2024 ベストヒットUSA 6月8日【カントリー】ポスト・マローン&モーガン・ウォレンのコラボ曲が初登場!
今週のランキングプレイリストです。毎週更新するのでよかったらフォローしてください。
ベストヒットUSAとは
ベストヒットUSAとは、小林克也氏がDJを務め、FM NACK5で土曜日の12時から放送されている番組(ネット局:北陸放送MROで土曜日19時から / STVラジオで日曜日20時から)(テレビ版はBS朝日で木曜日の23時半から放送中)で、Billboard Pop Airplay Top40 (CHR[コンテンポラリーヒットラジオ / Top40])(アメリカにある、157の主要なラジオ局で流れる曲の放送回数を集計) の上位20曲を紹介している。Billboard Radio Songs Chart(全ジャンルのラジオ局の集計)ではなく、ポップソングのラジオチャートである。(アメリカの各都市には、音楽のジャンルごとのラジオ局がある。[大都市では50~70局] そして、毎週ジャンルごとのチャートが発表される) チャートで重要なのは、順位ではなく"放送回数の上昇"。なので、先週と比べて順位は下がっているが、放送回数は上昇している曲もある。ストリーミングのチャートのような速攻性はない。Hot 100で首位になったものが、数週間後・数ヶ月後にTop20に登場する。その週のプレイリストが存在しなかったので作り、ついでに記録を残したいその一心で、noteに書いている。
来週のテレビ版ベストヒットUSAは30分まるまる「ビリー・アイリッシュ」特集です!
Top40
今週は、3曲が初登場。注目曲をピックアップすると、40位に「Gracie Abrams - Risk」がランクイン。
近畿圏に住んでいて、FM 802をよく聞いている人は、一度は耳にしたことがあるはずです。6月の洋楽ヘビーローテーションに選ばれた曲で、各番組で最低1回は再生されるので、毎日FM 802を聴いている人はアーティスト名・曲名は知らずとも耳にしているのです。
ロサンゼルス出身の彼女は、2024年2月に行われたグラミー賞で最優秀新人賞にノミネートされました。「Risk」は2024年6月21日に発売予定の2枚目のアルバムからリードシングルとしてリリースされました。ダメな恋だとわかっていっても好きな人を追いかけてしまうという内容です。
[40-21]
Time machine
13年前の6月第1週の1位は、「Adele - Rolling in the Deep」でした。Hot 100で1位を獲得し、7週連続1位を記録し、12か国で1位を、20か国でトップ10入りを記録しました。この20か国に日本も含まれており、billboard Japan Hot 100で6位です。このころは洋楽もトップ10入りをする時代だったんですね。2011年にヒットした曲ですが、1985年以来アメリカで最大のクロスオーバーヒットとなり、多くの異なるラジオフォーマットで放送され、チャート上位に位置しました。ダンス、ロック、オルタナティブ、R&B、ヒップホップ、ラテンなどなどです。
Top20
タイトルの太字は放送回数の増加
★20. Post Malone - I Had Some Help (feat. Morgan Wallen)
[Last Week - / Peak #20 / Week On 1]
◀︎ New ▶︎
◀︎ Hot Shot Debut ▶︎
いきなりTop20に初登場、20位にランクインです!もちろん、これが1番の勢いで急上昇しています!
ポスト・マローンが、カントリーシンガーのモーガン・ウォレンとコラボした楽曲で、近々発売予定のアルバムのリードシングルとなっています。次のアルバムはカントリーのアルバムになるそう。
billboard Hot 100で初登場1位を獲得し、ポスト・マローンにとって6曲目、モーガン・ウォレンにとって2曲目となりました。また、カントリーチャートでも初登場1位を獲得し、両方のチャートで3週連続1位を記録しました。また、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ノルウェーでも1位を獲得しました。カントリーのラジオでは、初週の再生回数が史上2番目となり、18位にランクインし、現在(2024/06/08付)では4位を記録しています。
とにもかくにも、とんでもない曲が誕生しました。個人的にもよく聞く1曲です!
▲19. Beyoncé, Miley Cyrus - Il MOST WANTED
[Last Week #21 / Peak #19 / Week On 6]
21位から19位に上がり、トップ20に初登場です。7番目の勢いで上昇してます。
ビヨンセとマイリー・サイラスとのコラボ曲で、これもカントリーです。ビヨンセの8枚目のアルバム「Cowboy Carter」から3番目のシングルとしてリリースされました。「Fleetwood Mac ‐ Landslide(1975)」をサンプリングしています。2人は以前に一度コラボしたことがあり、二度目になるそう。内容は、長年のパートナーへのラブレターになっています。
Hot 100で6位を、カントリーチャートでは2位を記録しています。
▲18. Jelly Roll - Save Me (with Lainey Wilson)
[Last Week #19 / Peak #18 / Week On 16]
19位から18位に上がりました。これもカントリーです。
アメリカのシンガー、Jelly RollとカントリーシンガーのLainey Wilsonとのコラボ曲です。Jelly Rollは、もともとギャングスターのラッパーだったのですが、近年ではカントリーシンガーとして活動し、認知されています。「Need a Favor (2023)」のヒット曲を知っている人も多いかと思います。
「Need a Favor」は、彼の7枚目のアルバム「Whitsitt Chapel」に収録され、リードシングルとしてリリースされ、今回の「Save Me」はセカンドシングルとして発売されました。この楽曲は、コロナ渦で作曲したそう。その1年前に父親を亡くし、悲しい気持ちを乗り越えるために楽曲を制作しました。暗い空間から生まれので、今でも歌うのが難しいと語っています。
チャートでは、Hot 100で19位、アダルトポップチャートで9位、カントリーチャートでは6位、カントリーのラジオチャートでは1位を獲得しました。
▼17. Nicki Minaj - Everybody (feat. Lil Uzi Vert)
[Last Week #14 / Peak #13 / Week On 20]
▲16. Djo - End of Beginning
[Last Week #17 / Peak #16 / Week On 9]
▶︎15. Doja Cat - Paint The Town Red
[Last Week #15 / Peak #1(×7) / Week On 41]
▲14. Dua Lipa - Illusion
[Last Week #16 / Peak #14 / Week On 5]
16位から14位に上がりました。6番目の勢いで上昇してます。
11月16日、17日に6年ぶりの来日公演をすることが決まりました!今のDua Lipaを見れるのは興奮します。
▶︎13. Sabrina Carpenter - Espresso
[Last Week #13 / Peak #13 / Week On 5]
順位は先週と変わらずですが、放送回数は急増して3番目の勢いで急上昇してます!
▼12. Tate McRae - greedy
[Last Week #8 / Peak #1(×8) / Week On 34]
▶︎11. Olivia Rodrigo - obsessed
[Last Week #11 / Peak #10 / Week On 8]
▶︎10. Noah Kahan - Stick Season
[Last Week #10 / Peak #9 / Week On 20]
▲9. Hozier - Too Sweet
[Last Week #12 / Peak #9 / Week On 6]
12位から9位に上がり、Top10入りです。5番目の勢いで上昇してます。
▼8. Doja Cat - Agora Hills
[Last Week #7 / Peak #1 (×1) / Week On 29]
▲7. Taylor Swift - Fortnight (feat. Post Malone)
[Last Week #9 / Peak #7 / Week On 4]
▼6. Jack Harlow - Lovin On Me
[Last Week #5 / Peak #1 (×6) / Week On 27]
▲5. Sabrina Carpenter - Feather
[Last Week #6 / Peak #1 (×1) / Week On 31]
▶︎4. SZA - Saturn
[Last Week #4 / Peak #4 / Week On 11]
順位は先週と変わらずですが、放送回数は急増して2番目の勢いで急上昇してます!
SZAと言えば、フジロック初日のヘッドライナーを務める予定でしたが、急遽キャンセルとなりました。チケットは払い戻しができなので、SZA目当てで買った人がかわいそうです。
▼3. Teddy Swims - Lose Control
[Last Week #2 / Peak #1 (×2) / Week On 26]
▼2. Benson Boone - Beautiful Things
[Last Week #1 / Peak #1 (×4) / Week On 15]
4週連続1位とならず…
▲1. Ariana Grande - we can't be friends (wait for your love)
[Last Week #3 / Peak #1 (×1) / Week On 10]
1weeks at number 1
新しい1位です!3位から1位に上がりました。4番目の勢いで急上昇しています!アリアナ・グランデにとっては、「Positions」以来3年ぶりの1位です!
7枚目のアルバム「Eternal Sunshine」から2番目のシングルとしてリリースされました。アルバムを作品としてたのしんでほしいという考えから、リードシングル「Yes,And」しかリリースしない予定でしたが、セカンドシングルもリリースすることになりました。理由はわかりませんが、「Yes,And」が思いのほかヒットしなかったので、セカンドシングルをリリースするにいたったと考えます。
Hot 100で初登場1位を獲得し、7曲目の1位となりました。また、インドネシアなど6か国で1位を獲得し、イギリスなど22か国でトップ10入りを記録しています。
別れた恋人と再び恋に落ちて、その恋愛関係の終焉を願うことを歌っていますが、それは表向きで、彼女とマスコミの関係、とりわけ私生活に関して根拠のない報道について書いているとファンは考察しています。
dropouts
今週は、先週18位「Beyoncé - TEXAS HOLD 'EM」が32位に下がりました。また、先週20位「Victoria Monet - On My Mama」が圏外へ。最高順位は16位で、20週間のチャートランとなりました。
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Best Hit USA | NACK5 | 2024/06/08/土 12:00-12:55 https://radiko.jp/share/?sid=NACK5&t=20240608120000
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小林克也ベストヒットUSA | MROラジオ | 2024/06/08/土 19:00-19:55 https://radiko.jp/share/?sid=MRO&t=20240608190000