MacBook Pro 13inch 2017を買いました。
みなさんこんばんわ。
プライベートで利用しているラップトップはMacBook寄りの著者です。
先日、意を決して買いました。MacBook Proを。「買った」というよりかは「買い替え」ました。
元々、MacBook Pro 2012 midモデルを持って使っています。光学ドライブが乗った最後のMacBook Proです。Appleは何故ドライブを載せた端末を取りやめて流行に乗ってしまったのか。Appleは流行に乗るんじゃなくて、流行を作っていた方向性だったのに。。
実はMacBook Proは買うぞ買うぞと言いつつ、買わずに何年も過ごしていました。
そう、それは友人から誕生日プレゼントとして貰ってバリバリ使っていたMacbook Proが、急に……
相棒を買い換える事になった理由は?
実のところ、MacBook Proは前々から不調だったんですが、具体的にどう不調かというと、Google ChromeでWebブラウジング中に急に再起動するというストライキを繰り返していたのです。
艦これのイベント海域で何度再起動されたか、思い出すだけでも腹が立ちます。
但し、Google Chromeを使わなければ何も問題はありません。
Officeソフト(Excel, PowerPoint, Word)を使おうが、使ってたらメモリを食って発熱するVisual Studioを使おうが、使う度に他のソフトを終了しないと動作が重くてキレそうになるXcodeを使おうが、何の断りもなく再起動すると言うことはなく、MacBook Proは利用できていました。
しかしある日、突然終わりを告げる事になりました。
ある日突然、何の前触れも断りもお願いや警告すらなく、電源ボタンを押しても起動しなくなったのです。
充電はできるものの起動しない。という使い物にならない状態に。延々とフル充電の状態。けど起動しない。
電源が点かないだけで通電はしているMacBook Proは電気を溜め込んでいるので力任せに分解することもできず(爆発したら嫌だし)、文鎮としてしか利用できなくなったわけです。
Google Chromeでバグが出だしたのはメモリを自分で増設した頃からでした。
具体的にメモリをどうしたのかと言うと、8GBを16GBに換えたのです。
少し前のモデルだったのでメモリを換えるのは比較的簡単に出来ました。小さめのドライバー(ねじ回し)さえあれば裏蓋を外し、メモリを倒して引き抜いて、嵌めたいメモリを斜め挿して倒すと終わり。
増設がうまくいかずダメになってしまったのか、それとも使い方の問題か?
Google Chorme使っているとメモリが占領されるのですが、恐らく「メモリ使用によってお手上げになって強制終了してしまうのか」という仮設が立ちます。ただ、この仮説はXcodeを使っていても再起動するわけではありませんでしたので、最適案では無いことはそれとなく理解しました。
結局は答えを教えてくれないまま文鎮と化したので、結果はわかりかねますが。。
知ってる対処法を試してみても改善できず、電池を変えてみようというブログも見つけたがラップトップなので電池どころの話でなく、結局は改善せずに全く対応できませんでした。そしてMacbookの利用を諦めることに。
それからというもの、Windows端末(Thinkpad E450)を使ったり、iPhoneを使って、Macbookを利用できない事を忘れるように気を紛らわせるようにしていました。
iPhoneは電話だし、そもそも家にいるのにケータイばかり操作したくない。
ケータイは画面が小さい上に、文字打つのもキーボードじゃないと遅いので(思い込みかもしれないけれど)違和感というか何というか。
Windowsはフォントから、あまり好みじゃない。仕事で利用しているから、家に居ても仕事の気持ちになってしまう。。
じゃあ見た目を変えてしまえばいいのではないかと言う話であるが、そんな画期的な変更ができるかと言われると出来そうにない感じだった。
やっぱりMacBookが必要だ! と結論づけることにしました。
悪い癖が始まります
Oh no! I like search and doing!
いつの間にかMac無しでは生きていけない身体になってました。Windowsのあの微妙なデザイン、微妙な操作性に慣れません。
同僚や友達からは「元々触り始めたのはWindowsだったのではないか」と良く言われましたが、実はMacintoshのPowerMacだったりします。叔父さんのお下がりでした。Macと心中する運命だったのです(違う)。
何はともあれMacBookを購入すると決断したら最後、日に日に悪い癖が心の中で笑顔で振り向きます。そうなると止まりません。ヤメられない止まらない。。
買 う ま で 検 索 を 続 け て し ま い ま す 。
ちなみに、Apple Watchを買う際も同じ事をしてました。
MacBook ProをAppleのサイトと睨めっこする事、数ヶ月。
レビューを検索しまくり、多分Googleでトップにヒットするブログの閲覧数にかなりの貢献をしたのではないかと思えるレベルで見ていました。
毎日1回、数ヶ月ほぼ毎日同じレビュー見てました。見過ぎです。毎日見てもレビューの記事なんて変わりません。
痺れを切らしてApple Store心斎橋店に足を運びました。
クソ忙しそうにしている店員を尻目に、1時間、店頭のMacBook ProでAppleの更に検討に及ぶ検討を重ねました。店員からしてみては迷惑な話ですね。買ったから許してね。
悩んでいたのは以下。
①おさわりバーの有無
②JISキーボードか、UKキーボードか
③バタフライキーボードの完成度
順番に掘り下げましょう。
①おさわりバー(Touch bar)
通称おさわりバー(さすさす)
これを使うとSiriとか簡単に呼び出せたり、音量調節とかもキーボードに嵌められたモニターで簡単操作できるっていう代物です。Windows系のPCでは見たことない機能です。あったとしても、どう使うのか大変悩ましく、使いどころも微妙なので見た事ない機能ですね。
結果的には、色々とレビューを見ている限り、意味がないようでした。
おさわりバー搭載の2018年ものは、CPUやGPUが新しいものに対応しており、2017年のおさわりバー非搭載端末と比べると劇的な動作の違いがあるとの事でした。Youtuberでもなければニコ動に動画を投稿していない、GPU求める操作は無し。
あと、コーダーではないですがファンクションキーをよく使うので、おさわりバー搭載すると表示が任せっきりになる(ファンクションキーが常時表示してくれない上に、意味不明な設定表示が出るらしい)、それも気になる点でしたね。
そして、おさわりバーに隣接するのは、Touch ID。iPhoneにもあるアイツです。Touch ID搭載機種のiPhone7を持っていますが、実は使った事がありません。Apple pay使う時だって、パスコード打ってます。iPhoneですら使っていないTouch ID……。
ここまで検証して、おさわりバーのメリットが見い出せませんでした。高いしね。
②JISキーボードか、UKキーボードか
次は完全に見た目のはなしです。
もともとUKに憧れがあるので、今度買うMacはどうかと思っていました。JISは無駄な表示が多い上に、キー配列が左右対称でもなくタイピングしていると誤打する悲しさ。
検索するとやはり同じように見た目でJISを嫌うマン達がいます。同志。しかし同志の多くはUKではなくUSキーボーダーだったのです。USかよ!
③バタフライキーボードの完成度
「ホコリが入りにくい、押しやすい、段差が少ないのでタイプしやすい」等と持て囃されるキーボードです。2015年のラップトップから搭載されているキーボードです。
ただ、出てすぐの新商品というのはトラブルがつきものです。ホコリ入って死んだり、押したら戻ってこず死んだり、剥げて付けれず死んだり。……死んでばっかだな。なんて使えないやつなんだ。レビューを見ても酷評である、バタフライキーボード。
最も打ち込んだ感覚がある方が好きな僕にとっては、微妙な感じです。
MBP 13inch 2017(Key UK)を購入する事にしました。
待つのが嫌なので人が少ない平日の中日を狙って、心斎橋にあるApple storeに来店しました。
迷いなく店内奥に追いやられてしまい、且つ、小さくなってしまったMacコーナーに進みました。今の売り場はiPhoneとAppleWatchとiPadが大半を占めていて、個人的には微妙な感じですが、Macは売れてないから仕方ないんでしょうけれど。。店舗を見ていても、殆どがiPhoneとAppleWatchとiPadのお客が大半でした。
でも、当日は3名程度のMac購入者がいました。この御時世でもまだまだラップトップを購入しようと思う人がいるんだな、と思いました。
店員のKanさんを呼びつけ(近くに居ただけ)、有り体に言えば「このMac売れない時期に買ってやるから、希望のラップトップを出せ」と笑顔で脅すと、笑顔のKanさんは数々の質問をしてきました。要約すると「お前が今出てる高性能MacBook Proを使いこなせるんか?」と査定してくれました。
見た目からしてMacBook Airを推すような感じでトークするKanさん。しかしMacBook Proがほしい。ここで少しの小競り合い(?)が発生します。
MacBook Airだとまたパワー不足で腹を立てることが目に見えていました。過去に薄型のMacBook Airを利用していた時、結局パワー不足になり、イライラすることがありました。
今回も押しに負けてMacBook Airを買ってしまったその暁には同じような事で苛まれると思うと、心を鬼にしてMacBook Proを買うと決心しました。
そして、KanさんとのMacBook Proに相応しいかの査定をうまく交わし、買う価値あるマンと思わせる事に成功したようで、容量を聞いてくれました。ここまで来ればあと少し!
「もう買える!もう買える!」とテンション高くなってきた僕に衝撃の一言を放ちました。
Kanさん「UKキーボードはオンラインだけなんです。JISとUSならすぐに出せます」
ん?
え?
販売員の言葉が理解できず、時間が止まりました。
なんて? こわ。
引きつった顔をしていたと思います。少しして膝から崩れ落ちて茫然自失しかける(の想像図)。頭の中はグラグラします。
誰もその質問に、答えてくれる人は居ません。
外から見るとアホである。
店頭在庫を確認せずに意気揚々と買おうとしていたのだ、アホである。
牛丼屋で店頭のポスターにも書いていないハンバーグを頼んで断られるようなものだ。
店頭での購入は残念ながら諦めるしかない。それは曲げようのない事実である。
性格上、ここで「そうなんですね〜〜じゃあオンラインで買います〜〜あはは〜〜」とか適当な事を言って引いては、また、悩むだけになってしまう事を理解していました。
自分を奮い立たせるマン。何の為に買いに来たのか一瞬わからなくなりました。
出した答え
という事で、UKキーボードを諦めてUSキーボードを選択し、購入しました。
今思えば、'#'も簡単に出せるのでUSキーボードで良かったのかもしれません。「不慣れは慣れれば良い」だけです。
それではまた5年くらい、新しいMBPを相棒として過ごして行きます。
Fin.