないじゃん? 無理じゃん? 無理でした。
コンビニでリフィルを印刷する?
結構な枚数になる上に、失敗したら、些細なものでもサッと修正できないので、修正をするのに時間や時間や時間がかかります。
コンビニプリントで印刷するハードルの高さを考えてみました。
・両面印刷
・料金
・両面印刷
コンビニでのプリントで両面印刷にしないといけません。A4 サイズの紙に左右のページを印刷して、更に裏面も印刷をしないといけません。表面は1、3ページ、裏面は2、4ページを印刷するイメージですね。デザインで言うと、ページごとのズレが出ないようにしないといけません。
・料金
カラーコピー代金が意外と高いんです。
※2020年11月現在のそれぞれのHP記載金額です
カラーで A4 サイズ印刷すると1面50円と言うことなので、両面で100円。これを半分に切るので1枚切るので50円かかるわけです。それが、マンスリーの場合はタイトルページを入れて12ヶ月分で13枚必要となります。料金にすると650円。かつ、印刷して紙を切ってパンチで穴を開ける時間給を考えると、1,000円くらいのものでしょうか?
売っているマンスリーのリフィルを金額を見てみましょう。
費用と同じくらいの値段でした。それより少し安いものとか高いものとか、前後するようでした。しかし、値段が自作と変わりないのかと思うと、自作するのは愛が必要なんだろうな、と思いました。
それなら企業さんに頑張って作って欲しい!
まさか、もう少し高いのであれば、考えたものですが、値段が値段だけにそこまでして見るに耐えないデザインのものしかないのか、また自作は難しいのかという疑問に苛まれます。
ここで、色々とリフィルを検索したところ、バーチカルタイプのウィークリーと、バイブルサイズでも使っていたデザインのマンスリーもあったので、市販のリフィルでやりくりすることにしました。
総括
バイブルサイズのシステム手帳並みに市販のリフィルで運用できないかということであればオススメできない A5 サイズ。しかしながら、今は変えてよかったと思っています。書き込める情報量が格段に増え、また、手帳を開いている際には、大きさ故に他の物が置けないから手帳に集中できると言う環境となりました。
今度詳しく A5 サイズのシステム手帳の使いやすさについて書いていきたいと思います。
みんなも A5 サイズの手帳を買って、ガシガシ書いていきましょう!
Fin.