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【最終384位,R2001】カイリューヌメウーラスタン〜ヌメヌメはブリブリに負けないゾ〜

こんにちは。今回は初のレート2000を達成できたので、最終日に使っていた構築と、シーズン中盤まで使っていた構築を記録に残していく。


◯コンセプト

・ヌメルゴンで圧力をかけ、カイリューを通す
・高火力による崩しとスイープをする
・6匹全員がカイリューに抗う術を持つこと

◯構築経緯

・シーズン中盤頃、環境にカイリューの飛行テラバがブッ刺さっていた。鉢巻で使ったところ面白いほど勝てて2ROMレート1900、100位台に到達できた。

・環境に電気枠が爆増したため、飛行カイリューの刺さりが悪くなった。しかし鉢巻カイリュー自体は強いと思っていた。

ここからは採用したポケモン。
①ヌメルゴンがカイリューと攻め守り両方で補完が取れているためチョッキヌメルゴン採用。

②ヌメルゴンがハバタクカミにテラスを切らせる事で神速の一貫を作れるので、ノーマルテラス鉢巻カイリューを採用。

③カイリューヌメルゴンだとパオジアンきつい。
そこでわたぼうさん(@Watawataboo)が公開していた、スカーフウーラオスが強そうだったため採用。

④特殊アタッカーが火力低めなヌメルゴンしかいないので、有利対面を作った時のアドが大きいメガネハバタクカミを採用。

⑤カイリュー軸を使ってるとカバルドンがキツいので、カバルドンメタ+汎用性を考えてラムパオジアンを採用。

⑥キョジオーンメタで隠密サフゴを採用していたが、キョジオーンの数は多いわけではなかった。

対ヘイラッシャ性能、テラスを切らなくてもディンルーと殴り合えるところを評価しゴツメサンダー(わたぼうさんと同じ型)を採用して構築完成。

◯型紹介


・カイリュー


技構成:神速、逆鱗、地震、アイアンヘッド
性 格:意地
努力値:H116 A252 B4 D4 S132
実数値:H181 A204 B116 C× D121 S117
持ち物:拘り鉢巻
テラス:ノーマル

調整内容
1竜舞後最速ガブリアス抜き調整(実数値114)を余裕を持って抜けるライン。残りをAと耐久。
ミラーで上取れるように準速でも良かったかも。

本構築の組み始め。序盤の崩しから終盤のスイープまでやってくれる万能ポケモン。

初手に投げて逆鱗ぶちかまして行くも良しだが、2番手として投げると羽休めのクッション型だと思われることが多く、挑発されることにより無償で1ターン動けることが結構あった。

アイアンヘッドのおかげで耐久振りハバタクカミをワンパンしてキモチィー!ってなってた。

カイリューの逆鱗や、後述するヌメルゴンでテラスを先に切らせて神速を通して行くということを意識していたからか、神速がゴーストテラスで透かされるということはあまりなかった。

環境的にパオジアンのテラスが電気や草が多かったのも追い風かもしれない。

鉢巻カイリューを使う時は、ノーマルか飛行のどちらが環境に通っているかの見極めが大事!

相手のカイリューに抗う術は逆鱗。

・ヌメルゴン


技構成:ラスカ、ドラテ、10万、地震
性 格:冷静
努力値:HC252 B4
実数値:H187 A120 B121 C178 D170 S72
持ち物:突撃チョッキ
テラス:フェアリー

鉢巻カイリューの相棒であり、本構築のMVP。

自分がブエナハバタクカミを使っている時、ヌメルゴンに対して水テラスを切ってしまい相手のカイリューの神速が通って負けることがあった。

→これ自分がヌメルゴン使えば強くね?と気がついたところ、受け攻め両方において補完が良くて素晴らしかった。正直ヌメルゴン舐めていた。

このポケモンのおかげでカイリューやサンダーとのサイクルが可能になり、ツツミカミ入り構築を誤魔化しまくってくれた。

技構成は、
ヘビボン→ハバタクカミ、パオジアンに強いだけ
アイヘ→火力がラスカに劣り、鬼火で止まる

よってラスターカノン採用となった。

ラスカだとハバタクカミに水テラスを切られると厳しくなるが、
・10万が抜群になる
・瞑想積まれまくったらドラテで流せば良い
・最悪でもカイリューの神速で仕留めれば良い
で解決した。

実際妖テラヒードランにラスカであれば安定打点となるため、採用して正解だった。等倍相手にもそこそこダメージが出る。

ドラゴンテールは水テラスハバタクカミだけでなく、相手のカイリューに打つことで積みの起点回避マルチスケイル削りになった。
地味にバトン構築への回答としても役に立って、ヌメルゴン様様であった。

ただしこのヌメルゴンであったとしても、フワライドバトン+身代わり自己再生悪巧みサーフゴーにはギリギリ勝てなかった。小さくなる一回積んだだけで確率引っ掛けと言う名のクソゲー仕掛けてくる奴を許すな。

あと最終日にちょくちょく見かけた妖テラスを温存してくる食べ残し鬼火ヒードランには余裕で負けた。カプレヒレ解禁はよ!!!

相手のカイリューに抗う術はドラゴンテール。


・水ウーラオス


技構成:水流連打、インファイト、雷P、蜻蛉返り
性 格:意地
努力値:AS252 B4
実数値:H175 A200 B121 C× D80 S149
持ち物:拘りスカーフ
テラス:水

パオジアンに有利展開して行くために採用したポケモン。
技構成はこちらの記事から拝借した。
(掲載許可をお願いしたところ、快くOKしていただけた。)

相手の構築にパオジアンがいれば初手で投げることが多かった。
パオジアンがいたとしてもサンダーやドラパルトなどのウーラオスに有利を取ってくるポケモンがいる場合、引き先が用意できなければ初手からは投げないこともある。

初手対面はパオジアンに対して蜻蛉から入り、パオジアンが居座っていればカイリューに引く。パオラオス対面つらら落としから入る人はまずいないし、いたとしてもその人は上位には行けないだろうと考えて割り切った。

ランクマ最後の2日間スカーフで使っていたが、つららから入ってくる人はいなく、大体パオ側が交代だった。サイコファングの採用率も下がったこともあるだろう。

テラスを切らなくても水流連打でパオジアンを低乱数一発、水テラスを切れば相手が電気テラスを切ってきてもテラバを打たせずにワンパン可能。

雷パンチはミラーで撃ち負けないために採用したが、かなり打つ場面は多かった。

相手のカイリューに抗う術はとんぼ返りと、ノマテラ後ならインファイト。

・ハバタクカミ


技構成:ムンフォ、シャドボ、エナボ、滅びの歌
性 格:控え目
努力値:H180 B4 C196 D4 S124
実数値:H153 B76 C198 D156 S171
持ち物:拘り眼鏡
テラス:ノーマル

調整内容
相手の臆病ハバタクカミの眼鏡テラスムンフォを最高乱数以外耐え。
龍舞カイリュー意識で最速ガブリアス抜き抜き
特化ミミッキュの珠影うちを確定耐え

物理に偏りすぎないように、かつ選出した時は相手の特殊受けさえも破壊するために眼鏡で採用。

素早さを最速にしていない理由は、ミラーになっても相手がエナジー持ちでそもそも抜くことができないのと、耐久に振らないと先制技すら耐えないため。

エナジーボール採用意図は、カバルドン、ディンルー、ヘイラッシャに一貫する技が欲しかったから。10万だとドヒドイデには抜群だがディンルーに無効化されることを嫌った。その分ドヒドディンルーはパオジアンに任せている。

素早さもちょうどいいラインだし、色々攻撃を耐えてくれて偉かった。

とはいえ物理耐久が高いわけではないので、相手のロトムなど特殊技を主体とするポケモンに対面させて崩すことを意識するとより使いやすい。

相手のカイリューへの抗う術は神速透かし、高火力のムーンフォース。

・パオジアン


技構成:氷柱落とし、テラバースト、剣の舞、氷の礫
性 格:意地っ張り
努力値:H124 A252 B4 D4 S124
実数値:H171 A189 B101 C× D86 S171
持ち物:ラムの実
テラス:電気

調整内容:竜舞カイリュー意識で最速ガブリアス抜き抜き

対ドヒドディンルー、カバルドン、鬼火ドラパルト最終兵器。
カイリュー軸を使っているとカバルドンがあまりにきついので必須枠。

行動保証がない持ち物なため、選出機会は多くはないが出したときには活躍してくれる偉い子。電気テラスであるためハッサムに怯えずに済んだ。

ミラーがちょくちょく発生したため、準速でも良かったかも。剣の舞を積んだらイージーウィンできる対戦も割とあった。

カイリューへの抗う術は上から打つ氷柱落とし。

・サンダー


技構成:放電、防風、ボルトチェンジ、羽休め
性 格:図太い
努力値:HB252 D4 
実数値:H197 A× B150 C145 D111 S120
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:ノーマル

こちらもわたぼうさんが使っていたものと同じ型。

ノーマルテラスでイダイトウ、ハバタクカミ、ミミッキュなどのゴースト技をピンポイントで透かすことができる。(テラスを切る頻度は少ないのでピンポイントメタでも問題ない)

途中隠密サフゴと入れ替えていたが、サンダーは地面技が無効なのでヌメルゴンとの相性が良い点、対ヘイラッシャ性能が異常に高い点を評価し、採用した。

相手のパーティにカイリュー、テツノカイナ、ヘイラッシャ、ゴリラ等がいたら出すことを検討していた。パンチグローブウーラオスには強いわけではないので注意。

防風連打でディンルーを突破したり、2000チャレで2桁の人に麻痺×2、急所をお見舞いしてくれた優秀な子。

カイリュー、ヌメルゴン、サンダーと選出することでタイプ補完が良いだけでなく、全員が毒びしに触らない選出ができるのも魅力。

相手のカイリューへ抗う術はゴツメ、静電気、放電麻痺、ボルトチェンジで裏につなぐ動き。

〇選出

・初手ウーラオス+カイリュー+ヌメルゴン
対BIG6にはこれ。

・カイリュー+サンダー+パオジアン
対受けループ
サンダーのボルトチェンジで対面有利を作りまくりたい。

・パオジアン+カイリューorハバタクカミorサンダーから2匹選択
対ドヒドディンルー

・初手パオジアン+@2
鬼火ドラパルトが初手に来そうなとき

〇レンタル


◯中盤まで使ってた構築

これで8/17時点で2ROM1900,瞬間100位台を記録できた。

2ROM1900載せるときにちょうど生放送をやっていたので、よかったらアーカイブをどうぞ。


・中盤構築の狙い


基本は上3匹で殴り続ける構築。
特殊アタッカーを2枚入れる事で敢えてチョッキヌメルゴンやジバコイルを誘い、カイリューの地震、ミミッキュやウーラオスのドレパンなどでカモることを狙っている。

初手はウーラオスかカイリューのどちらかがほとんどで、こちらのウーラオスに対してゴツメカイリューを投げられることが多かったため、水流連打+冷凍パンチでカモりまくった。

ディンルーはSを無振りジバコイル抜きにする事で、ツツミ+ディンルーのサイクルにより中盤に流行った鉢巻ラオス+ジバコの並びにかなり強かった。ディンルーのカタストロフィ+ゴツメ3回接触で、鉢巻水ウーラオスは死にかけになる。

ディンルーは地面タイプなので相手の電気枠を見て欲しかったが、サンダーに暴風連打されるだけでコロされたのが玉に瑕()

ツツミは陽気パオの氷柱+聖なる剣確定耐えかつ、ゴツメダメ+ドロポンでパオジアンを倒せる調整にしたが、ド安定ではなかったので諸説。
控えめ努力値H204B52C140D4S108(最速ガブ抜き)

電気タイプ増加と、セグレイブが微妙に増えてきてあまりにも重かったため構築解体。

〇後語り

今季はいつも以上に苦戦した。2ROM1900載せた後、シーズン後半は3ROM目が1800位~4万位を行ったり来たりするという超不安定な順位変動だった。

環境に電気タイプが増えて軸の飛行テラバ鉢巻カイリューが刺さらなくなったり、勝ち馬が全く分からないのもあったし、

5桁特有の「強い人と、謎行動をしてくる人が混在している」ことにかなり苦しめられた。

謎行動をしてくる人が固まっていればそれに対応すればよい。しかし、シンプルに上手い人も結構混じっているのが問題な気がする。(批判をしたいわけではない)

そのため、調子のよいときにレートを盛れるだけ盛っておいて、早めに上位でキープするロムを用意することが大事だとひしひしと感じた。

S10はランクマッチをお休みして、DLC配信されたらストーリーと育成をガッツリやっていきたい。