男性セラピストを誘惑したみたい⁈
まだまだ傷心な私ですが、
なんとか元気を取り戻したいと癒しを求めている。
まずは、母に依存してしまい、ただ童心に返って心を癒したいだけなのに、
母はやたら近寄ってくる娘を煙たがる。
どうやって私のハートの傷を伝えたらいいか分からないし、理解されないだろうし、これ以上は逆効果とばかりに一旦近づかないようにしてみた。
そして、私はこの上なく傷ついたからこそ誰かの愛を欲しいと強く望んでいると気づいた。
しかし、誰か私をすぐに好きになり、
しかも愛するに至る気持ちになるだろうか?
そもそも、愛ってのは
激しいものじゃないから!
だけど、激しく求められて、
私の心身ともに深く奪うが如くの言動は、これまで経験したことがない。
それは著しい欠乏からくる、
訳の分からない表現なんで、私にとって理解しがたいものだった。
それが、まるでコピーされたみたいに、
こちら側も影響を受けざるおえない。
至福に感じてしまったがために、
失えば、それを狂気に近い愛ではないが何かエネルギーを求めてしまう。
そして、男性セラピストがいる
もみほぐし店に行くことにした。
初めはただのほぐしだった。
傷ついた気持ちを打ち明けてたら、
男性セラピストは優しく寄り添ってくれた。
2回目は、オキシトシンがでるからととりあえず上半身のリンパマッサージを受けた。
3回目は、全身リンパマッサージ。
なんと、紙パンツ一枚で受ける。
もちろんタオルをかけるが、
仰向けでは上半身丸出しである。
そして、わたしはお願いした。
「ハグして大丈夫って言ってもらえませんか?」
もちろん嫌なら断ってと付け足した。
そのすぐ後に、、
なんと覆い被さってきたからびっくり!
いや、そうでなくて、服着てからでいいんだけど、、、。
そしてキスをして座位になって、
耳もとで囁くセラピスト。
そういうんじゃなくて、
そこからはもう誰か客かわからない。
紙パンツを剥ぎ取られたとこで、
ストップ!
かけた私。
結局は、男性って性愛なんだなぁって。
私を求めるのでなく、存在を受け入れて、包み込むようにして欲しかった。
わたしが愛したあの人は、
性愛を強く感じ求めていたんだなぁと思った。
その衝動に駆られると、
もう止まらない、ごちゃごちゃになるのが男性って生き物。
私はセラピストからそれを思い知らされた。愛なんて幻想で、みんな何か足りないと感じて、苦しくて、求める。
この転移を断ち切ることはできないが、
理解していくことと、自分の中にも
元々あったし、
少しだったとしても、不足を感じていたから仕方ない。
この苦しみを受け入れて、
たくさん愛された遠く幼き日を思い出したい。
また、若かりし頃も、
バイト先のおばさんから、可愛がられて、私の分だけなんでかお弁当買ってきてくれた。
あれが愛だよなー、、、。
なんにも求められてないし、ただその人が好きだったから、いっぱいお話ししたりして甘えていた。
まっさらな私だったあの頃が、懐かしい。
そんな記憶を思い出して行くことも、癒しになる。
幼き日に、家族4人でお風呂に入った幸せ。
近所のおじさんが、頭を撫でてくれて、
可愛い可愛いと言ってくれたこと。
ただ存在を愛してくれて、
奪わずにいてくれた人。
傷つけないでいてくれた人。
見返りなくして、与えてくれた人。
そんな記憶が甦るたびに、
私はありがとうって今頃だけど、
言いたい。
たくさんの傷がヒリヒリするけど、
たくさんの穏やかで肉体を伴わない愛の記憶が内側からじわーっと沁みる。
もがいて苦しんで、生きることとか、
愛とか、勘違いして、いつの間にかエゴが強い人間になってたんだなぁ。
たっぷり呼吸したい、
無償の愛を注いでもらっていた純粋な私を思い出すことが、この苦しみを乗り越えていくヒントになるかもしれない。