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#9 最強HIP HOPユニット“Creepy Nuts”の話〜アフタートーク〜
第9回はHIP HOPユニットのCreepy Nutsのエピソードでした!
音声配信はこちらから➡︎『最強HIP HOPユニット“Creepy Nuts”の話』
まずは8/26にCreepy Nutsのニューアルバム『かつて天才だった俺たちへ』が発売されました!!
ティザー映像が最高にかっこいいです↓↓↓
皆さまもうお聞きになりましたか?
表題曲で帝京平成大学のCMにも使われている『かつて天才だった俺たちへ』
菅田将暉・亀田誠治・ピエール中野など豪華ミュージシャンとコラボしたTHE HIGH-LOWSのカバー『日曜日よりの使者』
テレビ東京系ドラマ“コタキ兄弟と四苦八苦”のタイアップ曲『オトナ』
などなど超豪華の7曲入りミニアルバムとなってます。
中でも大注目曲が本編でも話した菅田くんとのラジオがきっかけで構想から1年以上かけて作った『サントラ』です!
本編でも話しましたが、Creepy Nutsは無法者やギャング的な存在がメインストリームであるHIP HOPシーンに置いて異端な存在であり、“N*E*R*D”ナード(文化的な活動に興味を持つ者、オタク)的な存在としてシーンでは決して本流にはなれません。
そういう焦燥感や劣等感を抱えながらもがいている中で、自分たちなりの“リアル”を体現していく事で確実に結果を出してきた彼ら。
そんな自分たちの身の上を吐き続けるHIP HOPとは逆に、自分という存在を呑み込んで自分じゃない誰かになり続ける俳優。
そこに身を置く菅田将暉という存在と交差して、時に比較し、時に同調する事でこの曲は成り立っているように感じます。
途中「首吊り台からピース ワンラブ」というリリック(歌詞)が出てきて少しビクっとしてしまうのですが、例えそれがメインストリームじゃなくても自分たちのやりたい事をやり続けてきた中で、今回あえてメジャーでポピュラーになり得る曲を作ったCreepy Nuts。
音楽番組などで披露することになるかもしれないこの曲に「首吊り台からピース ワンラブ」という、もしかしたらメインストリーム的な存在から排除されてしまうかもしれない危ういリリックをあえて使った事に、彼らの異端としての小さいけれどとても強い覚悟や意地のようなものが透けて見えてきて、少し泣きそうになりました。
ちなみにこの『サントラ』というタイトルはCreepy NutsのDJ松永が名付けたもので、
「音楽も映画も聞く人や観る人の感情を助長するもので、それ自体がリスナー(受け取る人)の人生のサウンドトラック的なもの。」
という想いが込められています。
この曲がわたしやあなたにとってのサントラになることに思いを馳せて。
# Creepy Nuts × 菅田将暉
『サントラ』
なんていう音楽ライターの真似事をしていたら長くなってしまったので今日はここまでにしたいと思います(笑)
最後に話していた他のJapanese HIP HOPの空音くん・変態紳士クラブ・BAD HOP・PUNPEEあたりの話もすごくしたい。
のですが、それはまた別の話で。
西田
<今回のおこぼれ名言>
「ヒトの感情以外は何一つ生み出さぬ仕事」by R-指定
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