2020年 4月の音楽たち
マイペースにやっています。 日々、状況が変わっていきますね。ライブやフェスが次々に延期や中止になってていきます。中でもロッキンの中止は衝撃的でした。しかし、こんな状況の中でも、9月に開催されるSUPERSONICは追加アーティストを発表してくれました。本当に開催してほしい...それだけです。そんなwithコロナ時代の音楽を"雑"に紹介したいと思います。(追記)フジロックも延期になりました...
The Strokes - The New Abnormal
私とストロークスの出会いは、THE BAWDIESを好きになり、ガレージロックに興味を持った頃で、今から7,8年前の高校生のとき。THE BAWDIES →The Sonics → The Strokes の順番で聴いた気がする。初めての体験は、”You Only Live Once” で、イントロのリフでやられた。私にとっては、今までに聴いたことのない音楽であった。最新のガレージはこれなのかと驚嘆した記憶があるが、今思えば曲自体は、2006年に発売されたので最近ではない。そして、メンバーが墨?に沈んでいくPVは死ぬほど見た。だから、PVを見るたびにあの頃を思い出す。大学時代は全然聞かなかったから、今の自分からしたら、ストロークスはノスタルジックな想いにしてくれる存在。最初は、ストロークスが久しぶりの新譜を出すと聴いたとき、なんとも思わなかったが、先行配信曲の “Bad Decision” を聞いたときにあの頃を思い出すような、キュンとする気持ちになった。その瞬間に新譜へのワクワクが止まらなくなった。そして、旧譜を繰り返し聴く日々。そんな中、新譜が発売され1曲目の “The Adults Are Talking” を聴き終えたときに名盤だと確信した。とんでもないアルバムをリアルタイムで味わえる喜び。こんな気持ちにさせてくれてありがとう。これは今年のベストアルバムに選ばれるはず。こういうの待ってた。かっこいい。ロックンロール。
Age Factory - EVERYNIGHT
今、日本語ロックで一番かっこいいと思う。思春期真っ只中の時にこれを聴いたら、相当響いた気がする。モヤモヤした気持ち、将来に対する漠然とした不安… それはテストみたいに答えがない、その問いを探るためにこれを聞くんだろうなと。でも、答えが分からないからまた聴くみたいな感じ。永遠ループ。
Sorry - 925
UK発のオルタナバンド。めちゃくちゃにかっこいいこのアルバムはデビュー作。今年バズるんではないかと。90‘のUSインディロックの影響をものすごく感じるのだが、全体を通して感じられるポップ性。両者のバランスがすごくいい。クセになる。
東京事変 - ニュース
東京事変が帰ってきた!元旦に出た曲がよかったので期待してたら、それを上回る楽曲たち。いつか生で見てみたい。中学生のときに、"能動的三分間" が発売され聴いていた。あの頃と比べて音楽に対して多少の知識が付いたので、改めて東京事変のメンバーを見るとその豪華さに驚愕する。
Krosuke - The Tales of Roses & Wine
インドネシア発のシティポップ。日本だとシティポップの意味が広義的すぎて、意味が分からなくなってる気がする。明らかにアシッドジャズじゃん!みたいなのがシティポップに分類されたりする。そういうのはネオ・シティポップになるのか。例えば、Suchmosとか。そんな中、このKrosukeは間違いなく、80‘sのシティポップの文脈にある。ブラック色が強いネオ・シティポップではなく、王道なやつ。そんな気がする。
LOVE PSYCHEDELICO - Swingin'
最高だ。。久しぶりにLOVE PSYCHEDELICO聴いたけど、何も変わってなく、あの頃のママって感じ。アルバムが出るのかな。
The Rolling Stones - Living In A Ghost Town
こんな時にストーンズの新曲が聴けるとは... 随分前にレコーディングした曲だったらしいが、コロナの影響で街から人が消えた今の状況に、曲が合いすぎて、急遽リリースしたらしい。曲調は、ブルースロック。前作のブルースカバーの流れにある曲だと思う。かっこいい。若い人たちには新鮮に映るかも。
Hi-STANDARD - LIVE AT YOKOHAMA ARENA
PIZZA OF DEATH がついにストリーミング解禁をした。それに伴い、ハイスタなどが聴けるようになった。ハイスタを聴くためにSpotifyのアーティストページに行くと、見たことのないアートワークが… そう、ライブ盤(2年前に横浜アリーナで行われたライブ)がサプライズリリースされた。
本当にハイスタはいつもサプライズを仕掛けてくる。2011年に復活するアナウンスは突如され、2016年にはシングルがサプライズリリース。レコード屋からCDが無くなる光景が最近に感じる。また、2018年にはアルバムが出ることを街の広告看板でサプライズ告知。そして、アルバムが発売された際には、サプライズでAIR JAM2000のライブ映像が初のDVD化。そして、今回はストリーミング解禁に伴い、初のライブ盤がサプライズリリース。
ライブ盤は、あの頃とは違う今のハイスタが詰まっている。熱量がすごい。目を閉じてこれを聴けば、もうそこはライブ会場。やはり、私たちに希望の光を燈してくれるのはハイスタだなと改めて感じた。
そして、PIZZA OF DEATH関連のライブDVDがYouTubeに公開されていて、5月31日までの公開だったのだが、なんと8月31日まで延長されることになった。太っ腹すぎる。
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