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参加者紹介 むらかみなぎさ(弾き語り)

①自己紹介
シンガーソングライターとして活動している、むらかみなぎさです。
2018年から保育士として働く傍ら、ギターの弾き語りで都内の喫茶店やライブハウスで活動を始める。生活について個人的に歌っています。

②イベント / ガザ危機に関して思うこと・考えること
イスラエルによるパレスチナへの暴力行為を、去年の10月頃から、ニュースでよく目にするようになりました。
SNSで、パレスチナの様子を投稿しているアカウントをフォローすると、爆撃によって壊された建物、次々と怪我をした人が運ばれてくるひっ迫した医療現場、家族を亡くして泣き叫ぶ人々の動画が、毎日流れてきました。

このような虐殺、暴力行為を許せず、加担したくなかったので、本や動画で情報を集めました。すぐに始められる不買運動や署名、周りの人と話すことなどを続けていましたが、2024年になりしばらく経つと、イスラエルによる虐殺が続いているにもかかわらず、ニュースであまり見かけなくなりました。しかし状況は日に日に悪化しており、このままではまた暴力行為に目をつむることになってしまうと危機感を覚えました。
調べるうちにわかったことは、1987年の6月から占領、入植政策がすすめられていたことです。このような非人道的な行為は今に始まったことでなく、長い間、様々な形でパレスチナを支配し、確実に弱体化させてきたということでした。
パレスチナに住む人々は、仕事や家を失い、衰退し、難民にさせられました。そしてイスラエルによる封鎖政策によって閉じ込められ、教育や医療の機会を奪われたのです。

たびたび人道上の一問題とされますが、イスラエルが意図的にこのような状況にしているわけですから、即時停戦を求めるだけでは足りず、同時に封鎖の解除や、難民の帰還の実現、そして再びパレスチナの人々が自立して生活できるよう援助することを強く求める必要があると思います。

寄付などの一時的な援助はもちろん必要だと思いますが、それだけでなく問題の本質をしっかりとらえて声を上げ、一刻も早く、イスラエルによるジェノサイド、民族浄化を止めなくてはならないと考えています。
自分の生活の中にある暴力の種に気が付くこと、そしてそれを決して無視せず、暴力に加担しないこと。沈黙や無視が一番恐ろしいと思います。

パレスチナが大変な状況にある中で、その問題に目を向け、ドネーションイベントを企画してくれたティバのお二人に感謝です。

「What we need」ぜひお待ちしております。

④今年のベスト音楽 or フード or 本

「ホロコーストからガザへ、パレスチナの政治経済学」 サラ・ロイ

「憲法学者の思考法」 木村草太

「自衛隊と憲法 危機の時代の憲法議論のために」 木村草太

映画

「悪は存在しない」 濱口竜介

「関心領域」    ジョナサン・グレイザー
      原作: マーティン・エイミス

「システムクラッシャー」 ノラ・フィングシャイト


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