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ANA The Room & The Suiteの発券体験談と特典航空券発券に関する最新情報

こんばんは。週末はいかがお過ごしでしたか?私は週末は本日の投稿にもあるような来年の夏のヨーロッパ旅行の検討をしておりました。コロナウイルスがどう転ぶかわからないため、幻のチケットになってしまうかもしれませんが。。。
ただ、単なるSFCでもヨーロッパ線のビジネスクラスとファーストクラスを2人分発券できたのは大変嬉しかったので、体験談を本日はお話します。

はじめに

本当は仕事ネタをお話しようと思ったのですが、週末に引き続き旅行ネタをお話します。
今回急遽このお話を差し込んだのは理由があります。それは、ANAマイレージクラブにてただでさえ予約発券が難しいANA特典航空券、それも夏シーズンのヨーロッパ線のThe Room(ビジネスクラス)とThe Suite(ファーストクラス)をそれぞれ2人分発券できたからです。
最初にお話ししておきますが、2020年の今だからこそできたのではないかと思っております。

なお、私自身はANAのステータスはSFC(スーパーフライヤーズカード)なのでスターアライアンスゴールドでもありますが、平会員の観点でも今回の発券に向けて調査をしたので、ご案内いたします。

予約発券ができた路線について

往路は羽田発ロンドンヒースロー行きのビジネスクラス2名分、復路はフランクフルト発羽田行きのファーストクラス2名分です。

ここでは、実際にどのように発券まで至ったのかということとこちらを投稿している本日時点の最新空席状況をもとにお話したいと思います。
※発券後2020年8月24日現在、この組み合わせでの空席が見当たらないので、往路フランクフルト行き、復路ロンドン・ヒースロー発の往復2名ファーストクラスでの例フランクフルト往復2名ファーストクラスでの例を提示します。
私がとったパターンの1名分は確認できました。調査時点での空席状況は別途最後の段落をご参照ください。

必要マイレージ数について

今回の航空券は片道ビジネスクラス、片道ファーストクラスという組み合わせでの発券でした。
そしてハイシーズンと定義されているシーズンです。ANA運航便を発券する場合は、それぞれローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンと3つの時期に分類されそれぞれマイレージ数が異なるようになっております。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/int/terms.html

各シーズンや必要マイレージ数などについての詳細は↑のANA公式サイトをご参照ください。
こちらのサイトに従いますと往路のビジネスクラス2名分(=ビジネスクラス一往復分と同じマイレージ数)と復路のファーストクラス2名分(=ファーストクラス一往復分と同じマイレージ数)の必要マイレージ数の合計は、

275,000マイルとなります。1人あたりに換算すると137,500マイルとなります。これはビジネスクラスとファーストクラスを片道ずつ発券したときの必要マイレージ数となります。

ちなみに今回の検索テストのケースでは、通常時であれば更に難関である往復ファーストクラス2名分を例にします。

ANAは燃油サーチャージを徴収しますが、2020年8月24日現在、原油価格燃油サーチャージを徴収しないことになっているため純粋に税金と今回は電話による発券のため発券手数料込で364.72米ドル(1人あたり182.36米ドル)が各種税金などの支払い金額となります。今回電話予約をあえて選択した理由は後述いたします。

ANAやJALのような日系エアラインのマイレージプログラムは、先週末お話したAeroplanなどのような北米系マイレージプログラムと異なり必要マイレージ数は北米系よりも少なめですが、燃油サーチャージを徴収するので今の時期に発券することは大変オトクです。

発券手順

こちらについては方法は簡単で、今回は往路をロンドン・ヒースロー行き、復路をフランクフルト発にしたかったのですが、今回は前述の通り

1. ANAの公式サイトより[ANAマイレージクラブ]-[ANA国際線]-[特典航空券予約]とクリックします。

ちなみに、[カレンダーから空席状況を確認]からカレンダー形式で空席状況を確認できますが、わかりにくいので使いやすいとは言えません。。

2. 次に特典航空券の行き先入力を入力します。今回は往路と復路でそれぞれ発着地が異なる(オープンジョーといいます)ので、[複数都市・クラス混在]をクリックしてそれぞれ往路と復路を入力後人数を設定し、[検索する]をクリックして空席検索をしてください。

3. 往路で[空席あり]のフライトのラジオボタンをクリックし、フライトを選択したら[次へ]をクリックします。

4. 3.と同様に復路も選択をし、[次へ]をクリックします。

5. 選択した結果が表示されます。

このように2名ファーストクラス往復で調べることが出来ました。

欧州最終出発地がロンドン発だと税金がずば抜けて高い

ちなみにこちらの諸税等の計算した結果は以下の通りです。

復路がロンドン・ヒースロー発のチケットなので、高いです。ロンドン・ヒースロー発上級クラスの税金はずば抜けて高いことで有名です。なので、ロンドン・ヒースロー以外の場所をEUから抜けるフライトの出発地にすることをおすすめします。

例えばこれをフランクフルト単純往復にしたらどうなるでしょうか。下記も同じくフランクフルト単純往復のファーストクラス2名分での例です。

このように、復路の出発地をロンドン・ヒースローからフランクフルトに変えたとたん、73,500円だった支払金額が33,340円と半額以下になりました。なので、できるだけロンドン・ヒースロー以外を出発地として検索すると良いでしょう。
ちなみに、ANAマイレージクラブに限らずどこのマイレージプログラムであっても、有償の航空券でも同じことになります。

このネタも含め、いくつか旅行小ネタは改めてお話したいと思います。

電話予約だからこそできる"仮"予約

特典航空券は、通常の有償航空券と異なり、特典航空券の枠が少ないので、なかなか希望の空席が見つからないことも多いかと思います。見つかった瞬間は、喜びに満ち溢れるかと思います。まさに超レアなアイテムでも見つけたような気分ですねw
しかし、すぐにその便で発券するか、またまた他の便を探すのか、探している間に空席がなくなってしまわないか心配になりませんか?
ANAマイルを利用して特典航空券の空席を確保しておく、仮予約・ホールドの方法をここではお話いたします。

多くの方がANAマイルで国際線特典航空券を発券する際には、ネット予約を利用していると思います。
電話予約は1人あたり2,200円(米国サイトだと25米ドル)の手数料が必要になりますし、そもそも電話は面倒。待ち時間も発生するし、いつでも利用できるネットが便利という人が大半だと思います。私自身、ほとんどの特典航空券の発券はネット予約です。

ANAマイルを利用した国際線特典航空券を電話予約した場合、予約から発券まで72時間の仮予約が可能です。これを活用するために私自身、仮予約をしました。

こちらは仮予約をしている状況です。ご覧いただいた通り、"予約・購入状況"の欄に"未発券"と記載されています。

ちなみに私は日本の予約センターではなく米国の予約センターでお願いをしました。日本での予約のほうが少しだけ手数料が安いのですが、

1. Skypeを使えば無料で電話ができる
2. 日本時間で夜中に電話をすることができる

これが今回少しだけ高くても米国の予約センターにお願いをした理由です。

ちなみに電話番号は、"1-800-235-9262"です。
受付時間は、年中無休 4:00 p.m. - 3:00 a.m., 6:00 a.m. - 4:00 p.m. PSTです。
詳細はリンクの[ANAマイレージクラブのお問い合わせ先]をご参照ください。

今日時点でいつの日程なら空席があるの?

最大の関心事でもあるかもしれませんが、現時点でどの日程が空いているのか?と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2020年8月24日19:00時点での2021年7月から8月にかけての空席状況をまとめました。(正確には18:35-19:00にかけて検索)
対象路線は、The RoomとThe Suiteの欧州路線であるフランクフルトとロンドン・ヒースロー路線です。

少し見にくくなってしまいますが、2席空席ありおよび1席空席ありの日付を調べてみたので、下記リンクをご参照ください。

改めてお伝えしますが、空席状況は刻一刻と変わっていくので、決してこれが絶対だと思わずあくまで参考として御覧ください。
その時点での正しい空席状況は別途ANAのサイトやExpert Flyerなどのツールを通してご確認ください。

まとめ

本日は私自身初めての経験ではありましたが、ANAでファーストクラスを2名分の予約をしたプロセスについてお話しました。
ANAの特典航空券とJALの特典航空券について以前ドキュメントにしたものがありますので、また改めてご案内できたらと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
今週も頑張っていきましょう。

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