##17 フランスでは男性の育休が当たり前? -マクロンのパンチライン-の話〜アフタートーク〜
本編の音声配信で話しきれなかった事や録音時の裏話、さらなる深掘り情報や補足情報などをつらつらと書いていくアフタートーク。
今回は男性の育休と家事負担についてのエピソードでした!
<第17回の音声配信はこちらから⬇︎>
いつも聴いてくれている“テマふた”ヘビーリスナー皆さまには、今回後半の家事負担に関するパートで、いつになく言葉に詰まりまくる卓士の姿が目に浮かんだのではないでしょうか(笑)
2人で話していると、1人で考えている時や書いている時には思いもつかないようなパワーワードが出てくることがあります。
今回で言うと“マクロンのパンチライン”です。
まさにこれこそがパンチライン!
(ちなみに「パンチライン」とは、英語でジョークなどのオチを意味する言葉で、そこから転じてHIPHOPでは「(ラップなどの」印象的、衝撃的な言い回し」という意味で使われます。)
マクロン大統領が本当にパンチラインとして男性育休の義務化を発表したのかはわかりませんが…
しかし内容もさる事ながら、2人から打ち出される“言葉”に注目して音声配信を聴いてみるのも面白いかもしれませんよ!
男性の育休に関しては日本でも厚生労働省が「出産から8週間以内は合わせて4週間の休みを2回に分けて取得できる。」など制度を見直すことになりました。
しかし企業の義務としては
・所得しやすい職場環境の整備
・制度の周知
・(大企業に限り)取得率の公表
に留まり、フランスのように取得自体が義務になるにはまだまだ時間がかかりそうです。
本編でも話しましたが、人間や組織の価値観や哲学を変えるのはとても難しいです。
今まで「男は育休なんて取らないで仕事を一生懸命して家族を養えばいいんだ。」と思っている人や組織に、
「所得しやすい職場環境を整備してください。」
と政府や厚労省が言って、どこまで男性社員が上司に
「妻が出産したので育休取らせてください。」
と堂々と言えるのでしょうか?
そんな職場環境が今の日本企業の中にどのくらいあるでしょうか?
日本は明治時代に規定された“家制度”に見られるように、長い間に渡って家と言う狭いコミュニティの主人(原則男性)にその中の統率権を与えていました。
戦後にこの家制度は廃止されましたが、今でも“夫婦同姓”や“戸籍制度”など家制度の名残が見られます。
そしておそらく日本人の心の中にもその名残があるのではないでしょうか。
※『PRESIDENT WOMAN ONLINE』より
「女性だから」「男性だから」「女性らしく」「男性らしく」…そんな性別みたいな小さい事を超えて人類の未来である子供について考える。
そんな日がくる事を祈るクリスマスなのです。
さて次回 #18のテーマは『コロナ禍の観光を救う“マイクロツーリズム”の話』です!
本日より#18の先行配信始まりますので気になる方はいち早くPodcastでご試聴くださいませ!
<『#18 コロナ禍の観光を救う“マイクロツーリズム”の話』のPodcast先行配信⬇︎>
【ApplePodcastで聴く】
https://is.gd/qdTga8
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西田
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