京町家１棟まるごとの、ラグジュアリースイート！ 京の宿 月光庵 西館での快適・快眠な京都滞在レポート

The Workeアンバサダーによる
『ワーケーション体験記』をご紹介します！

今回体験記を書いてくださったのは、
株式会社トーンフォレスト 代表取締役　寺師寛紘さん

今回、寺師さんがワーケーション先に選んだのは
京都府にある 京の宿「月光庵」西館。
京都の人々が生活する、ごく普通の日常の中に
ひっそりと佇む一棟貸し切の大人気京町家旅館。
ここで、どうやって過ごされたのでしょうか。
どうぞ、お楽しみください✨

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5月末。The Workeアンバサダーとして最初のお宿、京都・二条にある
＜京の宿「月光庵」西館＞さんを利用させていただきましたので、ご紹介。
こちら、想像していたよりとても素晴らしいお宿でした…！

大人のみ2名まで宿泊できるこのお宿は、なんと築100年以上の京都市認定の京町家の２階建て１棟をお宿にした、その名も“ラグジュアリースイート”、なんです。なんて贅沢…！
その中身は、あらゆるところに京都を感じられる要素が満載なんです。

黒が基調の”和＆シック”なエントランスと、2つの芸術品

お店をしていた京町家を改装しているからか、玄関（エントランス）が広い！
室内は黒を基調とした、落ち着いたデザイン。
写真は夜に撮ったものですが、めちゃくちゃカッコ良くないですか？
このエントランスだけでも、大変なお宝が２つ。

まず、床に敷き詰められたカラフルで大きめなタイル。
京都の有名な陶芸家、廣野俊彦氏によって作られた織部焼で、池のある苔の庭をイメージした色を出すために、一枚のタイルを何度も焼き、その制作に6ヶ月かかっているそう。それがこれだけの枚数…すごい。

そして一際目を引く、大きな「風神雷神図」。京都の有名な「堀金箔」さんで作られた、金・銀・プラチナで作られた1点もの。文字通り漆黒のうるしの両端に存在感を放つ風神・雷神が、和の中にも現代を感じられる雰囲気で、男心をくすぐって素直にカッコイイ。

到着後に、京都を感じられるウェルカムスイーツをいただきました。
甘みを感じられる冷たい緑茶と、程よい甘さと爽やかさの京都の夏柑糖が、移動でちょっと疲れた体に染みる…。
このスプーン置きの三日月も、きっと宿の名前（月光庵）に掛けていますよね。こういう細かいこだわりが、本当に多いんです。

このエントランスに、流しや冷蔵庫、コーヒーメーカーやお手洗いなどがあります。

1階の和室は居心地抜群

1階にある和室。
エントランスからすぐなので、観光から帰ってきて、「いやー、よかったね、お茶でも飲んで一息入れよっか。」と休憩したくなります。掘りごたつにテレビ、中庭（すごいので後述）の景色と、一度落ち着いたら出られなくなりそうです（笑）

ここにもお宝。鶴と松がかなり細かく掘られた、継ぎ目のない1枚ものの欄間が。一枚物ということで、2人が離れることなく幸せに、との祈りが込められていて、夫婦・恋人同士での利用に最適なこのお宿にぴったり。
こういう精巧なものを見るとアップで撮りたくなってしまいます（笑）

和室にある扉を開けると、ドラム式洗濯乾燥機が現れます。
洗濯物を入れて、スタートボタンを押すだけで、洗濯から乾燥まで全自動なので、長期滞在の場合もかなり楽ちんです。数枚の洗濯物が大体90分でフワッフワに仕上がりました。

そして何より、この和室から見える中庭…！この存在によって、風流さや高級感が格段に上がっています…！
縁側があるので、恋人や夫婦で並んでゆっくり過ごすのに最適…
この中庭に、お風呂が組み合わさると、もう、最強です。
そのお風呂については後ほど…

日本初「眠りにいい宿」認定の寝室は、
快眠のためのこだわり尽くし

黒い階段を上がると、2階は広いベッドルーム。
ここもこだわりが凄すぎます。

ベッドの枕側にある、吸い込まれそうなブルーの大きな作品。
京都の老舗唐紙屋「雲母唐長」のトトアキヒコ氏によって、私服刷りという製法と、400年以上前から使用されている木版で作られた、「月とミズハ」というかなり大きな作品。龍が両端に描かれているのですが、お金に纏わる縁起物らしいです！中央には新月が静かに佇んでいます。

そして宿の快適さを大きく左右する、ベッド＆寝具。
Sealyのダブルベッドが2台、それに京都「洛中高岡屋」の掛け布団で気持ちよさに包まれます。
個人的に気に入ったのが寝間着。宿のオリジナルで、オーガニックコットンを基本として、肌触りがいいように少しだけポリエステル等の素材を混ぜてあるほか、肌への接着面が少なくなるよう、ワッフル地になっているんです…このこだわり様！着心地がとてもよく作られています。

証明やブラインドは枕元のタッチパネルで操作できて、睡眠前はゆっくり灯りが消え、朝はセットした時刻にブラインドが上がるといった、高級ホテルのスイートにしか見られない最先端仕様。

これらの寝室の快適さから、なんと現在３ヶ所しか認定されてない「眠りにいい宿」認定を取得しているんです。かなり厳しい認定の様で、私は旅館やホテルでは勝手に早く目覚めてしまうことが多いのですが、今回は目覚ましをつけていなかったらいくらでも寝ていられたと思います…本当に。
快眠さは、正直に言ってこれまで宿泊した宿で、1番でした。

寝室にはデスクがあって、寝る前にちょっと仕事したりもできます。

お洒落なパウダールームとアメニティ

１階に戻って、洗面所（パウダールーム）と、アメニティ。
黒い大きな洗面台もかっこいいし、タオルも全て今治製、ドライヤーはダイソンなど、基本のところも素晴らしいんですが、何よりアメニティへの力の入れ方がすごいんです。

京都の老舗サロン「ひさだアートインダストリー」によるシャンプーやコンディショナーなどは、やはり京都の佐々木酒造（ある俳優さんのご実家ですよね）の酒粕を使用した高級品。極々少数の宿しか契約していないそうで、ここからも宿としてのこだわりが伺えます。
私が一番感じたのは、洗った時のあのいい香り…！アロマのようで、香りでずっと洗っていたいと思ったのは初めてです。ボトルも黒で、男性でもスッと手が伸ばせるデザインです。

乳液や洗顔などは、C.O.Bigelowのスキンケアセット。
女性は絶対嬉しいですよね…
箱の中身の写真を撮り忘れましたが、歯ブラシやヘアブラシ、スリッパなども使い捨てとは思えない、すごくしっかりしたものが用意されています。

中庭に面した開放感抜群の浴室は、
半露天風呂で日々の疲れを忘れさせる癒し空間

そして…！！
この月光庵（西館）さんで何より気に入ったのは、お風呂！！
浴槽は円形の信楽焼で、これだけでもテンションが上がるのに、なんと扉を開けると、中庭がすぐ目の前に…！！
半露天風呂、というかほぼ露天風呂です！！

宿泊時の夜は雨だったのですが、それがまた中庭の苔や竹を濡らして良い雰囲気！
ちなみにこの中庭はかなり高い塀で囲まれていて（５mと伺いました）、
窓を開けたままでも、また入浴中も安心して過ごせます。

浴室の天井には、浴槽のお湯の揺らぎが煌めく「ゆらぎ照明」が灯されていて、それを眺めるだけでもかなりのリラックス効果が…。
温泉と露天風呂のために旅行に行くことがある私にとっては、この風呂と景色の為だけにでも、また来たいと思わせてくれました…。

小さな気遣いと心配りが満載、
頼れる専属コンシェルジュも

室内の壁はほぼ全て漆喰。雨も降り蒸し暑い日だったのですが、漆喰のおかげもあってか、美しい白さと快適な湿度で気持ち良く過ごせました。
そして、部屋の隅々がほんとにピカピカなんです。鏡から何から本当に綺麗で、気持ち良く過ごせました。

夜眠る前には、就寝前のお茶を用意していただけます。
数種類の中から選べるのですが、私は桃の香りが香る「白桃烏龍茶」を、水出しでお願いしました。
こういった細かい気配りが嬉しいですよね。デカフェのお茶もありましたので、寝る前にカフェインを控えたい方も大丈夫。

出張での京都訪問だったため夜は会食があったのと、朝も予定があり利用できませんでしたが、オプションで一流料亭の夕食や朝食も、お部屋で楽しめます。
また専属のコンシェルジュがあらゆる質問に答えてくれて、京都滞在におけるサポートも素晴らしいです。

和の情緒と現代のシックさ・設備が共存し、京都ならではのこだわりがこれでもかと詰まった、京の宿「月光庵」西館さん。仲の良いお二人で過ごせば、さらに距離が縮まること間違いなし。まだ100％堪能できていないので、絶対にまた来ます！

ちなみに…
チェックアウト後は、月光庵の総支配人おすすめの、京都三条会商店街にある人気のカフェ「Sweets Cafe KYOTO KEIZO」さんでランチのポークキーマカレーと、各メディアに取り上げられるほど有名な“10分モンブラン”（賞味期限が作ってから10分間！！中庭の工房で作る様子を見学できます）をいただきました！

【寺師寛紘さん（@no216）のInstagram】
https://www.instagram.com/no216/

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今回 寺師さんが滞在した
【京の宿「月光庵」西館】は👇こちら👇

URL：https://www.worke.jp/facility/hotel/12236/
住所：〒604-8423　京都府京都市中京区西ノ京西月光町18-17
TEL：075-204-1538